【和光市】家の料理がカンタンに美味さアップ！「かつをぶし池田屋」に注目

料理に使うとグッと美味しさが増す日本古来の調味料「削り節」。出汁を取るほか、ご飯やおかずに振るなど、実は使い方もパパッと簡単！和光市にあるカツオ節と天然だし素材の専門店「かつをぶし池田屋」では最も美味しい“削りたて”も用意。料理の腕前がググッとアップしますよ！

お店にはジッパー付きのパッケージに入った商品も多く、保管にも便利。さらに鹿児島や瀬戸内、島根など、産地がわかる商品もうれしいポイント。とりわけ美味しい“削りたて”は、あなたの料理感が変わります。

お店に入った瞬間に、削り節のとてもいい香りに包まれてほっこり。もっと美味しい料理が作れそう！そう確信する魔法の香りです。

池田屋は削りたても注文できる貴重なお店。「削りたて削り節」用に4種類の節を用意していて、この日は「鰹荒節」や「そうだ荒節（ソウダガツオを使用）」などが並んでいました。節の種類で値段が異なり、100g単位で購入できます。

機械で削るには節を30分ほど温めて柔らかくするため、「削りたて削り節」は事前にネットで節を選んで予約します。

削る作業を見学できるのもレア体験。専用の機械で削り始めるとさらに香りが広がって、幸せな気分になりますよ。

写真は削りたての「鹿児島県産の本枯れ荒本節」。本枯れとは、表面に専用のカビをつけて天日干しした枯れ節を、さらに何度もカビづけと天日干し繰り返して熟成させた高級品です。

0.02～0.03mmほどの花かつおにくらべ、ちょっと厚い0.3mmでパリパリの食感を楽しめるよう削ります。お出汁はもちろん、そのまま食べても美味しいですが、卵かけご飯なら箸にまとわりつかずに混ざるのでオススメです。

お店には“だしソムリエ”の資格を持つスタッフがいるほか、削り節の選び方や料理に使うコツもアドバイスしてくれます。

たとえば、麦味噌にサバ節を使うと優しい味わいが増し、味の濃い赤味噌にはパンチの効いたソウダガツオがよく合うほか、カツオ節の味がダイレクトに伝わるお吸い物には薄く削った花削りがオススメです。

「削りたて削り節」の注文があった日にだけ登場するのが、そのおすそ分けを入れたレア商品。常連さんの間で人気が高く、あれば即購入する方も。20g入り150円とお値段も超お得！

なかでも一番美味しくいただけるのは、自分で削る削り節。毎日削りたてを食べたい方には本節がオススメです。一本釣りで釣った鰹を1年以上熟成させた極上品もそろいます。

自宅で削るために専用の削り器も売っています。香りと風味の良さは、削りたてにはかないません。上手に削るにはコツがいりますが、昭和30年代までは各家庭に削り器が常備されていたんですよ！

店内にはさまざまな種類の削り節や、削り節を使った商品が並びます。鹿児島県産のカツオなまり節を練り込んだ「鰹味噌」は、ご飯のお供にぴったり。万能調味料や醤油代わりに重宝する「江戸前かえし」も注目です。

リピ率ナンバー1の「はなこ」は、粉末にしたカツオ節。調味料はもちろん、料理やご飯にかけて食べられる使い勝手のいい商品です。このほか「生ハムのような食べる削り節」も人気です。

カツオ節のほかにも、おつまみとしても美味しいのどぐろの煮干しなど、さまざまないりこ（煮干し）がそろいます。

カツオ節には雄節と雌節があって、雄節は背中側、雌節はお腹側の身から作られます。雄節と雌節を対にして、結婚式の引き出物として使われる縁起物です。東京赤坂にある明治記念館でも池田屋の商品が引き出物のひとつに選ばれています。

カツオ節のかけらが入った「かつをぶしアクセサリー」。すべて手作りの一点もので、カツオ節の豊かな色が鉱石を思わせます。

ガラス張りの明るい和モダンのお店には駐車場も完備。場所は和光市の南東部で、お店のすぐ裏手は板橋区。和光市駅南口から市内循環バスの「中央コース」に乗って白子3丁目東で下車すると、お店はすぐ目の前です。

※写真に写っている商品の価格は、2022年12月のものです。現在の価格と異なる場合があります。

■かつをぶし池田屋住所：埼玉県和光市白子3-18-17 電話番号：048-468-3271 営業時間：10:00～17:00（金曜日のみ19:00まで）定休日：土日祝休 HP：https://www.katsuobushi.co.jp/shop_ikedaya.html