女性らしさを最大限に引き出す「アンブレットシード」の香りとは？～おすすめ海外フレグランスブランドもご紹介～

女性の魅力を底上げする「アンブレットシード」とは？

ハイビスカスの仲間でもあるアオイ科の植物の種子から抽出され、温もりのある芳醇な香りを放つことから、これまで数々の高級フレグランスにも調合されてきた「アンブレットシード」。

動物性香料であるムスク（ジャコウジカ由来）にも似た魅惑的な香りの一面を持ち合わせ、張り詰めた神経を緩めながらネガティブな感情を遠ざけるだけではなく、美しさを保つための源である“女性ホルモン（エストロゲン）”の分泌を促す効果まで発揮してくれるのが大きな特徴です。

ここからはそんな魔法のような「アンブレットシード」を調合した、女性の幸福度を高めるフレグランスを手掛けている海外ブランドを見ていきましょう。

LOUIS VUITTON（ルイ・ヴィトン）

トランク製造職人であった男性が1854年に自身の名を冠して設立させた、フランス発のラグジュアリーブランドLOUIS VUITTON（ルイ・ヴィトン）。

選りすぐりの上質な「アンブレットシード」「マンダリン」「ベンゾイン（安息香）」をもとに、幻想的な色に染まったカリフォルニアの夕暮れを彷彿とさせるフレグランスを手掛けています。

高温多湿な日本の夏でも悪目立ちすることなく身に纏うことができ、どこか儚げでエモーショナルな香りの移ろいに思わず陶酔してしまうこと間違いなし。

TIFFANY ＆ CO.（ティファニー）

Charles Louis Tiffany（チャールズ・ルイス・ティファニー）が1837年に創設した、アメリカが誇るジュエリーブランドTIFFANY ＆ CO.（ティファニー）。

宝石のようなボトルデザインが目を惹くフレグランスコレクションから、「アンブレットシード」「カシス」「ブルーローズ（日本産のバラとスミレを掛け合わせた品種）」が戯れるように重なり合う、ローズゴールドのジュエリーを着想源に生み出された高尚な香りが展開されています。

楽観的なムードに満ち溢れた朗らかな香り立ちが特徴で、等身大の女性らしさを際立たせることができるはず。

BYREDO（バイレード）

美術学校でファインアートの修士号を取得したBen Gorham（ベン・ゴーラム）が2006年に創設した、ストックホルム発のフレグランスブランドBYREDO（バイレード）。

それぞれに違った個性を持つ「アンブレットシード」「アイリス」「アンブロキサン」などを組み合わせ、ジェンダーにとらわれない情熱的で奥行きのあるフレグランスを手掛けています。

新しい領域にも果敢に挑むパワフルな現代女性の一面を体現してくれているかのような、捉えどころのない意外性のある香りのハーモニーは創造力を発揮したい日にも最適。

Maison Margiela（メゾン マルジェラ）

既成概念にとらわれることなく独創的なクリエイションを発信し続けている、フランス発のファッションブランドMaison Margiela（メゾン・マルジェラ）。

柔らかさを感じさせる「アンブレットシード」「西洋梨」「オレンジブロッサム（ネロリ）」「アイリス」などをもとに調香された、洗い立てのリネンのシーツに包まれた穏やかな日曜日の朝を想起させるアンニュイな香りが、男女を問わず絶大な人気を博しています。

周囲に清潔感のあるピュアな印象を与えつつ、深呼吸したくなるような安らぎまでお裾分けすることができるはず。

Frassai（フラッサイ）

“スローな香水”をモットーに掲げるNatalia Outeda（ナタリア・オウテダ）によって創設された、アルゼンチン発のフレグランスブランドFrassai（フラッサイ）。

生き生きと香り立つ「アンブレットシード」「マテ」「カルダモン」などが調和する躍動的なフレグランスを手掛け、美しい建物が建ち並ぶアルゼンチンの街なかや、花咲く小道を並んで散歩する恋人たちを撫でるそよ風を想像させます。

思わず踊り出したくなるほど歓喜に満ちた香りの世界観が特徴で、気取りのない姿を演出したい日にもぴったり。

Ariana Grande（アリアナ・グランデ）

パワフルな歌唱力で世界中を魅了し、フレグランス業界からも熱い視線が注がれている世界的歌姫Ariana Grande（アリアナ・グランデ） 。

そんな彼女が自身のヒット曲にちなんでプロデュースしたフレグランスには、温かく気品のある「アンブレットシード」「ターキッシュローズ」「シダーウッド」など数種類のクリーンな香料が組み合わせられ、ありのままの自分でいることを全力で応援してくれるような豊かな香りのハーモニーが多くの女性たちを勇気づけています。

製造過程において動物実験を一切行なわないことを掲げ、91％が人体にも優しい天然由来成分で構成されているのも手に取りたくなるポイント。

いかがでしたか？

生き物のように捉えどころのない魅惑的な「アンブレットシード」の香りに、ぜひ皆さんも酔いしれてみてください。