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老ける人・若々しくなる人の差って何? 「75歳」から「やめたほうがいい」こと

  • 2023.1.25
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ベストセラー『80歳の壁』などで知られる精神科医・和田秀樹さんの『75歳からやめて幸せになること 一気に老ける人、日ごとに若々しくなる人の差』(大和書房)が1月21日に発売された。

本書は、2022年年間ベストセラー総合1位『80歳の壁』の著者・和田秀樹さんの最新刊。

和田さんは、「人間を不健康に追いやる元凶中の元凶」は「我慢」だとしている。「世間の目が気になる」「テレビが言っていた」「医者が言っていた」「もう年だししかたがない」......そんな理由で不本意な物事を受け入れていると、老化のスピードは加速する一方だという。

元気な80代、90代、そして100歳を迎えるために必要なのは、「我慢しないこと」。いくつかのテーマに沿って、可能な限り老いを遅らせるために「やめたほうがいいこと」を解説している。

■75歳になったら「これ」をやめる(本書より)
・「予防医学の発想」をやめる――一定の年齢を超えると、血圧や血糖値はコントロールしすぎない
・粗食生活をやめる――食べたいものを我慢するリスク
・免許返納をやめる――「車をやめて自転車」は最悪の選択!
・「今さらの禁煙」をやめる――タバコをやめて効果がある年齢を過ぎたら
・医者を信じすぎるのをやめる――近所の開業医「その経歴」に注目すべき理由
・いらない薬をやめる――降圧剤と頭痛薬、やめたほうがいいのはどっち?
・お金の不安を持つのをやめる――「税金の元をとる」という意識
・うつ症状の放置をやめる――認知症とうつを見分ける「二つの質問」
・配偶者への依存をやめる――別行動の時間を作るメリット
・「子どもの言うことを聞く」のをやめる――第一にすべきは「後悔しないこと」
・認知症を恐れるのをやめる――3つの症状を理解して、「ただの老化現象」と受け入れる

高齢者専門の精神科医として30年みてきた著者だからこそわかる、目からウロコの生き方指南。いやなことはやめて、楽しいことだけをして、日ごとに若々しくなる人を目指そう。

■目次
はじめに 75歳から「これ」をやめたら「老い」は遅らせられる
第1章 今までの「健康法」をやめる
第2章 「我慢すること」をやめる
第3章 「医者の言いなり」をやめる
第4章 「脳を使わない生活」をやめる
第5章 「イライラ・クヨクヨ」をやめる
第6章 「老いるに任せる」をやめる
第7章 ストレスフルな人間関係をやめる
第8章 無理するのをやめる
終章 75歳からこれだけは!やっておきたい6つのこと

■和田秀樹さんプロフィール
わだ・ひでき/1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長。高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたって高齢者医療の現場に携わっている。『80歳の壁』『70歳の正解』『マスクを外す日のために』『感情バカ』『バカとは何か』(すべて幻冬舎新書)など著書多数。

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