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有村架純のモヤモヤを払拭したセリフ、川口春奈の「暴れん坊」宣言...。「GINGER」2023年3月特別増刊号

  • 2023.1.27

「GINGER」2023年3月特別増刊号(幻冬舎)が1月23日に発売された。表紙を飾るのは、GINGERレギュラーモデルの桐谷美玲さん。

巻頭特集「その個性、推したくなる! 2023を動かす人」では、魅力的な42人をクローズアップ。2023年一挙手一投足が見逃せない人たちのインタビューが満載だ。

有村架純、20代は「窮屈だった」

たおやかなオーラのなかに凛とした意志が佇む、今年30歳を迎える有村架純さん。20代はペースを緩めることなく作品と向き合い、その集大成として数々の輝かしい映画賞を手にしたが、どこか「窮屈だった」と振り返る。

「キャリアや肩書きと言えるものができたことはすごくうれしいけれど、それにより『あなたならやれるよね』『できるでしょ?』という前提で物事が進んでいくような感覚もあって、ちゃんと私自身を見てくれている人はいるのかな、とちょっと不信感が芽生えてしまった時期もあったんです。誰かのイメージや型みたいなものに、ハマっていかないといけないのかな? それじゃ、ちょっと生きづらいなぁって」(有村さん)

そんなときにオファーされたのが、2月23日に公開される映画「ちひろさん」。原作マンガを読んだとき、心のわだかまりが溶けていくような魅力を感じたという。特に共感したのは、「みんなで食べるごはんも美味しいけど、ひとりで食べても美味しいものは美味しい」という主人公のセリフだった。

「『そうだよね! 無理してみんなで食べなくてもいいよね』ってめちゃくちゃ頷きました(笑)。普通に暮らしているなかでも、常日頃からちょっとした人間関係の駆け引きがそばにあるし、自分がこう思うのはいけないことなのか...と不安になったり、どこか共感を求めてしまったり、共感できないと疎外感を感じることもある。そんなモヤモヤをちひろさんのセリフが払拭してくれました」(有村さん)

ちひろさんを演じることで心が救われた部分もあったという有村さん。インタビューではこのほか、大河ドラマ出演など新たな挑戦への熱い想いを語っている。

川口春奈「引き続き、暴れん坊で」

俳優、モデル、今を生きるひとりの女性として、輝き続ける川口春奈さん。今回は多くの人の心を揺さぶってやまない彼女の表現力に着目し、その源にある無垢で柔らかな感受性について5枚のカットとともに振り返る。

川口さんは、器用に何でもできるタイプではないと自己分析している。「頭で考えて、計算してお芝居ができない」といい、芝居をしている時、不思議な感覚に陥るという。

「私なんだけど私じゃなくて、感情が高ぶって涙を流していても、それを客観的に見ている自分もいる。それでいて、カットがかかった瞬間にふと我に返るみたいな。すごく本能的で、瞬発的でもあって。だから何度も同じお芝居を繰り返すのが得意じゃないんですよね」(川口さん)

インタビューの最後は、「2023年も引き続き、暴れん坊でいきます(笑)」というお茶目なメッセージで締めくくった川口さん。記録ずくめで大きな話題を呼んだドラマ「silent」についても語っている。

このほか、桐谷美玲さん、高橋文哉さん、水上恒司さん、竜星涼さん、LDHの新世代グループ「LIL LEAGUE」へのインタビューも。

さらに、レギュラーモデルや著名人の連載も充実。Hey! Sɑy! JUMPの連載「TAG」第6回目は、有岡大貴さんをメンバーの薮宏太さんがプロデュース。明るく、グループのムードメーカーである有岡さんの朝の風景をリアルに再現している。「朝は弱くて、今日の撮影は素の自分に近い感じです」というカットは必見だ。

川口春奈さんの連載「WAN for ALL!」には、オオカミのような顔立ちながら温厚で従順な性格の大型犬、シベリアンハスキーが登場。撮影は郊外の一軒家でゆったりと行われ、いつもとはひと味違った、まるで絵画のようなビジュアルに。「田中みな実のここだけ話」では、人生初、クリスマスイブに受けた人間ドックについてレポート! スムーズに進んだエコーやマンモグラフィーをはじめ、涙を流した胃カメラ体験の詳細を綴っている。

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