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【桜区】埼玉大学近く毎日食べても飽きないカリー屋さん『REDPOT』レッドポット

  • 2023.1.27

地域特派員のあおなぎです。

「カレー」と聞くだけで味を想像して食べたくなってしまう、そんなことはありませんか?

今回は桜区で人気のカリー屋『REDPOT(レッドポット)』さんをご紹介します。 場所はさいたま市桜区の県道215号沿い。県道215号と大泉院通りが交わる交差点を少し行くとみえてきます。 埼玉大学からは徒歩で約7分。 最寄りのバス停は西武バスの「大久保団地」です。

今年5月に丸13年目を迎えるこだわりのカリー(カレーライス)とコーヒーが楽しめるお店。 店主の岡田さんがおひとりで営業されています。

ずっと気になっていたこちらのお店。 もっと早くいけばよかったと後悔するくらい、おすすめしたいカリー屋さんでした!

赤と青と黄色が印象的、目をひく外観
出典:リビング埼玉Web

このお店の見た目で、知ってる!という方もいるかもしれません。 インパクトありますよね。

出典:リビング埼玉Web

左側からみるとこんな感じ。

出典:リビング埼玉Web

絵や装飾もかわいらしくて楽しい感じ。

店内も店主さんのこだわりがつまっています
出典:リビング埼玉Web

ドアを開けた瞬間一瞬「カリー屋さんではなく、レゲエのお店?」ととまどいましたが、 店主さんがやさしく迎えてくださいました。

レゲエ感あふれるキッチンには謎のマイクとターンテーブルが!

席はソファ席(2名掛け)が2つ。 キッチンを囲むL字のカウンターは5席あります。

出典:リビング埼玉Web
出典:リビング埼玉Web
出典:リビング埼玉Web

たくさんの帽子や絵。そして、トロンボーンが壁に!

なぜカリー屋さんなのにレゲエ?

お察しの通り、店主さんが「レゲエミュージシャン」。 コロナ前はイベントなども店内でされていたそうです。 マイクやターンテーブルがあるのに納得です!

壁にはギターやトロンボーンなどが飾られています。

出典:リビング埼玉Web
出典:リビング埼玉Web

店主さんの音楽はレゲエの中でも「ジャズに近いレゲエ」とのこと。 レゲエに管楽器、トロンボーンを使う曲があるとは知りませんでした。 カリー屋さんに来て、レゲエのことを知れるとは!

ちなみに内装や外観、看板など外部発注はせず、すべてその道のプロのご友人の方々と一緒に作られたそうです。 外にあった鍵盤や絵も店主さん作。音楽も絵も料理もできる多彩な方です。

カリーは1種類、季節ごとに変わるカリー
出典:リビング埼玉Web

季節ごとにメニューが変わるREDPOTさんのカリー。 「春、夏、秋、冬の4パターンで旬の素材を使用します。夏はトマトベース、秋はりんご、春は春キャベツなどを使用することもあります。」とのこと。

私は辛口をお願いしました。※辛口希望の方は注文時にお伝えください。

数分後、運ばれてきたカリー!ライスの山の上にちょこんとかわいい星がのっています。 カリーは別添えで、自分でかけるスタイル。 グリーンチキン(山椒)のトッピングもお願いしました。

出典:リビング埼玉Web

添えられているレモンをかけていただきます。(写っていませんが、ご飯の奥にあります) スパイスが効いていて、よく煮込まれているカリー。 くどくなくておいしい!好きな味です。 レモンをかけるとまた味が変わり、スパイスをさらに感じました。 辛さは、もっと辛くてもいいかなと思ったのですが、もしかしたらこれくらいの辛みの方が味がちゃんとわかるのでいいのかもしれませんね。 添えられている水菜やニンジンのサラダ、生のマッシュルームはさっぱりしていていいアクセントに。ドレッシングもおいしかったです。

カリーはどういった種類のカリーなのかうかがうと 「以前は欧風カレーでしたが、今は『オリジナルカリー』。名前をつけるとしたら『うちのカリー』ですね!カリーの概念を壊す、自分しかやっていないものを作っています。カリーに通常使われるターメリックやクミン、コリアンダーを使用せず、その他のカリーに使わないスパイスを使用しています。そして、グルテンフリーです。」

カリーに使われている野菜は白菜やセロリ、長ネギやニンジンなど。 白菜はうま味成分である『グルタミン酸』を多く含む野菜。スープにうま味が染み出るよう、じっくりと煮込んでいるそうです。 「季節によって使う食材は変わりますが、野菜は自分が安心して出せるものを使っています。」とおっしゃっていました。

期間限定メニューもあるので、お店に来店したらぜひチェックしてみてくださいね。

トッピングでさらにおいしく

今回、私はグリーンチキン(山椒)をトッピングしました。 これがとってもおいしかった! これだけでもおかわりしたいくらいでした。 それをお伝えすると、「チキンは国産を使い、さばき方や焼き方にこだわりがあり、塩にもこだわっています。」とのこと。 たしかに、やわらかく臭みもなくとても食べやすかったです。

山椒はチキンにもカリーにも合っていて、夏のカリーに山椒を入れることもあるそうです。 レモンと山椒の相性も抜群でした。

トッピングのおすすめをうかがうと、やはり「バターチキン」。 カリーにバターチキンは不動の組み合わせですもんね。

また、今の季節にはありませんが、「ナス」が人気だそう。 「火加減や切り方などにこだわっていて、お客様に絶賛いただいています。 また夏に出るので、楽しみにしていてください。」

他に気になったのは「豆腐ステーキ」。 カリーに豆腐って意外な感じがしますが…。 「世界にはベジタリアンが多い。大学が近いので、いろいろな国からの留学生も食べられるようにという気持ちから載せています。」と店主さん。

ちなみに、一緒にいった友人はチーズトッピング。まるで雪がかかっている富士山のよう。

出典:リビング埼玉Web

限定トッピングもあります。店内のお知らせをチェックしてみてください。

出典:リビング埼玉Web
コーヒーもこだわりあり
出典:リビング埼玉Web

コーヒーにも力を入れているそうです。

なんでも、ご両親もコーヒーがお好きで店主さんも小さいころからおいしいコーヒーしか飲んでいなかったそう。 筋金入りのコーヒー好きですね!こだわりのコーヒー、次回はぜひいただきたいです。

ちなみにお酒の用意もあるので、カリーとの組み合わせも楽しめます。

これからのREDPOTさん

売り切れの日や、仕込みのため一度お店を閉めます!とブログやSNSにお知らせが出ているときがあるのですが、混む日や時間帯などあるかうかがったところ、 「13年目ですが、これに関しては波がよめないです。日によって仕込む量も違い、状況によって補填したりします。」との回答をいただきました。 ぜひ事前にチェックしていくことをおすすめします!

営業は週6日なのですが、なんと週8回!いらっしゃる方もいるそう。 その理由は「昼来店し、夜もテイクアウトされる方がいる。」とのことでした。 「毎日食べても不健康にならない。」「風邪気味だから、元気になるようにカリーを食べに来た。」そんなお客様も。

また、おいしさのバランスについてもお話をしてくださいました。 カリーにはうま味成分である「グルタミン酸」。 今限定のトッピング「花かつお」には同じく、うま味成分の「イノシン酸」が含まれているそうです。 添えられていたマッシュルームからは、きのこのうま味成分「グルタミン酸」と少量の「グアニル酸」が含まれているそう。 そういったおいしさを感じられる成分を研究し、それを念頭においてカリーを作られているそうです。

また、スパイスは慣れてしまうので、毎日来る方にも飽きないように味を少しずつ変えているとのこと。 店主さんも「自分も毎日食べていますが、飽きないです。」とおっしゃっていました。

トライ&エラーを繰り返し、「実験」を楽しみながら、もちろんお客様には合格したもののみを提供。 その時作りたいものを作っているので、今までのカリーとこれからのカリーも変わっていく。 これからも「実験」は続いていくんですね。

これからも変化を続けていくカリー。 どんな変化が待っているのか、次回うかがうときが楽しみです。 たくさん楽しいお話を聞かせて下さってありがとうございました。

出典:リビング埼玉Web

カリー好きな方にも音楽好きな方にもおすすめのカリー屋さん、ぜひ足を運んでみてください。気さくで穏やかな雰囲気の店主さんとのお話も楽しんでくださいね。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

■REDPOT(レッドポット) 住所: 埼玉県さいたま市桜区上大久保977-2 1F 営業時間:月曜日~土曜日 11:30~21:00 定休日:日曜日 駐車場:なし 公式HP:http://redpot.doorblog.jp/

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