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「入園前にできるだけ終わらせて」幼稚園からの連絡に焦った私。強引なトイトレの結果、娘は!?

  • 2023.1.27

わが家は子どもが3人。思い返すと、今は小学生になった長女のトイトレが一番苦労しました。私にとっても、初めて挑む子どものトイトレ。うまくいかずに焦って失敗してしまったのです……。

2歳の夏にトイトレ開始

長女は11月生まれ。トイトレを始めたのは2歳7カ月ごろの夏です。次の春から幼稚園に入園させる予定だったので、「半年あれば何とかなるだろう」と私ものんびりした気持ちでした。長女はご褒美シールや好きなキャラクターのトレーニングパンツに喜んでいました。

しかしトイトレにはあまりやる気がない様子。床に漏らしても構わず遊び続けたり、トレパンから自分でおむつに履き替えてしまったりするのです。そうしているうち、その夏の終わりに下の子も生まれ、私もあまり長女のトイトレに手が回らなくなっていきました。

冬には進展どころかトイレ嫌いに…

私に余裕があるときは、トイレに誘ったり、ご褒美シールを新調したり試行錯誤しました。しかしあまり進展しないまま、秋になり、冬になり、入園の日が近づいてきます。幼稚園からは「入園前にできるだけトイトレを完了させてください」というお話がありました。

年が明けるころには、私はかなり焦っていたと思います。それに対して全然やる気を出してくれない長女。焦ってイライラした私のやり方が強引過ぎたのでしょう。そのころ長女はトイレそのものを嫌がって、誘っても絶対にトイレに行かなくなってしまったのです。そんな長女に私は一層イライラしてしまうという悪循環に陥っていました。

入園直前に少し変化

3月になり、いよいよ時間がないと焦る気持ちもありましたが、一旦私は長女をトイレに誘うのをやめてみることにしました。本音を言えば、私自身も一旦試行錯誤するのを休憩したかったのです。

そして、トイトレ休止期間中に家族で訪れたショッピングモール。そこの子ども用トイレが綺麗に整備されており、ふと「ここならしてくれるかも?」と長女を誘ってみました。するとまさかの大成功! 数カ月ぶりにトイレでおしっこができたのです。その日をきっかけに、娘の頑固なトイレ拒否は少しやわらぎ、調子が良いときはトイレで用を足せる回数が増えていきました。

長女のときの反省を生かして

長女は結局、入園前までにトイトレ完了とは言えない状態でした。入園後しばらくは、毎日着替えて帰宅し、先生方にもお手数をかけてしまったなと思います。長女のトイトレで失敗してしまった私は、下の2人のトイトレには「焦らず、無理強いせず」を意識して臨みました。

2人もトイトレ完了までにはそれなりの時間がかかりましたが、少なくとも途中でトイレ嫌いになることはありませんでした。子どもも私もお互い嫌な思いをすることなく、進めていくことができたのです。

もっと期間に余裕を持ってトイトレを始めれば良かったのか、長女の体の準備が整うまで待てば良かったのか、今になってもどうすれば正解だったのかはわかりません。ただ強引に進めて長女をトイレ嫌いにしてしまったことは失敗だったと思っています。第1子である長女の育児は私も常に試行錯誤。トイトレのときのようにやり方を失敗してしまうことも多く、長女には少し申し訳なく思っています。今後は、あまり焦せらず、おおらかな気持ちで子育てしていこうと思います。

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著者:青倉みゆ

小2長女、年中長男、3歳次女の3児の母。趣味の文房具集めと宅トレで自分を癒やしつつ、実家から離れた土地で子育て中。450gで生まれた長女は、現在元気な小学生。

ベビーカレンダー編集部 /キッズライフ取材班

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