短時間でササッと調理できる「冷凍うどん」。うどんの水分を最適なタイミングで急速冷凍しているため、絶妙なコシと弾力があります。電子レンジで調理できるのも魅力です。そこで今回は、冷凍うどんを使った、簡単で美味しいうどんの作り方をご紹介します。
冷凍うどんはご飯を簡単に済ませたいときに大活躍! しかし、いつも同じようなメニューになり、マンネリ化することも。それを防ぐため、冷凍うどんのレパートリーがグッと広がる、温かいうどん、冷たいうどん、焼うどんレシピ【8選】もピックアップしました。ぜひ参考にしてみてください。
■冷凍うどんで簡単! ぶっかけうどんの作り方
【材料】(2人分)
うどん(冷凍) 2玉
納豆 1パック
サバ(缶:みそ煮) 190g
麺つゆ(ストレート) 大さじ4
青ネギ(刻み) 2本分
ミョウガ 2個
卵黄 2個分
【作り方】
1、うどんはたっぷりの熱湯に入れ、ほぐれたらザルに上げて茹で汁をきり、冷水でしっかり締めて水気をきる。ミョウガはせん切りにする。
2、ボウルに納豆を入れて粘りが出るまでかき混ぜ、サバ缶の煮汁と麺つゆを加えて混ぜる。
3、うどんを器に盛って(2)をかけ、ほぐしたサバ缶の具とミョウガ、青ネギ、卵黄をのせる。
■<温かい>うどんのレシピ2選
・すき焼き風 肉うどん
ガッツリ食べたいときは、肉うどんがおすすめ。こちらは甘辛い牛肉にとろ~り温泉卵をからめて、すき焼き風に楽しめます。牛肉の旨味がつゆに溶け込んで絶品です。具だくさんで野菜もたっぷり摂れ、夕飯としても十分満足できます。身体がポカポカと温まるので、寒い日にもぜひ。
・ユズ明太うどん
明太子、ユズポン酢、ゴマ油を合わせたタレを、茹でたうどんに和えるだけの簡単レシピ! 明太子のしっかりとした塩気、ユズポン酢の爽やかさ、ゴマ油の香ばしさが絶妙にマッチして、お箸がどんどん進みます。パスタよりも時短でできるのが、冷凍うどんの良いところですね。
■<冷たい>うどんのレシピ5選
冷凍トマトの冷やしうどん
生のトマトではなく、冷凍したトマトをすりおろしてトッピングします。トマトは冷凍すると旨味がアップし、シャーベット状になってシャキシャキ食感を楽しめるのもポイント。麺つゆにもからみやすく、ひんやり感が増すため、クールダウンしたいときにはもってこいです。
・具だくさん冷やしうどん
鶏ささ身×豆モヤシとヘルシーでありながら、食べ応え抜群です。濃厚なゴマダレをたっぷりかけてお召し上がりください。仕上げにクコの実や松の実を散らせば、見た目も華やかに。お好みでラー油や豆板醤を入れても美味しいですよ。
・サラダうどん
レタス、プチトマト、コーンといった野菜をたっぷりのせて、サラダ感覚で食べられるうどんです。自宅にあるもので手軽にできます。463Kcalと低カロリーなのもうれしいところ。ツナ缶や瓶入りのナメタケを使って旨味をプラスしているため、子どもから大人まで大満足できそうです。麺つゆ×マヨネーズがよく合います。野菜は自由にアレンジ可能です。
・そぼろあんかけうどん
つるんと冷たいうどんに、ピリ辛のそぼろあんをかけて召し上がれ。ニンニクとショウガが効いた、スタミナ満点の一品です。豚ひき肉はじっくりと炒めることで、甘みが増します。また、そぼろあんは濃いめの味つけ。温泉卵をからめたり、多めに作ってご飯にのせても◎です。
・野菜たっぷり山形のダシのせ素麺
刻んだ夏野菜と香味野菜をしょう油で和えた、山形の郷土料理「だし」を活用したレシピ。トロッととした粘りがあり、素麺だけでなく、冷凍うどんにもよく合います。簡単なのに栄養満点です。さっぱりとした味つけで、暑い夏や食欲がない日にも重宝します。
■<焼き>うどんのレシピ
・ホルモン風冷凍コンニャク焼きうどん
人気のホルモン焼きうどんをお肉の代わりに、冷凍コンニャクを使って作ります。コンニャクは冷凍すると水分が抜け、コリコリとした弾力のある食感になるんです。さらに味もしみ込みやすく、市販の焼き肉のタレで味つけすれば、ホルモンの歯ごたえと味に! 低カロリー&満足感が高いので、ダイエット中にピッタリなメニューです。
冷凍うどんはシンプルにそのまま食べても美味しいですが、野菜をたっぷり入れて栄養価をアップしたり、低カロリーな食材を合わせてヘルシーにしたりと、アレンジしやすいです。家計にもやさしく、冷凍庫に入れておけば約1年間保存可能。ストックしておくと何かと役立ちますよ。
▼簡単に作れる「うどん」のレシピ35選はこちら!
(川原あやか)