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昨年12月再開!東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム【荻窪・西荻窪】

  • 2023.1.22

日本の文化として海外でも高く評価されている「アニメ」。この文化を支えるアニメーション制作関連会社が、杉並区には149社(※)もあるそうです。これは全国の市町村では最多。(※一般社団法人日本動画協会2020年調査)

今回は、この杉並区の地場産業ともいえる「アニメ」の歴史や制作過程・仕組みを楽しく学べる東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアムをご紹介します。

子どもから大人までみんなが楽しめるミュージアム

荻窪駅、西荻窪駅どちらからも徒歩20分弱。閑静な住宅街の中に、アニメのレリーフが印象的な看板が見えてきます。この建物、杉並会館の3階に東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアムはあります。

出典:リビングむさしのWeb

エレベーターを降りると最初に目に飛び込んでくるのが大きな丸い柱。ここにはアニメーターやアニメ監督など、アニメに関わる方のサインがキャラクターとともにたくさん書かれています。親子で好きなキャラクターを探すのも楽しそうですね。

出典:リビングむさしのWeb

ここからは、フロアごとに主な展示内容をご紹介します。

アニメの歴史や制作過程を学べる3階

「日本のアニメの歴史」を紹介するコーナーでは、これまで日本でつくられたアニメの作品名が年代ごとにビッシリ。スポ根ブームといった時代ごとのできごとも紹介されていて、日本のアニメの奥深さを感じることができます。

出典:リビングむさしのWeb

「アニメができるまで」を紹介するコーナーでは、監督・作画監督・美術監督の机を再現しながら、アニメ制作の流れを映像とともに解説。

出典:リビングむさしのWeb

最後にアフレコブースがあり、憧れの職業「声優」を体験することができるようになっています。

出典:リビングむさしのWeb

「アニメ制作体験コーナー」では、実際に絵を描いてコマ撮りをする設備が整っています。お手本となるイラストが用意されているので、絵を描くのが苦手という方でもここではアニメーターに。

出典:リビングむさしのWeb
出典:リビングむさしのWeb

お子さんでも体験できるよう小さい机も用意されているのが嬉しいですね。

出典:リビングむさしのWeb

「アニメの原理」では、アニメの原型といわれるゾートロープ(回転のぞき絵)などが実際に体験できる展示があります。 「ミニ企画展コーナー」には、新たに4面の大きなモニターが設置されました。作品紹介などに使われるそうです。

貴重な資料が揃った中3階

企画展が開催されるホールと、150インチ5.1chサラウンドの本格的な「アニメシアター」、アニメに関する書籍や映像を揃えた「アニメライブラリー」があります。 「アニメシアター」では企画展と連動したアニメはもちろん、およそ100年前に制作された歴史的な作品が上映されることも。

また「アニメライブラリー」には絵本から専門的な書籍までアニメに関するさまざまな資料が揃っています。まさに幅広い世代の方が、アニメに親しみ・学び・体験できる施設になっているなと感じました。

出典:リビングむさしのWeb

さらに4階には、アニメ制作体験などのワークショップが行われる教室と授乳やオムツ替えができる部屋があります。

『映画ドラえもん展』開催中!

今までに公開されたドラえもんの映画は41作品。4月2日(日)まで、この41作品すべてと、今年公開される新作映画を紹介する『映画ドラえもん展』が開催中です。

絵コンテなど、普段見ることのできない貴重な資料も公開されていました。 これを機に東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアムに足を運んでみてはいかがでしょうか。

東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム アクセス:JR荻窪駅・西荻窪駅徒歩18分 関東バス荻窪警察署前・西武バス荻窪警察前バス停すぐ 住所:東京都杉並区上荻3-29-5 杉並会館3階 電話:03-3396-1510 開館時間:10:00~18:00 入館は17:30まで 入館料:無料 定休日:月(祝祭日にあたる場合は翌日)および年末年始(12月28日~1月4日) 公式HP:https://sam.or.jp 公式Twitter:@suginami_sam ※2018年9月からネーミングライツを導入しています

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