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脂の乗り切った【ブリ】を食べよう!下ごしらえから人気の絶品レシピ22選~照り焼き、ブリしゃぶ、竜田揚げまで

  • 2023.1.23

お祝いの席や伝統行事で食べることが多い「ブリ」。刺身や煮付けなど食卓への登場数が多く冬が旬の栄養価の高い魚です。

今回は、日本人になじみ深い「ブリ」の下ごしらえをはじめ、基本の照り焼きの作り方、洋風中華やエスニックなど、ご飯に合う万能ブリレシピを22選ご紹介します。

・ブリってどんな魚?ハマチとの違は?

ブリは地域によって呼び名が異なります。幼少期から「ワカシ・ツバス」→「ハマチ・イナダ」→「ワラサ・メジロ」→「ブリ」。体長80cm位からようやくブリと呼ばれます。出世魚のブリは昔から縁起物としてお祝いの席などで重宝されています。

・ブリの下ごしらえ方法

焼き物や揚げ物のときは、切り身に塩をふりしばらく置き、出てきたドリップをキッチンペーパーなどでしっかり拭き取ります。煮物などの場合は、塩をふりドリップを拭いたあと、熱湯を回しかけ霜降りにすると臭みがなく仕上がります。調理法によって使い分けて下さいね。

■照り焼きや煮付けなどの「和風」9選

・黄金比タレでふっくら甘辛!基本のブリ照り焼き

<材料 2人分>

ブリ(切り身)2切れ

塩小さじ1~2

小麦粉小さじ2

酒大さじ2

みりん大さじ2

砂糖大さじ1.5

しょうゆ大さじ2

サラダ油小さじ2

ホウレン草2/3束

<下準備>

・ブリの両面に塩を振り、15分以上置く。出てきた水分をキッチンペーパーで拭き取る。

・<照り焼きダレ>の材料を混ぜ合わせる。

ホウレン草は根を切り落とし、特に根元をきれいに水洗いする。たっぷりの熱湯でサッとゆでて水に取り、粗熱が取れたら水気を絞り、長さ3cmに切る。

<作り方>

1、ブリに薄く小麦粉をからめる。フライパンにサラダ油を入れて中火にかけ、ブリを入れて両面こんがり焼き色をつける。余分な油をキッチンペーパーで拭き取る。

2、<照り焼きダレ>を加え、火を強めてタレを煮たたせながら煮詰める。タレにトロミがついてきたらブリにからめて器に盛り、タレをかけてホウレン草を添える。

このレシピのポイント・コツ

・塩を振ってすこし置く事で、魚の生臭さと余分な水分を取ります。このひと手間で、よりおいしくなります!

・味しみしみ!切り身で作るブリ大根

甘辛味でブリの旨味を吸い込んだ大根が、白いご飯に良く合う冬が旬の黄金コンビで作るブリ大根。味がしみしみになる裏技は、先にお米の研ぎ汁で大根を煮ておくこと。お米の研ぎ汁がないときは、お湯にお米大さじ1~2を入れて茹でて下さいね。

・片栗粉と少ない油で簡単!ブリの竜田揚げ

下味をつけたブリの切り身に片栗粉をまぶして少ない油で揚げ焼きにしました。最初にブリに塩を振り、5分程度おいたら余計な水分を拭き取ります。この工程を行うことで臭みなく仕上がります。揚げ物ですがヘルシーで食べ応えがあるおかずになりますよ。

・グリルでふっくら!ブリの塩焼き

グリルで焼くと魚の身がくっつくので掃除が大変。そんな時は、魚焼きグリルを使う前にグリルの網にサラダ油などのオイルを塗っておくと身がくっつかずに焼くことができます。ブリは焼く前にしっかり塩を振り余分な水分を拭き取っておくと臭みがなく仕上がります。

・ブリのみそ漬け丼

肉厚で食べ応えがあるブリはしっかりした味付けに負けない力強さがあります。煮切りみりんに砂糖を加え、しょうゆとみそで作る少々甘めのタレに漬け込んだブリは、弾力があり思わずうなる味わいです。

・ブリのゴマ衣焼き

ゴマを衣にしてプチプチ食感が味わえる一品は、甘辛ダレで食欲が進みます。冷めても美味しいのでお弁当にも◎

・ブリのホイル焼き

ホイル焼きというと鮭で作る印象がありますが、ブリでも美味しく作れます。酒、砂糖、しょうゆで下味をつけたブリと一緒に舞茸などのキノコ類を一緒に包み焼きに。ブリとキノコの旨味が相まってふっくら美味。ホイル焼きは洗い物が少なく作れて便利な調理法です。

・ブリアラとゴボウの煮物

お求めやすいのでピンチの時の救世主的存在「アラ」。ブリのアラを食べやすい大きさに切り、塩をして余分な水分を拭き取った後、サッと熱湯にくぐらせたら、水で血合などを取り除きます。このひと手間で臭みなく美味しい煮物が作れますよ。

・野菜たっぷり!さっぱりブリしゃぶ鍋

薄造りにしたブリを昆布だしのお鍋でしゃぶしゃぶに。ブリから出る品のある旨味と脂分がいい出汁になり、野菜がたっぷり食べられます。ポン酢にすりおろしたショウガや、小口ネギなど薬味を加えても良いですね。冬の醍醐味になりそうな贅沢鍋です。

■カルパッチョやカナッペなどの「洋風」9選

ブリのカナッペ

火を使わずレンジで作れるブリの洋風オードブル。カナッペ以外にパンに挟んでサンドイッチにしても良いですね。栄養価の高いおしゃれな一品です。

ブリとカブのオーブン焼き

耐熱容器にブリとカブを並べて、オーブンで焼き上げたシンプルレシピ。岩塩の代わりにトリュフソルトを使うとさらにリッチな味わいに。素材の持ち味を生かしたヘルシーな一品です。

ブリの和風カルパッチョ

刺身用のブリを冷やしたお皿に並べて、マヨネーズ入りのカルパッチョソースをかければ和洋折衷なカルパッチョが完成します。お好みで粉チーズをかけると味に奥行きが出ます。

ブリの香草パン粉焼き

ドライパセリとドライバジルをパン粉に忍ばせ洋風に仕上げた香草パン粉焼き。肉厚のブリは赤ワインによく合います。お好みでパン粉に粉チーズを入れると香り高くレストラン風に仕上がります。

ブリのガーリック炒め

お肉のような食感のブリはあっさり塩だけも美味しいですが、力強いソースにも負けません。キノコたっぷりのガーリックソースで食べるブリは食べ応えのあるメインおかずに。お好みでバルサミコ酢を加えるとワインに合う一品に仕上がります。

ブリのマリネ

洋風南蛮漬けのようなブリのマリネ。漬け込んでから少し時間をおくと甘酢が染み込み美味になります。作り置きできるのであと一品欲しい時にオススメです。

ブリカマのハーブ焼き

お求めやすく脂がたっぷり乗ったブリのカマをローズマリーなどのハーブと一緒に焼くと豪華なご馳走に早変わり。手間なく簡単に作れます!

洋風ブリ大根

しょうゆ、砂糖で作るおなじみブリ大根に赤ワインとバターを加えて洋風にアレンジしました。大根に焼き色をつけてブリを乗せ、レストラン風に盛り付けましょう。

ブリのイタリアンステーキ

赤ワインやバルサミコ酢入りのつけダレでマリネして焼いたブリは、イタリアンテイストでワインによく合います。つけダレはしっかり煮詰めるのが美味しさのポイントです。

■油淋鶏やチリソースなど「中華・エスニック」4選

ブリの中華あんかけ

下味をつけてしっかり揚げた肉厚のブリに、白ネギたっぷりの中華あんをかけました。食べ応えのあるおかずで飽きずに食べられます。

ブリのチリソース

チリソースはエビだけのものではありません!ピリッと辛いひき肉のチリソースをブリにたっぷりかければ、魚が苦手な方も食べられますよ。白いご飯に合う一品です。

ブリの油淋鶏

白ネギとショウガで作る香味ダレが肉厚のブリによく合います。調理時間15分と時短で作れます。何を作ろうか迷ったときはブリの切り身と香味ダレで作る油淋鶏に決まりです。

ブリのスパイシー唐揚げ

塩麹効果で身が柔らかく揚がったブリをカレー風味でエスニックに仕上げた唐揚げは、そのまま食べたりスイートチリソースをつけたりアレンジが楽しめる一品に。ビールのお供にオススメですよ。

肉厚で食べ応えのある「ブリ」。出世魚で縁起が良いので和洋中様々な食べ方でアレンジできます。今が旬のブリを食べて今年一年良い年にしてくださいね。

(豊島早苗)

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