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「意識してるの、私だけ?」美人な社長夫人の同僚。一方的に嫉妬心が止まらなくて<ママ友に嫉妬>

  • 2023.1.27

周りから評価ばかりを気にするあまり、何事にも満足できない百瀬雪(25歳)。お金持ちへの羨望が止まらず、裕福でキラキラした生活をしていて、美しくて、やさしい夫がいて家庭円満。そんな人たちへの妬ましい気持ちを抱え、生活しています。

「家事育児はオレの仕事じゃねぇ」

夫が産後間もない雪に発したトンデモ発言。


「うち、世帯年収、平均以下なの! 分担するならお姉ちゃんの旦那みたいに、稼いできてよ!」

「じゃあ家事育児やってやるよ。そのかわり、お前も自分の食いもん代くらい、自分で稼いでこいよ」

半年後、産休・育休から復帰した雪は、そんな夫をギャフンと言わすべく、必死に働きます。

久しぶりに会ったあの人は今日もキラキラ輝いていた

待ちに待った昼休み直前、班長から「昼の出荷に間に合わないから、ちょっと残ってもらえる?」と圧の強い声かけにより、休憩時間を削って働いていました。

そこに現われたのは、雨宮さん。旦那さんが会社の社長だという雨宮さんに対して、一方的に嫉妬や嫌悪感を抱いている雪。

半年ぶりに会った雨宮さんは、やっぱり美人でキラキラしています。雪は、淡々と仕事をこなす雨宮さんの後ろ姿を見て、「振り返りもしない。意識してるの、私だけなんだ……」と苛立ちを隠せない様子。

旦那さんが社長というくらいだから、きっとお金持ちで、雨宮さんも美人。家事も育児も率先してくれるような、やさしい旦那さんなのかもしれない。私も「そっち側」になりたいのに。

早めに結婚して、子どももいて、正社員で働けていて……今ある「しあわせ」に気づけず、雪は行き場のないモヤモヤを一人抱え、悔しさいっぱいで拳を握るのでした。


著者:マンガ家・イラストレーター きなこす

ベビーカレンダー編集部

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