私を見下している？立て替えたお金を返してくれないママ友

結婚や夫の仕事の都合などにより、住み慣れた街から離れ新生活をスタートさせる家庭もあるでしょう。新しい街や知らない人ばかりなので、うまくやっていけるか不安はありますよね。また、出会ったママ友がどういう人なのか、付き合いを続けないと分からないところがあり、少しずつ居心地の悪さを感じてしまうこともあるでしょう。今回は、そんな、見知らぬ土地で出会ったママ友とのトラブルを描いた作品です。ツムママ(@tumutumuo)さんのフォロワーさん、カモ田の体験した『ママ友の財布』をご紹介します。

見知らぬ土地で出会った最初の「ママ友」

ツムママさんのフォロワーさんであるカモ田さん。夫の仕事の都合で引っ越しをしました。

見知らぬ街やママ友とうまくやっていけるか不安を感じていたのですが、あるママ友がカモ田さんに話しかけてきます。とても気さくな雰囲気の女性ですが、果たしてカモ田さんとこのママ友はよい関係を築けるのでしょうか。

財布を忘れて払えなかったお茶代に対し、後ろ手に丸められたレシートが気になりますね…。

この人と仲良くなれたらいいなぁ、そう思っていたのは自分だけ？

とても気さくに話しかけてくれたクレ子さんにとてもよろこんでいるカモ田さん。このころのカモ田さんにとって、クレ子さんはきっととても心強い存在だったのでしょう。

しかし、カモ田のさんの期待を裏切るかのように、クレ子さんはカモ田さんの家庭のことなどを探ってきます…。クレ子さんの巧妙な話し方に、だんだんと家庭の話をしてしまっているカモ田さん。

クレ子さんの「友達でしょ」は本心にはどうしても思えませんよね…。

やっと理解者に出会えた、とてもうれしかったのに…

ずっと、自分の理解者がいないと思っていたカモ田さんにとって、クレ子さんの存在は本当に大切になりかけていたのでしょう。やっと共感してくれる人を見つけたよろこびはとても大きかったはずです。

知らない土地で親身になってくれた人に対しては、少しの違和感をいだいても「この人はきっといい人だから」と、自分の中の違和感を打ち消そうとしてしまうものかもしれません。

『ママ友の財布』は、何か「ちょっと違う」と感じる相手との距離の取り方や、はっきりと自分の意思を伝える大切さが分かる作品です。

著者：ママリ編集部