優しい彼氏だと思ったけど、束縛がひどい…| 束縛×モラハラ彼氏

付き合ってから知った恋人の意外な一面に驚いた経験がある人もいるでしょう。誰でも、親しい間柄になってからじゃないと気が付けないことはあるかと思います。しかし、それが理不尽なものだったり、窮屈に感じるような「一面」であったとしたら…？この作品はニシ・ケイ(@nishikei_hetamanga)さんによる、主人公がモラハラ彼氏に支配されていく様子を描いているエッセーです。今回は二人の出会いのエピソードをご紹介します。『束縛×モラハラ彼氏』どうぞごらんください。

優しそうな年上の彼との出会い。彼の本性とは？

主人公はキキさん。知り合いの先輩が入院のため、その間のヘルプとして手伝いにいったアルバイト先で、のちの彼氏となる、バッキーと出会います。

帰り道が同じ方向で、しだいに仲が良くなり二人で出かけることも増えてきました。

ついに付き合うようになるキキとバッキー。キキさんはこのとき、まだバッキーの本性を全く知らなかったそうです。とても穏やかで優しそうな彼氏にみえるのですが…。

男性バンドを好きだと浮気？彼氏の束縛がひどい

好きな男性バンドのファンクラブに入ったキキさん。その話をすると、なんとそれを、浮気だとバッキーは怒ります。浮気の境界線は人それぞれと言いますが、さすがに好きな歌手やアイドルファンクラブに入ることを浮気だと感じる人は少ないのではないでしょうか。

付き合う前から好きだったものを突然理不尽な理由で禁止されるなんて、納得できないですよね。グッズやポスターも捨てるように言われ、大学のロッカーへ避難させるキキ。

このときに違和感を感じて別れていればよかったのかもしれませんが…。キキさんはなるべくバッキーの言う通りにようとしてしまっています。本人が気が付かないうちに、気持ちがコントロールされてしまっているのでしょう。

突然、SNSから異性の知り合いが消えた…

ある日突然SNSの友達が減っていることに気が付いたキキさん。すぐにバッキーを疑います。束縛の強いバッキーは
SNS上で繋がりのある男性を手当たり次第削除しているのではないかと思ったようです。

人のPCやSNSに勝手にログインをすることは、場合によってはプライバシーの侵害として訴えることができます。いくら親しいパートナーだからと言って、全ての情報を開示する必要はありません。

もしも、パートナーから必要以上に情報を操作されたり、勝手にチェックされている場合は専門機関に一度相談してみることをおすすめします。

著者：ゆずプー