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侍ジャパンも大谷も関係ない?韓国ベテラン投手が強気発言「野球はキャリアで戦う競技じゃない」

  • 2023.1.27
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「若いときはただ試合で上手く投げさえすれば良いという目標を持っていた。ただ、今大会は自分がしなければならないことが多いと思う」

2010年広州アジア大会で初めて野球韓国代表に選ばれた当時は、まだプロ4年目の22歳だった。

それから13年が経った今も依然としてトップレベルのピッチングを披露し、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)を戦う代表メンバーに堂々と選ばれた。KIAタイガースのベテラン投手ヤン・ヒョンジョン(34)がその人だ。

侍ジャパンら対戦国にも臆さず「キャリアで戦う競技じゃない」

 

自身6度目の代表入りで、2度目のWBCだ。投手陣ではキム・グァンヒョン(34、SSGランダース)とともに最年長である。

ヤン・ヒョンジョンは「自分が投げなかったときは、若い選手たちに経験をたくさん話してあげたい」と語った。

特にはイ・ウィリ(20、KIAタイガース)やソ・ヒョンジュン(21、KTウィズ)、キム・ユンシク(22、LGツインズ)など2000年代生まれの若手を言及し、「後輩たちにはマウンドで最大限気を楽にして投げるよう伝えたい。そのような役割もすべきという意味でイ・ガンチョル監督も選んでくださったと思う。投手たちが気を楽にして、自分の実力を発揮できるようたくさん話したい」と続けた。

ヤン・ヒョンジョン

大谷翔平(28、ロサンゼルス・エンゼルス)、ダルビッシュ有(36、サンディエゴ・パドレス)、鈴木誠也(28、シカゴ・カブス)の参戦が決まっている侍ジャパン(日本代表)をはじめ、2次ラウンド以降で対戦する可能性の高いオランダやアメリカなど、各国が米メジャーリーグでプレーする選手を総動員し、優勝への熱望を燃やしている。

2021年にテキサス・レンジャーズでメジャーを経験したヤン・ヒョンジョンは、韓国代表の勝算をどう見ているのだろうか。

ヤン・ヒョンジョンは「野球は人間がすることだ。(相手国が誰を選ぶかは)それほど意味がないと思う。試合のときにどれだけ技量を発揮できるかの戦いであって、キャリアや名前で戦う競技ではない」と述べた。

現在、ヤン・ヒョンジョンのコンディションは特に大きな問題もない。

「身体はゆっくり作り上げている。練習日程に合わせてほどよくトレーニングしている」と伝えたヤン・ヒョンジョンは、「国家代表として国際大会に出場することは常に高遠なことだ。太極マークを付けてプレーすること自体、一生懸命頑張るしかないということを意味する。最善を尽くす」と力強く意気込んだ。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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