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阪神やヤクルトにいたあの選手も…韓国サムスンが3年ぶりに沖縄キャンプ実施、NPBとの練習試合も

  • 2023.1.27
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韓国プロ野球KBOリーグのサムスン・ライオンズが、コロナ禍以降で初めて日本で春季キャンプを実施する。

サムスンは1月26日、「今月30日から2023シーズンに向けた海外キャンプの日程が始まる。今回の春季キャンプは40日間、沖縄で行われる。ライオンズ春季キャンプ専用球場である恩納村の赤間球場でトレーニングと練習試合を並行する計画だ」と明らかにした。

選手たちは30日、8時5分発の大韓航空KE755(仁川国際空港第2ターミナル)で沖縄に向かう。韓国帰国は来る3月10日の予定だ。

日本人コーチ3人の合流も

 

沖縄では計10回の練習試合が予定されている。日本の球団とは、2月9日に北海道日本ハムファイターズ、11~12日に中日ドラゴンズ、19日に阪神タイガース、3月4日に読売ジャイアンツの計5試合を行う。

韓国の球団とは、2月28日にロッテ・ジャイアンツ、3月1日と5日にKIAタイガース、6日にSSGランダース、8日にハンファ・イーグルスと、こちらも計5試合を行う。

今年はフューチャーズ(2軍)も沖縄でキャンプを実施する。フューチャーズの選手は1軍が沖縄に発った翌31日8時5分発の大韓航空KE755で沖縄に向かい、2月26日に韓国に帰国する。この間、2月16日には日本ハムと練習試合も行う予定だ。フューチャーズの練習場所は石川地域だ。

今回のキャンプリストには、2023シーズンをサムスンの一員として戦う選手が多く含まれている。1軍キャンプには投手22人、捕手4人、内野手10人、外野手7人の計43人が参加。フューチャーズにはルーキー12人を含め36人の選手が名簿に名を連ねた。

左上から時計回りにオ・スンファン、ブキャナン、ピレラ、スアレス

また、選手とともにするコーチングスタッフの配置も決定した。

1軍でパク・ジンマン監督を補佐するアシスタントコーチには、現役時代2007~2009年に中日ドラゴンズでプレーしたイ・ビョンギュ(李炳圭)氏が就任。ほかにも、昨年に続きチョン・ヒョンウク氏が投手コーチ、パク・ハニ氏が打撃コーチを務める。

日本人コーチも新たに合流する。フューチャーズの投手コーチには、巨人やヤクルトでコーチを務めた田畑一也氏が就任。また、フューチャーズ打撃コーチに元楽天コーチの立花義家氏、コンディショニングコーチに元巨人コーチの内藤重人氏が就任した。

サムスンには元阪神のオ・スンファン(呉昇桓/40)をはじめ、元ヤクルトのデビッド・ブキャナン(33)とアルバート・スアレス(33)、元広島のホセ・ピレラ(33)などNPBに縁のある選手が多い。コロナ禍前の2020年以来、3年ぶりとなる沖縄キャンプでの“再会”にも注目したいところだ。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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