黒一色の着こなしをベーシックの先へと導く、《サイ》のフレンチミリタリーブルゾン【マイスタンダードブック】

 

ポケットのディテールで上半身にリズムをつける着こなしを

他の色を混ぜることなく黒だけを上手に着こなせたら……と願うFUDGE GIRLは少なくないはずです。一色だけだと何となく心もとなかったり、まったり見えてしまいそうで不安。そんな人もいるのではないでしょうか。そこでトライしてみてほしいのが、異なる素材や凝ったディテールでさりげなくリズムをつけるアイデア。たとえば《Scye（サイ）》の新作のブルゾンはそんなときに頼りになる一枚です。フレンチアーミーブルゾンをベースにした精巧なデザインで、フロントのフラップポケットやジッパープルなどがスポーティなアクセントになります。ベーシックの一歩先を行く着こなしを目指すならぜひ。

 

 

この時代らしい解釈で表現するクラシック

《Scye（サイ）》はデザイナーの日髙久代、パターンカッターの宮原秀晃が2000年にスタートしたファッションブランドです。クラシックな英国式のテーラリングをベースに現代的な解釈を加えて再構築することで、スタンダードなアイテムに新たな機能と価値をプラスしたコレクションを提案しています。ブランド名の由来は「袖ぐり」や「鎌」という意味のテーラー用語。立体的で着やすいシルエットを描き出すカッティング、内部構造に配慮したアナトミカルな服作りを特徴としています。ブランド初の直営路面店「Scye Mercantile（サイ マーカンタイル）」は東京・千駄ヶ谷に。

 

ジャケット￥110000／Scye（マスターピースショールーム）

【お問い合わせ先】
マスターピースショールーム 03-5414-3531

 

 

新しい年の始まりは、どんなお洒落を楽しみたいですか?マイスタンダードブックでは、2023年のスタートとしてFUDGEガールにも人気の高い「モノトーン」を1月のテーマに、装いを素敵に仕上げてくれる白と黒の名品を定番から新作までたっぷりお届け。今すぐ真似したくなるモノトーンコーディネートもぜひチェックしてみて！

 

photograph_Furuya Akihiro
styling_Kitagawa Saori
Hair & make-up_Arai Yuri
model_Dovy
text_Koba.A
edit_Ono Ayaka