「合わせるだけで一気にあか抜け！」楽チン“パンツ”がこなれるワザって？《スタイリストが実践》

2023.3.28

パーソナルスタイリストの高橋愛です。

今までさまざまな記事の中で“スウェット好き”であることを公言している（？）私ですが、なかでもスウェットパンツが大好き。「これでもか！」というくらい日々のコーデに登場します。

そんな私のお気に入り＆ヘビロテ“スウェット”は、実はユニクロのアイテム。ここ1年くらいヘビロテなんですがかなり使いやすいので、皆さん、特に同世代の40代の方々におすすめしたい名品です。

その名品をご紹介するのもいいのですが、今回は私が愛用しているスウェットパンツを、「どうやって探し出して、着こなしているのか」にフォーカスして解説していきます！

【40代のあか抜けコーデ】スウェットパンツ初心者はアイボリーで爽やかに

40代のスウェットパンツコーデは、カラーを活かしながらラフにスタイリングするのが◎。

私がよくやる上下スウェットは、スウェットパンツ初心者や苦手な方にはかなりハードル（気持ち的に）が高め。まずは写真のようにシャツ合わせがおすすめ。詳しくは後ほど解説していきます。

全体的に爽やかにまとめていますが、ポイントは「シューズのブラックでメリハリをつけている」ところ。スウェットコーデは全部を同じトーンにすると、一気に部屋着感が出てしまいます。

〈使用アイテム〉
・コットンストライプシャツ（長袖） 2,990円（ユニクロ）
・スウェットパンツ（丈標準64～66cm）セットアップ可能 2,990円（ユニクロ）
・PRIMO LEATHER BOOTS （BLACK） 35,000円（ALM.）
その他、スタイリスト私物。

【選び方のコツ①】カラーはアイボリーが断然おすすめ！

私がスウェットパンツを選ぶときに大切にしているのが、カラー。おすすめは断然アイボリーです。実はアイボリーって、あまりスウェットパンツ感が強くなく、取り入れやすいカラー。

基本的にスウェットパンツを選ぶ時はベーシックカラーが合わせやすいので、アイボリー以外ならグレー、ネイビー、ブラックあたりがおすすめです。

カラーのスウェットパンツも展開されていますが、ベーシックカラー以外はかなりカジュアルな印象になるので、スタイリングの難易度が上がります。

まずはベーシックカラーのスウェットコーデがしっくりきてから、ぜひチャレンジしてみてくださいね！

【選び方のコツ②】サイズは少しゆとりが出るようにジャストかワンサイズ上を

気になるサイズ選びは、ジャストサイズかワンサイズ上を目安に選んでみてください！

スウェットパンツは大きすぎてはダメ。パツパツはNGですが、少しゆとりがあるくらいのサイズがベストです。写真のように裾は長めだとなおGOOD。たゆむ感じが今っぽく着こなすポイントです。

試着の際は、鏡を見ながら写真のようなシルエットになっているかチェックしてみてくださいね。

【選び方のコツ③】裾はリブがゴム仕上げのものを

スウェットパンツの裾部分、リブがゴム仕上げのものを選んであげると実は使いやすいんです。というのもこのタイプは、さりがなく絞りがきいているので、足元のシューズが選びやすいんです。

私もユニクロからこのタイプのスウェットパンツが出るようになってから、さらにヘビロテするようになりました！

今の時期、肌寒い日はショートブーツ、暖かい日ならスニーカー合わせがおすすめです。

写真のようにショートブーツの上にスウェットパンツを被せるのと、ブーツの中に入れるのとでまた印象が変わるので、足元の変化を楽しんでみるのもいいですよ！

【合わせ方のコツ】トップスはきちんと感が出るシャツを

スウェットパンツに合わせるトップスは、きちんと感があるものと合わせると、誰でも簡単に、かつ失敗せずに着こなせます。

私のおすすめは、今回のコーデで使用した細ストライプのシャツ。縦長に見えて着痩せして見えますよね！

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著者：高橋愛（Instagram / OFFICIAL BLOG）
パーソナルスタイリスト、コラムニスト。服飾の学校にてデザインと縫製を中心に、幅広くファッションについて学ぶ。アパレル業に10年従事し、5万人以上のスタイリングの経験を経て、2015年にパーソナルスタイリストとして独立。著書「迷わないおしゃれ」WAVE出版 / 店頭トークイベント・出版社でのセミナー・学校講演、テレビ出演（NHKあさイチ他）/ 新聞紙面での連載、広告スタイリングなど活動は多岐に渡る。
撮影：fort / 編集：TRILLニュース