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大分といえばこれ!モケモケパッケージが目印の異国情緒あふれる洋風和菓子「ざびえる」【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】

  • 2023.1.30

 

東洋のナポリ!大分県の離島「保戸島」は迷路の町。不思議がいっぱい!?

大分県に出張に行くことがあり、その流れでずっと行きたかった島、保戸島へ。そう、大分県にも実は7つの有人離島があるんです。その中でもこの保戸島は、「東洋のナポリ」と言われるほど家が密集し(なんならもう壁がくっついてる)、細い道が迷路のようで、急な坂に家が立ち並ぶあまり見かけない個性的な島なのです。家の壁はカラフルで、海は緑。まるで日本ではないよう。不思議な景色です。

 

大分といえばこれ!モケモケパッケージが目印の異国情緒あふれる洋風和菓子「ざびえる」【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
出典 FUDGE.jp
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港の周辺はとてものどかな空気がゆっくりほっこり流れています。

 

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こちらが島の全貌。半分以上が山のようです。山の斜面に合わせて家が建っているので足腰が強くなりそうです。でもおじいちゃんやおばあちゃんは大変そうです。

 

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道を歩き始めるとこの密集具合。この島では車が通れる道はあまりない様子。

 

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島には元気でフワフワの猫ちゃんがいっぱい。猫じゃらしを持ってくればよかった、、!と強く後悔。猫ちゃん好きは1日遊べます。

 

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いろいろな場所から視線を感じます。

 

歩きながら島のことをいろいろスマホで調べていると、むむむ!?な記事を発見。なんとこの島に「日本一狭い県道」があるのだそう。ま、まさか、、と思い、ズンズンと小さな道を歩いていくと、、ありました!!!見覚えのある青いマーク!

大分といえばこれ!モケモケパッケージが目印の異国情緒あふれる洋風和菓子「ざびえる」【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
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なんと幅は狭いところで1.2m。県道というと、車やバイクがそれなりのスピードで走る道、というイメージがありましたが、見事に覆されました。

 

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上の写真、右が普通の道。左が県道。県道の方が狭い、、。県道として登録された経緯はわかっていないようなのですが、日本にはまだまだ不思議がいっぱいです。

 

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さて、お腹が空いたなあ〜と思った時、八百屋さん・お惣菜屋さんを発見!「こんにちはー!」と覗いてみると、いろいろとお惣菜が売っていました。実はこのあたりは全国でも有数のマグロの水揚げ量があり、美味しいマグロ料理が一年中安く食べることができるのです!早速マグロのお刺身やお惣菜を購入。

 

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船の待合室でお惣菜をワイワイといただきました。うん、美味しい!!

 

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帰り、船に乗るときに島のおじいちゃんとお話をしましたが、実はこの島、空き家も多いのだそう。いつでも移住してこいと言われました。いつかどこかの島に家を持ってみたい、という夢はずっとあります。長年いろいろと離島におじゃましていますが、移住しておいで、と声をかけてもらえることが近年増えてきているように感じます。

 

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船はちょっと小さめのフェリー。揺れも心地よく眠たくなります。初めてきた「東洋のナポリ」。少し曇り空でしたが、とても可愛い島でした。きっとまたマグロを食べに、温かくなったら遊びに来たいと思います。

 

モケモケパッケージ!?異国情緒あふれる洋風和菓子「ざびえる」

そして、大分の友人に「大分土産といえば!」というお菓子を紹介してもらいました。その名も「ざびえる」。ざびえるって、あの社会で習ったザビエル?と頭をよぎります。そういえば、大分空港に到着した時に一番最初に目に飛び込んできた大きな広告も「ざびえる」だったことを思い出しました。

名前の由来はそう、日本にはじめてキリスト教を伝えたことで知られる宣教師「フランシスコ・ザビエル」です。

天文20年(1551年)豊後の国を訪れたフランシスコ・ザビエルは、大友宗麟の庇護を受け、神の教えを広めると共に、小学校や大病院を次々に建て、府内の街(現在の大分市)に、南蛮文化の花を咲かせました。その功績を讃えて、和洋折衷の菓子・南蛮菓「ざびえる」が誕生しました。

 

大分といえばこれ!モケモケパッケージが目印の異国情緒あふれる洋風和菓子「ざびえる」【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
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そして、これがその「ざびえる」。レトロ かわいい包装紙にワクワクします。

そっと包装紙を開けてみると中からは、想像していた箱!ではない箱が出てきました。

 

大分といえばこれ!モケモケパッケージが目印の異国情緒あふれる洋風和菓子「ざびえる」【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
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真っ黒。しかも、なんかモケモケしている!!驚いたことに全面ベロアのような手触りの箱だったのです。こんな箱のお土産に出会ったのは初めてです。箱は聖書のようなデザインになっています。一番上の手書きの文字はフランシスコ・ザビエルのサインのようです。

 

大分といえばこれ!モケモケパッケージが目印の異国情緒あふれる洋風和菓子「ざびえる」【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
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はい!モケモケしています!

 

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しかし、このベロアの生地に金の箔押し加工。毛羽立っている素材に箔を押すと、細かい毛がじゃまをして、箔が綺麗に切り取られず、デザインの輪郭がガタガタすることを予想し、通常であれば箔押しの加工は避けるところですが、この「ざびえる」の箱はそんな事はお構いなし。ガタガタとはみ出ている箔が少々ドキドキします。でもきっとこれも「ざびえるらしさ」として長く愛され続けている理由なのかもしれません。どこか愛嬌を感じます。

 

大分といえばこれ!モケモケパッケージが目印の異国情緒あふれる洋風和菓子「ざびえる」【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
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聖書のようなモケモケ蓋をそっと開けてみると、ひとつひとつ丁寧に包装されたお菓子が並んでいました。

 

大分といえばこれ!モケモケパッケージが目印の異国情緒あふれる洋風和菓子「ざびえる」【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
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袋をあけると、ふわっとバターと上品な甘さが広がります。ん〜いい香りです。

 

大分といえばこれ!モケモケパッケージが目印の異国情緒あふれる洋風和菓子「ざびえる」【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
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お皿に乗せると金色の繭のよう。しっとり白餡がしっかり入っています。

食べてみると上品な甘さの餡とバターの香りが口に広がります。「ざびえる」には「金のざびえる」 と「銀のざびえる」 があります。「金」 の方は餡にラム酒につけたレーズンを練りこんであり、 「銀」 にはプレーンな白餡が入っています。バター風味豊かなビスケットもポイントです。

50年以上愛され続ける大分を代表するお菓子がこんなにも個性的であることを、今回の出張まで知りませんでした。南蛮菓子の伝統を受け継いだ、異国情緒あふれる洋風和菓子「ざびえる」。大分に行かれる際はぜひ。

 

身近な日本の軌跡と奇跡。「旅するデザイナーrumi」のInstagram。
@find_rumi

 

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