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全部読めたらスゴすぎる…。読めそうで読めない漢字7選

  • 2023.2.6

「あ、この漢字見たことある!」「これなら、簡単に読めそうだ…あれ?」

使用されている漢字は、小学校で習うような簡単なものばかり。なのに、組み合わさることで読み方がわからなくなってしまう…。

今回は、そんな読めそうなのに、意外と読めない難読漢字7選をご紹介します!

1.「目交」

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「目(め)」を「交換(こうかん)する…?」と、意味がわからず混乱してしまった方もいらっしゃるかもしれません。しかし、もちろんそのような意味ではないですよ。

読み方は複数ありますが、そのうちの1つは「眼間」と書くこともできます。この場合、読み仮名は4文字で「○○かい」です。

気になる読み方は「めまぜ」「めまじ」「まなかい」「めゆい」でした!

「はじめて聞く言葉だな…」と思われたかもしれません。でも、実は「めまぜ」の意味は「まばたきすること」なんですよ(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)。

2.「鬼灯」

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「鬼」と書いてあり、なんだかちょっと怖い印象を受けた方もいらっしゃるかもしれません。ただ、こちらは植物を表す言葉なんですよ。

ナス科の植物ではあるものの、「茄子(なす)」と違って食用にされることはないみたい。赤い特徴的な実をつけるため、観賞用に栽培されているそうですよ。

気になる読み方は「ほおずき」「ほうずき」でした!

ちなみに「鬼灯」は、ほかに「酸漿」などと書くこともできますよ。

3.「豆汁」

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「豆汁」は「とうじゅう」「ごじる」「あめ」など、複数の読み方がある言葉です。

「え、答えを言ってしまって大丈夫?」と思われたかもしれませんが、ほかにも読み方があるんです。しかも、なんと平仮名1文字なんですよ!

「ノーヒントだとわからない…」と困っている方も多いはず。でも、すでに手がかりは出ているんです。「ごじる」から「じる」をとると…?

そう、気になる読み方は「ご」でした!

ちなみに、こちらは「大豆を水にひたしてやわらかくし、すりつぶした汁」のことですよ(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)。

4.「裏店」

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「店(みせ)の裏(うら)のこと?」と考えてしまいそうですが、もちろんそうではないですよ。また、読み方も「うらみせ」ではありません。カギになるのは「店」で、「裏」は「うら」と読みます。

それでは、手がかりになる情報をもう1つ。「裏」ではなく「表」、つまり「表店」と書いても、「店」は同じ読み方をします。

気になる読み方は「うらだな」でした!

この場合「店(だな)」は「家屋」を指すのだそう。意味は「市街地の裏通りや、商家の背後の地所に建てられた家」なのだとか(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)。

5.「似鯨」

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「鯨(くじら)似(に)ている生き物…」「わかった、いるかのことでしょう?」

いえいえ、残念ながら違います。ちなみに「いるか」は、漢字で「海豚」と書きますよ。

「鯨」は「くじら」と読みますが、「似」の読み方がちょっと難しいかもしれません。今回は、読み仮名3文字で考えてみてください。

気になる読み方は「にたりくじら」でした!

『デジタル大辞泉』(小学館)によると、こちらは「ナガスクジラ科のヒゲクジラ」なのだそう。「似」とあるように、「ナガスクジラに似ていることからこの名がついた」のだとか。

6.「束石」

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「たばいし」や「そくいし」と読みたくなりますが、残念ながら違います。

「それなら、たばせきかそくせきと読むの?」とお考えになったかもしれません。しかし、これらも不正解。カギになるのは「束」の読み方で、「石」は「いし」と読みます。

ヒントですが、「束」は「束沙」や「束咲」というように、人の名前に使われることもありますよ。

気になる読み方は「つかいし」でした!

なお、こちらは「床束(ゆかづか)の下にすえる礎石」のことなのだそうですよ(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)。

7.「夜半」

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「夜半」の読み方2つありますが、1つは比較的簡単に読めますよ。

しかし、もう1つはなかなか難易度が高めかもしれません。「夜」は「よ」と読みますが、「半」がネックになりそうです。

気になる読み方は「やはん」「よわ」でした!

「夜(よる)の半(はん)分?」と困惑されているかもしれませんが、意味は「よる。よなか」です(出典:『デジタル大辞泉』(小学館))。なお、気象庁公式ホームページによると、「夜半」は「0時の前後それぞれ30分間くらいを合わせた1時間くらい」なのだそうですよ。