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料理は愛情? 料理は妻の仕事!? そんな思い込みをはがすコミックエッセイ

  • 2023.1.26
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「朝ご飯が終わったら、夜ご飯の心配が始まる...」
「体調の悪い日くらい、誰かにご飯を作ってほしい...」
1日3食、家族のご飯を作り続ける日々にもう限界!

2023年1月19日に発売されたアベナオミさんの『料理は妻の仕事ですか?』(KADOKAWA)は、共働き家庭の「自炊」をテーマにしたコミックエッセイだ。

3児のママであり、イラストレーターであるアベさんは、毎日休む間もなくごはん作りに追われている。料理と一言でいっても、材料の買い出し→仕分けして収納→献立を考えて調理→余った食材の保存→食器の片付けまで、さまざま。

こんな重労働、もうママ一人じゃ頑張れない! そう感じた時、ママは、家族は、どうすればいいのか? 本書は、パパや子どもたちの自炊力を上げるとともに、頑張り過ぎてしまうママの心に潜む「料理=愛情」という思い込みをはがし、日々のごはん作りから家族のカタチを見つめ直す作品。

「日々の料理作りを抱えてしまう気持ちをおろし、共に生活する家族みんなの自炊力を上げてみませんか? それは料理を作る以前の、小さな一歩から始まります。」

■目次

プロローグ
第1章 毎日の料理がつらいんです
1話 妻が料理は誰が決めたの?
2話 うちだけじゃない! 毎日の料理が負担です
3話 なぜ夫は料理できないんだろう
第2章 「自炊力」ってどこからくるの?
4話 自炊=自分をまかない、癒すこと
5話 スーパーでの買い物を任せてみる
6話 ごはんを炊ければ十分?
第3章 家族パートナーシップを築く
7話 「ごはんを作りたくない」を言ってみた
8話 緊急事態発生! その時夫は...
第4章 おふくろの味幻想に惑わされない!
9話 手作り=栄養満点??
10話 愛情を形にして求めない
11話 おふくろの味幻想?
第5章 「共同生活力」は磨かれる
12話 美味しかったが聞きたくて
13話 ポジティブな思いをシェアする
エピローグ
料理をシェアする10か条
あとがき

■アベナオミさんプロフィール
宮城県出身、宮城県在住。日本デザイナー芸術学院仙台校でイラストを学ぶ。08年よりイラストレーターの仕事を本格化。イラスト担当著書に『被災ママ812人が作った子連れ防災手帖』『ご当地グルメコミックエッセイ まんぷく仙台』『マンガでわかる!妊娠出産はじめてBOOK』(KADOKAWA)、『被災ママに学ぶちいさな防災のアイディア40』(学研プラス)など多数。東日本大震災を経験し、子育て世代の防災の大切さを伝える活動がライフワーク。2016年に防災士の資格を取得。2男1女の育児に毎日奮闘中。

■白央篤司さんプロフィール
はくおう・あつし/フードライター。早稲田大学第一文学部卒業。出版社勤務を経てフリーに。日本の郷土食やローカルフードをメインテーマに執筆。著書に『自炊力』(光文社)、『ジャパめし』(集英社)などがある。郷土料理や日本の食文化をテーマにした講演も各地の学校・図書館などで行っている。

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