“スウェット”がグッとあか抜ける！着こなしのコツを伝授！《スタイリストが解説》

2023.3.25

パーソナルスタイリストの高橋愛です。

年齢を重ねてカジュアルアイテムが苦手になってきた、なんだか違和感がある、という声をよく聞きます。

カジュアルアイテムの代表格『スウェット』。私はオンオフ問わず着ている定番アイテムですが、「ちょっと苦手」「部屋着っぽくなってしまう」なんて苦手な方、多いアイテムでもあります。

今回は普段からスウェットを愛用している私から、私と同世代のみなさんがスウェットコーデを楽しむために気をつけたいポイント、グッとあか抜ける着こなしのコツをご紹介します！

【大人のスウェット正解コーデ①】ブラックスウェット×スラックスできれいめに

スウェットが難しくなってきたと思ったら、まず選ぶカラーに気をつけてみるといいですよ。

カジュアル度が強いアイテムなので、鮮やかなカラーを選ぶとグンと難易度が上がります。ブラック、アイボリー、グレーこの辺りを選ぶと失敗することが減りますよ。

合わせるアイテムはどこかにかっちりしたものを選ぶ、というのが基本。困った時は、スラックスタイプのパンツを合わせれば、まず失敗はないです！

〈使用アイテム〉
・ドライスウェットプルパーカ（長袖）セットアップ可能 2,990円
・タックワイドパンツ（丈標準69～71cm）セットアップ可能 3,990円
・SCARLET LEATHER MULES （BLACK） 16,500円（ALM.）
その他、スタイリスト私物。

ここに注目！おしゃれのコツ：襟が立つハリのある素材を選ぶべし！

パーカータイプのスウェットを選ぶ時は、フードの立っているものを選ぶのがおすすめ。そうすることで小顔効果を狙え、すっきり着ることができますよ！

【大人のスウェット正解コーデ②】かっちりコートを合わせてカジュアルさを軽減！

困ったときは、きちんとめのアウターを羽織ってカジュアルを抑えてみるのも簡単にこなれる方法です。冬のニットをスウェットにするだけで、グッと雰囲気チェンジ。

昨日までのスタイリングより、ちょっと変化のついた着こなしになります。このコーデも合わせるアイテムはすっきりした定番カラーでまとめるのがおすすめ。

レイヤーはおしゃれ見えする着こなしテクのひとつですが、重ねるアイテム数が増えるほど、カラーはベーシックにまとめるのが失敗しないコツです。

〈使用アイテム〉
・ショートトレンチコート 8,990円
・ドライスウェットプルパーカ（長袖）セットアップ可能 2,990円
・ストレッチダブルフェイススリットスカート（丈標準76～80cm） 2,990円
・PRIMO LEATHER BOOTS （BLACK） 35,000円（ALM.）
その他、スタイリスト私物。

ここに注目！おしゃれのコツ：トレンチコートはスウェットに合わせて！

今回のコーデ、スウェットの上に羽織ったのは、ショートトレンチ。

春コートの定番アイテム、トレンチコートはスウェットとの相性バツグン！トレンチのかっちり感とスウェットのカジュアルがいい具合に相殺されるんです！

ショートトレンチも中にスウェットを入れると、なんだか新鮮な感じに見えますよ。

【大人のスウェット正解コーデ③】いっそ思いっきりカジュアルに振り切る！

カジュアル派は思い切ってカーゴパンツを合わせたカジュアルど真ん中コーディネートをおすすめしたいです。

大人世代でこんなにカジュアルだと抵抗あるな、なんて思う方もいるかもしれませんが、カラーによっては大人もしっくり。

特にカーキのカーゴパンツは、カーゴパンツの中でもカジュアルな印象が強いので、ヒールを合わせてみたり工夫をしてみるといいですよ！

〈使用アイテム〉
・ドライスウェットプルパーカ（長袖）セットアップ可能 2,990円
・イージーカーゴパンツ（丈標準69～71cm） 3,990円
・THOLON LEATHER BOOTIES （BEIGE） 29,000円（ALM.）
その他、スタイリスト私物。

ここに注目！おしゃれのコツ：足元はベージュでほどよく軽く

トップスはブラック、ボトムはカーキなので、足元は軽さを感じるカラーに。

カーゴパンツも女性らしい靴を合わせれば、今っぽいこなれた着こなしを楽しめますよ！

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著者：高橋愛（Instagram / OFFICIAL BLOG）
パーソナルスタイリスト、コラムニスト。服飾の学校にてデザインと縫製を中心に、幅広くファッションについて学ぶ。アパレル業に10年従事し、5万人以上のスタイリングの経験を経て、2015年にパーソナルスタイリストとして独立。著書「迷わないおしゃれ」WAVE出版 / 店頭トークイベント・出版社でのセミナー・学校講演、テレビ出演（NHKあさイチ他）/ 新聞紙面での連載、広告スタイリングなど活動は多岐に渡る。
撮影：fort / 編集：TRILLニュース