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伊勢神宮のおまいりとあわせて行きたい、伊勢グルメやスイーツ、おみやげスポット

  • 2023.1.26
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新しい年を迎え、全国からの参拝者が絶えない伊勢神宮。全国に約8万社あるという神社の中心として敬われる伊勢神宮への参拝は、時代を超えて多くの人があこがれる特別なおまいりです。お伊勢まいりの楽しみは神宮への参拝はもちろん、伊勢うどんやてこね寿しといった伊勢名物を味わったり、赤福本店でひと休みしたり、二軒茶屋餅などのみやげを買い求めたりと盛りだくさん。伊勢へ旅するなら知っておきたい伊勢神宮の基本情報と、あわせてめぐりたい名物店をご紹介します。

伊勢神宮のおまいりとあわせて行きたい、伊勢グルメやスイーツ、おみやげスポット
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伊勢志摩の旅は「伊勢神宮」へのおまいりから
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石段をのぼって向かう内宮の正宮

天照大御神(あまてらすおおみかみ)をお祀りする皇大神宮(こうたいじんぐう)、内宮(ないくう)と、衣食住など産業の守り神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀りする豊受大神宮(とようけだいじんぐう)、外宮(げくう)という2つの正宮がある伊勢神宮。2つの正宮はバスで10~20分ほどの距離にあり、外宮からおまいりするのが習わしです。

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緑豊かな神域には凛とした空気が漂う

「一生に一度はお伊勢まいり」というフレーズが時代を超えて伝わるほど特別な伊勢神宮へのおまいりは、それだけで清々しい気持ちに。広大な神域の豊かな自然や日本古来の建築様式が見られる社殿、年間約1500回も行われる行事やお祭りなど、いつ訪れても新たな出会いや発見がある、奥深さにも魅せられます。知るほどに興味深い歴史や由来、参拝のマナーなども知っておくと、より充実したおまいりになりますよ。

おまいりの後は「赤福本店」でひと休み
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赤福餅2個に番茶が付く、お召し上がり盆

伊勢神宮へのおまいりの後は、内宮の参道であるおはらい町へ。伊勢名物を扱う店が建ち並んでいます。創業300年を超える「赤福本店」は、おみやげを買い求める人、店内でひと休みする人でいつも大にぎわい。朝5時からの営業で、店内で食べられるつくりたての赤福餅と香り高い伊勢の番茶がいただけます。風情のある店内の雰囲気や、「餅入れ」と呼ばれる作業風景が見られるのも本店ならではの楽しみです。

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伊勢市内や名古屋、大阪などの限られた店舗で販売している白餅黒餅

赤福餅以外の限定品も見逃せません。季節限定のイートインメニューとして、冬には本店向かいの別店舗で赤福ぜんざいが味わえるほか、2つの味が楽しめる「白餅黒餅」は販売店舗が限られているので、お伊勢まいりのおみやげとしておすすめです。また、お正月を除く毎月一日には朔日餅として、毎月違った種類のお餅が販売されていますよ。

ご当地グルメ「伊勢うどん」をいただきます
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具はネギのみとシンプルな岡田屋の伊勢うどん

伊勢神宮周辺には、ご当地の名物料理が味わえるお店がずらり。なかでも、江戸時代の参拝者にも愛されていたという伊勢うどんは、今も多くの店が提供する定番メニュー。
おはらい町にある「岡田屋」は、70年近く営む伊勢うどんの専門店。専門店ならではのこだわりの味を求めて、お店の前に行列ができることも珍しくない人気店です。

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こぢんまりとした店内には小上がりの席も

伊勢うどんは濃いめのタレとやわらかな麺が特徴。岡田屋では、数種類のだしや醤油をブレンドし一晩寝かせることでとろみのある自家製タレに仕上げています。もちもちした食感の麵にタレがよく絡み、相性は抜群。シンプルな伊勢うどんのほか、釜玉風でマイルドな味わいになる玉子入りもおすすめですよ。

伊勢には名物餅がたくさん♪「二軒茶屋餅」「神代餅」「へんば餅」「お福餅」
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どっしりとして食べ応えがある二軒茶屋餅

お伊勢まいりの人たちがかつて食事代わりに味わったというお餅。さまざまな種類があり、伊勢の名物として親しまれ続けています。
「二軒茶屋餅」は、二軒茶屋餅角屋本店が1575年の創業以来作り続ける自慢の一品。やわらかさのなかにもっちりとした歯ごたえのある生餅の食感と、きな粉の豊かな風味がたまりません。創業の地に構える店舗の風情あるたたずまいにも心が和みます。

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粒餡や、きな粉、焼き餅などさまざまなよもぎ餅が味わえる

国産のよもぎを使った「神代餅」が頂けるのは、おはらい町近くの茶房太助庵。粒餡を包んだ神代餅をはじめ、それを焼いた焦がし餅、餡が入らずきな粉をかけた御幸餅と、バラエティー豊かなよもぎ餅を食べ比べできますよ。草餅を入れたぜんざいや伊勢うどんなどお餅以外のメニューも充実。参道さんぽのひと休みにおすすめです。

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ひとつひとつ異なる焼き目が付いた、へんば餅

「へんば餅」は国産の米粉を使ったつるりとした食感が特徴。なめらかな生地にやさしい甘さのこし餡が包まれています。市内にある支店のなかでも、おはらい町店は和モダンな雰囲気でゆったりしたお休みどころが快適です。店名に由来する、馬モチーフの缶に入った伊勢茶ティーバッグはこちらの店舗限定販売なので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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お福餅のほか、お福餅 抹茶や包み餅きな粉なども販売(写真はイメージ)

夫婦岩でも知られる伊勢市二見で親しまれているのが、御福餅本家の「お福餅」。二見浦に寄せる波の形をイメージしたこし餡で、やわらかなお餅を包んでいます。小豆やもち米は北海道産を使用し、ひとつひとつ手作業で詰めるなどのこだわりも大切にした製法。抹茶が効いたお福餅 抹茶や、ココアやきな粉などをまぶした包み餅などいろいろな味のお餅を販売しています。

「おはらい町・おかげ横丁」にはご当地料理や老舗の逸品、新たなカフェも
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「すし久」ではてこね寿しにカツオを使う

伊勢神宮内宮の参道であるおはらい町と、その一画にあるおかげ横丁には、伊勢名物を扱う店がせいぞろい。時代を超えて愛される老舗の逸品や、伝統を生かした新展開など個性豊かな店や商品に出会えます。
漁師が釣った魚と持っていったご飯を手でこねて味わったのが始まりとされる、てこね寿しは伊勢志摩を代表するご当地料理。趣のある外観が目を引く「すし久」では、ゆったりとした座敷でてこね寿しを味わえます。

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贈り物にしても喜ばれそうな瓶詰の佃煮や汐昆布も

「おかげ横丁酒徳昆布」は明治45年に創業し、伊勢市内に本店を構える老舗昆布店。北海道産の昆布を用いたおぼろ昆布や佃煮など、素材本来の味を丁寧に引き出した多彩な商品が並んでいます。定番商品のほか、モダンなパッケージが魅力的な新しい商品や、自慢のだしを使ったイートインメニューも。伊勢で長年親しまれている逸品から伊勢みやげを選んでみてはいかがでしょう。

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鳥居や馬の形をしたかわいいクッキーが添えられるジェラート

カフェコーナーを併設した新しい店舗をオープンした「伊勢くすり本舗」。600年以上という長い歴史を持つ伊勢の常備薬「萬金丹」の製造元の一つである加藤延壽軒がルーツです。「萬金丹」と同様の和漢植物を使用した飴や飲み物、ジェラートなどが気軽に楽しめるので、ぜひ気軽に立ち寄って味を確かめてみてくださいね。

これまで「ことりっぷWEB」でご紹介したお店の中から、伊勢神宮とその周辺の情報をまとめてご紹介しましたが、いかがでしたか?
伊勢神宮へのおまいりというメインテーマに加えて、おいしい名物や老舗の逸品などおめあてがいっぱいの伊勢旅。営業時間や定休日、営業時間などは最新の情報を確認のうえ、旅を満喫してくださいね。

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