【ENHYPEN】初の単独ドーム公演に約8万人が熱狂！ 「ENGENE めっちゃ好きやね〜ん！」

ENHYPENが1月21日、22日の2日間にわたり大阪・京セラドーム大阪にて「ENHYPEN WORLD TOUR MANIFESTO in JAPAN」の追加公演を開催。デビューから1年半で自身初となる単独ドーム公演を実現した。ここでは公演2日目の様子をレポート！

「ENHYPEN WORLD TOUR MANIFESTO in JAPAN」の追加公演2日目の様子

月面をイメージしたスクリーンをバックに、ゴールドの飾りをあしらった白いジャケットに黒のパンツという”王子様”のような装いでセンターステージに姿を表したメンバーたち。「Given-Taken [Japanese Ver.]」「Flicker」を華麗に披露したのち、JUNGWONが「今日初めて来てくれたENGENE（ENHYPENファンの呼称）も、僕たちに会いに来てくれたENGENEも、ENHYPENの初めてのワールドツアーにようこそ！」と声をかけ、この日最初のMCタイムへ。

ENGENE棒（ENHYPENの公式ペンライト）で埋め尽くされた会場を見渡し、「本当に胸がいっぱいになります。この瞬間を永遠に覚えていたいです。僕たちの視点から客席がどれくらいきれいに見えるかお見せしたいです」とJAY。NI-KIは「昨日に続いて今日も最初の曲からちょっと、胸がギュッとなったんですけど…」と感慨深げに語り、「今日も最高の公演でENGENEの皆さんに恩返ししたいと思うので、最後まで楽しんでください〜！」と手を振った。SUNOOは「今日はオンラインでみんなにつながっています！」とオンラインで視聴している世界中のファンに笑顔で挨拶。この日、風邪気味だったSUNGHOONがうまく声が出ず申し訳なさそうにしていると、隣のNI-KIが「SUNGHOONさんが風邪をひいちゃって…！」と肩を抱き寄せ、代わりにJAYが「僕たちの初めてのドーム公演であるだけに今日は特別なステージを準備したので楽しみにしてください！」とコメントをカバー。互いを思いやるメンバー同士のチームワークをファンも暖かく見守っていた。

続くステージでは、「Always」「Forget Me Not」と、日本オリジナル曲を連続で歌唱。会場中央のサブステージへと移ってきたメンバーたちは、「ENGENE棒のウェーブが見たい！」とリクエストし、ENHYPENの掛け声にあわせ、4万人のENGENEが一丸となって光のウェーブを作り出す。途中、「虹色でやってみるのはどうですか？」と提案するHEESEUNGに、JAYが「技術的な問題があるかも」とコメントするやりとりもあり、虹色のウェーブは次回のドーム公演までとっておくことに。美しい光の波に感動したメンバーたちは、「やっぱりENGENEの作るウェーブが最高！」（JUNGWON）と満足げだった。そして、JAKEが「まさにこの瞬間にぴったりなステージがENGENEの皆さんを待っています！」と声をかけ、愛らしくポップな「TFW (That Feeling When)」へ。さらに、今回新たにセットリストに追加された「Let Me In (20 CUBE) [Japanese Ver.]」でファンを熱狂させた。

トークタイムでは「Let Me In (20 CUBE) [Japanese Ver.]」のキリングパートを一人ずつ見せることになり、「♪探す僕のNemo〜♪」の部分にあわせ”振り返りウインク”を再現。このパートをセンターで踊るHEESEUNGは少し照れながらも慣れた様子で完璧に、続くJAKEは「僕にはNemoがありません」と言い訳しつつもクールに、ウインクができないJUNGWONは両目をつぶったり、右手でまぶたをおさえたりしながらキュートに見せた。また、SUNOOはにっこりと愛嬌たっぷりに、NI-KIは恥ずかしがりながらもセクシーに、SUNGHOONは堂々とした表情でバチンとウインク。NI-KIに「センターで！」と中央に引っ張られてきたJAYは、メンバー達に「今日の主人公！」とけしかけられながら長めの尺で踊ってみせ、見事にトリを飾った。賑わう会場の空気を感じ、「JAYさんのおかげで盛り上がってきてきましたね、皆さん！」と、笑顔のNI-KI。「この雰囲気で次のステージに行ってみましょうか！」と声をかけ、「Upper Side Dreamin」「Mixed Up」のステージを披露した。

VCRを挟んだ後はダークな世界観に一変し、衣装もとろみのあるボルドーのシャツスタイルにチェンジ。「Drunk-Dazed [Japanese Ver.]」「One In A Billion」、ダンスブレイクから始まる「FEVER」と、情熱的で妖艶なパフォーマンスをたたみかける。火柱があがるダイナミックな演出や、バックダンサーを交えての怒涛のステージに、「（この流れは）ENGENEの皆さんが喜んでくださるステージですが、僕たちはすごく体力がいる、覚悟が必要な舞台です」とNI-KI。JUNGWONは息を切らせながらも「ENGENEの皆さんのおかげで疲れませんでした！」と笑顔を見せた。

一方、MCでは再びメンバーのキュートな魅力が炸裂！ ENGENEのリクエストに応え、JAKEがウサギ、JUNGWONがネコ、NI-KIがアヒル、JAYはアングリーバード、SUNGHOONはペンギン、SUNOOはハートを作って愛嬌、HEESEUNGはハムスターと、カメラに向かってとびきり愛らしいポーズやモノマネをしてみせ、会場を大いに沸かせた。

続くパートでは、スクールルックの衣装に着替え、明るい雰囲気にシフトチェンジ。教室風のセットで踊る「Attention, please!」ののち、「Polaroid Love」ではパステルカラーの風船があしらわれたオープンカー型のトロッコに乗って会場を一周！ 満天の星空を散歩するように、ファンに手を振り、目を合わせながら、ドームの空気を満喫しているようだった。

後半のMCでは、ENHYPENにドアップで密着し、メンバーたちがかわいいポーズや、SNSで流行中の「可愛くてゴメン」ダンス、韓国で流行中のフレーズ「おいしくな〜れ、おいしくな〜れ、萌え萌えきゅん！」をかわるがわる見せるコーナーも。ここでもトリを任されたJAYは、NI-KIから「今日は京セラドーム最終日だから『可愛くてゴメン』ダンスと『萌え萌えきゅん！』を二つともいきますか！」と無茶ぶりされ、「君、すごく悪い子だね。僕が年上だというのに…」と呆れた表情。全力で披露するも、今度はSUNGHOONに「かわいくない」とダメ出しされ、客席から「もう一回！」とコールがわき起こると、流暢な日本語で「もうやめろぉ〜！」と叫び、会場の笑いを誘った。

クライマックスは、「Blessed-Cursed[Japanese.Ver]」「Go Big or Go Home」と、圧巻のダンスパフォーマンスをエネルギッシュに見せ、「Future Perfect (Pass the MIC) [Japanese Ver.]」で本編をフィニッシュ。

アンコールでは、「ParadoXXX Invasion」「SHOUT OUT」「Forget Me not[Japanese ver.]」「Attention please!」「Go Big or Go Home」と、なんと5曲も披露！ 最後の挨拶では、「もっといい公演、そしてもっといい舞台を見せられるようにもっと頑張って練習して、成長して帰ってきます」（JAY）、「これから先も楽しい公演をたくさん準備して、ENGENEの皆さんといい思い出をたくさんを作っていきたいです」（HEESEUNG）と思いを伝えたメンバーたち。トロッコで会場を見渡しながら「めっちゃ好きやねん〜！」「愛してる〜！」と大きく手をふりながらENGENEに思いを伝え、メインステージに戻ると全員で手をつなぎ、一礼。そして、7人で肩を抱き合って円陣を組み、「おつかれ〜！」とお互いを労った。

その後も、「やっぱりENGENEしかいない！」「ありがとうございます！」と、あふれる思いが止まらず、名残惜しそうにステージにとどまる7人。この日は旧暦の元日で、韓国では旧正月ムードということで、最後は全員で「あけましておめでとうございます！」と声をそろえ、クンジョル（名節の際に行う、ひざまずいて深く頭を下げる最も丁寧なお辞儀）で感謝の気持ちを伝え、コンサートの幕をおろした。

＜アンコール中、最後の挨拶コメント＞
JAKE 僕が日本語があまりできないので、韓国語でお話ししなければならず、本当にすみません。Anyways（とにかく）、今日もこうして公演をしましたが、ドームツアーを準備しながらとても緊張していました。追加された部分も多いし、今までこんなにたくさんのENGENEの皆さんの前で公演をしたことがなかったからです。でも実際には、僕たちが予想していた以上に、そして期待していた以上に皆さんがたくさん応援してくれて、楽しんでくださったので、僕たちは本当に幸せです。全然心配はいらなかったなと思います。7人で一生懸命に準備したステージを、皆さんが2日間楽しんでくださっていたらうれしいです。NI-KIが言っていたように、またすぐ会えますから、また次に会うことを約束して、それまでどうか皆さん幸せで、元気でいてください。（日本語で）ありがとうございます。愛してる！

JAY （日本語で）本当に、こうやって楽しい思い出を作ってくださったENGENEの皆さん、そして、今までドームツアーを期待しながら頑張って練習した、頑張ってきた僕たちのメンバーのみんなにもすごく「よくやった！」と言いたいです。（メンバーが「ありがとうございます〜！」と応え、JAKEがJAYに抱きつく）。このドームが100%満足できた舞台とはいえませんが、次にまた戻ってきた時にもっといい公演、そしてもっといい舞台を見せられるようにもっと頑張って練習して、成長して帰ってきます。だから皆さん、待っていてください。ありがとうございました！ 皆さん、愛してる！

HEESEUNG （日本語で）ENGENEは本当に僕たちのエネルギーです。本当にありがとうございます。（韓国語で）すみません、韓国語でお話しします。2年ぶりにこうしてたくさんの方々、たくさんのENGENEの皆さんの前で、同じ空間でこうして公演をできるのは本当に大切なことだと思います。これから先も楽しい公演をたくさん準備して、ENGENEの皆さんといい思い出をたくさんを作っていきたいです。ありがとうございます。

JUNGWON 今日は本当に幸せですね。昨日に続き、今日も雰囲気がとってもいのでとても幸せです。実は、昨日より今日がよりプレッシャーだったんです。というのも、うちの両親が来てくれているんです。（ファンの「え〜！」という反応を受け、驚きを表す「ㄴ(ㅇ0ㅇ)ㄱ」のポーズをとる） こうしてたくさんのENGENEの皆さんが僕たちを見て喜んでくださる姿を家族に見せることができてうれしいです。本当にありがとうという言葉を伝えたいです。これから先も、NI-KIが言ったように、もっとたくさんのENGENEの皆さんに会えるように頑張りますので、これからもずっと応援いただければ、よりいいステージでお応えしていきたいと思います。（日本語で）ありがとうございます。愛してる〜！

SUNGHOON まずは今日、2日目の公演を行いましたが、昨日よりもさらに喉の状態が悪くなってしまって、個人的にとても本当に残念に思っています。でも、大丈夫です。もちろん今回は僕たちにとって初めてのドーム公演だったのでこういう状態で残念ではありますが、また僕たちきっとここに戻ってきますよね。もちろん、心残りではありますが、次はもっとしっかり頑張りたいと思います。次がいつになるかはわかりませんが、ENGENEの皆さんがちゃんと待ってくいてくださると信じています。僕のかわいいENGENEならできるよ！ 2日間たくさんの方にお越しいただき本当にありがとうございます。ENGENEの皆さんも風邪に気をつけてください。いつも健康第一です。おいしいものを食べて、お肉たくさん食べてください。（日本語で）めっちゃ好きやねん！ ENGENE、おまえだよ！ めっちゃすきやねん！

NI-KI まずはこうやって僕の夢をかなえてくださったENGENEの皆さんに本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。実はデビューする前からずっとこの舞台が僕の夢だったんですけど、本当に実現するとは思いませんでした、正直。本当に、ENHYPENとしてデビューできたのも全部皆さんのおかげだったんですけど、こうやって大きな舞台に立たせていただいたのもすべてENGENEの皆さんのおかげです。ありがとうございます。正直、日本にこんなにたくさんのENGENEの皆さんがいると思ってなかったんです、実は。そのぶん、今回の京セラドームですごく実感させてもらえましたし、この2日間、すごく幸せな瞬間でした。ありがとうございます。これからももっとENGENEの皆さんに恩返しすると約束するので、ENGENEの皆さん、最後までついてきてください。ありがとうございます。愛してます、ENGENE！

SUNOO 皆さん、この瞬間が来てしまいましたね。昨日に引き続き、今日も残すところステージ1つだけとなったのですが、こうしてたくさんの方の前で自分がステージに立っているということが信じられません。特に、今日のENGENEの皆さんの反応が昨日よりもさらによくて本当に驚きました。とてもうれしかったです。もちろん、昨日もすごくよかったですよ！これから先も、こういうステージにたくさん立ちたいですし、ENGENEの皆さんとず〜っと会っていたいなと思います。ありがとうございます。ENGENE〜！ 今日は本当にありがとうございます。これからもたくさん会いましょうね。

【PROFILE】
ENHYPEN(エンハイプン)
2020年11月に韓国にてデビュー。2020年6月から約3カ月にわたり放映された超大型プロジェクト『I-LAND』の最終メンバーで、JUNGWON・HEESEUNG・JAY・JAKE・SUNGHOON・SUNOO・NI-KIの多国籍メンバーにより構成される7人組ボーイグループ。BTSらグローバルグループを多数擁するHYBEと総合コンテンツ大手CJ ENMの合作法人 BELIFT LABに所属する。チーム名の「ENHYPEN」は、”記号の「ハイフン」が意味するように、お互いに異なる環境でちがう人生を生きてきた7人の少年が「つながり」、お互いを「発見」し、ともに「成長」する”という意味を持つ。また、”音楽を通じて人と人、世界と世界をつなぐ”という抱負も込められている。