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脚のむくみがすぐ取れる! 元オリンピック選手直伝「美脚になれる歩き方」

  • 2023.1.21

脚のむくみで太く見えてしまうと悲しいですよね。実は、普段の歩き方をちょっと意識して変えるだけで、むくみ取りができるんです。元オリンピック選手でモデルウォーキングも指導している園原健弘さんにメソッドを教わります。

“ながら”トレーニングは超効率的!

シェイプアップのためには、激しい運動や毎日のトレーニングがマストと思っていませんか? でも「時間がないから」という言い訳で終わってしまうことも多いですよね。

実は、日常の動きやトレーニングにちょっと工夫を加えるだけで、理想的なボディをキープし続けることはできるんです。何かの動作をしながら取り入れる“ながら”トレーニングは、忙しい私たちにぴったり。

先日、EMS機器で知られるSIXPAD(シックスパッド)が、“ながら”トレーニングメソッドを発表。アスリートランナーのために、「SIXPAD RUNNINGMETHOD」というランニングメソッドを、日本ランニング協会マスターインストラクターで1992年のバルセロナオリンピックで競歩の日本代表として出場したこともある園原健弘さんと共同開発したのです。

「SIXPAD RUNNINGMETHOD」を解説する園原健弘さん。

SIXPAD独自のEMSテクノロジーを搭載したコアベルトを着用することにより、腹筋や背筋の下部を鍛える体幹トレーニングをしながらランニングの有酸素運動を同時に行うという、効率的なトレーニング方法「ハイブリッドランニング」。プロでなくとも真似したくなります。

開発に携わった園原さんは、ダイエット目的やモデル向けウォーキングなど、ウォーキングについても指導を行っています。今回は園原さんに、女性が気になる脚のむくみを歩きながら取る、“ながら”ウォーキングの方法を教えていただきました。

脚がむくんで気になる人に! 「かかと着地」むくみ取りウォーキングを伝授

園原さんによれば、「脚が太い」悩みは下半身のむくみが原因のこともあるとのこと。運動不足に心当たりがある人は、歩くときにふくらはぎの筋肉をしっかり使えるように、「かかと着地」むくみ取りウォーキングを行いましょう!

「かかと着地」むくみ取りウォーキングとは?

「かかと着地」むくみ取りウォーキングは、その名の通り、かかとから着地して歩くこと。

かかとから着地すると膝が自然に伸びるので、ふくらはぎの筋肉が歩くたびに伸ばされてから縮むという状況を作り出します。血流を回すポンプ作用も活発化するので、むくみ解消の効果が期待できるというわけです。

さっそく、やり方を見ていきましょう。

「かかと着地」むくみ取りウォーキングのやり方

1. 足を振り出し、地面とのファーストコンタクトの際に、外くるぶしの下のほうと外側辺りを意識する。

2. 着地した足の小指・薬指へ、瞬時に荷重足圧を移動させる。

3. 拇指球(ぼしきゅう)という親指の付け根のふくらんだ部分へ荷重足圧を移動させる。
この段階でカラダは、すでに前方方向へ送られているのが理想。

最初はかかと着地から小指・薬指のパートのみを意識して歩いてもOKとのこと。ここでうまく着地できれば、自然に拇指球のほうへ乗り込んでいけるそうです。

ポイントは、ふくらはぎの筋肉をしっかりと使うこと。また階段を昇るときには、股関節をしっかりと伸ばすのを意識しながら昇ることも、むくみを取るのに有効だそうですよ。

このウォーキング方法はいつでもどこでも手軽にできるので、運動する時間がないという人にもおすすめ! ぜひ習慣付けて、むくみ知らずの脚を目指しましょう。

Information

教えてくれた人…園原 健弘(そのはら・たけひろ)さん

一般社団法人日本ランニング協会マスターインストラクター兼テクニカルディレクター 明治大学競走部総監督。世界陸上2回連続出場、箱根駅伝2回出場など競技者としての経験をベースに健康づくり・ ダイエット指導・モデルウォーキング指導・アスリート指導など幅広い分野で活躍中。

(C)artparadigm/Getty Images

文・椎原茜

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