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健康のためにチェックしておこう!“添加物”が多い食品4つ

  • 2023.1.31

食品添加物について

食品添加物
出典:byBirth

食品添加物とは

食品添加物とは、食品の製造過程や、食品の加工・保存のために使用されるもののことで、

  • 保存料
  • 甘味料
  • 着色料
  • 香料

などのことをいいます。

使用されるのは、厚生労働省が指定したもののみとされており、「指定添加物」「既存添加物」「天然香料」「一般飲食物添加物」などの種類があります。食品に使用した添加物は、原則、すべて表示をする義務があります。

「食品添加物=悪」ではない?

食品添加物というと「体に悪い」という印象が強いですが、実はそうとは言い切れません。

まず大前提として、国が安全性を確保しており、その上で、食品の日持ちや美味しさの維持のために使われるのが、添加物です。食を豊かにしている、と言い換えることができるでしょう。

一方で、「無添加」のものがすべて「体に良い」とも言い切れません。そもそも、無添加と謳っているだけで、添加物の代わりになるものを使っているかもしれませんし、無添加がゆえに保存性が悪い等、食の安全性が確保されていない可能性もあるからです。

基本的に、食品添加物は、動物実験を繰り返して、体に悪影響が出ないと報告されている量を基準として、食品に添加する量が決められています。

しかし、「不必要に添加物を摂ることは無い」とも考えることができます。また、食品添加物が多く使われている食品は、加工食品が多いため、それらを過剰摂取することは、炭水化物や脂質の過剰摂取にも繋がり、将来的に健康を損ねる可能性があります。

まずは、どのような食品に添加物が多く使われているのか知ることも大切です。

食品添加物が多い食品とは?

ハム・ソーセージ・ベーコン

ハム・ソーセージ・ベーコン
出典:byBirth

ハムやソーセージ・ベーコンなどの加工肉には、「亜硝酸ナトリウム」などの添加物が使われていることが多いです。

亜硝酸ナトリウムは「発色剤」であり、ハムやベーコンに特有の色を固定させるために使われています。

毎日主菜が加工肉であるような食生活をしない限りは、健康を損ねるリスクは低いと考えられますが、ハムやソーセージ・ベーコンは塩分量も多いため、食べ過ぎには注意したいところですね。

お湯で添加物が落とせる?

ハムやベーコンなどをお湯の中で1枚ずつ振り洗うと、ある程度添加物を除くことができるのだそう。添加物が気になる場合は、ひと手間加えてから食べると良いですね。

市販のお弁当

市販のお弁当
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コンビニやスーパーで売られているお弁当も、多くの添加物が使われています。原材料をみると、「保存料」「合成着色料」などの添加物が使われていることが多いかと思います。

日持ちや見た目を良くするために添加物が使われていますが、1日の食事をコンビニ弁当だけで済ますような食べ方は控えましょう。市販の弁当は味がしっかりしているものが多いため、塩分を過剰に摂取してしまう恐れもあります。

1日1食、あるいはたまに市販の弁当を食べる程度であれば、問題ないでしょう。

市販のおにぎり

市販のおにぎり
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市販のおにぎりには、「pH調整剤」「着色剤」「加工デンプン」「増粘多糖類」など、さまざまな種類の添加物が使われています。手軽で食べやすいですが、毎食市販のおにぎりを食べる、などの食べ方は控えたほうが良いかもしれません。

スーパーやコンビニで入手できるもので、添加物がないものであれば、「パックご飯」がおすすめ。パックご飯は、クリーンルームで炊いたご飯を容器に密閉して作られるため、保存料を使う必要がありません。

「サトウのごはん」(サトウ食品)や「あったかごはん」(東洋水産)は、原材料表示にも添加物の表示がありません。ただし、パックご飯でも、メーカーによっては添加物が使われていることもあるため、原材料表示をチェックして購入してくださいね。

インスタントラーメン

インスタントラーメン
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インスタントラーメンも、添加物が多く使われています。「グルタミン酸ナトリウム」「甘味料」「着色料」「保存料」「香料」などが使われています。

また、インスタントラーメンの麺には「リン」も多く使われていますが、リンを過剰摂取すると心血管障害の原因となり、健康を損ねるリスクが高くなるのだそう。麺の茹で汁は捨てて、スープは別で溶くことで、リンの摂取量を約半分量にまで抑えることができるとのこと。カップ麺の場合は難しいですが、袋麺の場合には試してみてくださいね。

インスタントラーメンは脂質量も多いため、健康維持のために食べ過ぎにはくれぐれも注意しましょう。

いかがでしたか?

食を豊かにしてくれる食品添加物ですが、わざわざ添加物が多いものばかりを食べる必要はないかと思います。

食べる前にひと手間加えたり、作り置きを活用してなるべく自炊を心がける等の対策をしながら、食品添加物とも上手に付き合っていきましょう。

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