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『パイレーツ・オブ・カリビアン』ジョニー・デップがジャック・スパロウ役で稼いだ金額が凄まじい

  • 2023.1.20

ディズニーの大人気映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで主人公のジャック・スパロウを演じたジョニー・デップが、1作目から5作目までで稼いだ出演料が凄まじかった。(フロントロウ編集部)

※記事中の日本円はいずれも2022年現在の為替で換算。

ジョニー・デップがジャック・スパロウ役で稼いだ金額

2003年に公開された、ディズニーパークの人気アトラクション「カリブの海賊」を基にした映画シリーズの1作目『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』 で主人公ジャック・スパロウ役に抜擢され、現時点での最新作である2017年公開の5作目『最後の海賊』まで同役を演じた俳優のジョニー・デップ。

画像1: ジョニー・デップがジャック・スパロウ役で稼いだ金額

ジョニーが1作目『呪われた海賊たち』で稼いだ報酬は1,000万ドル(約12億9,000万円)とされているが、米The Hollywood Reporterによれば、同作が世界的大ヒットとなったことを受けて、ジョニーは2作目以降、前金として2,000万ドル(約25億8,000万円)の報酬を受け取った上で、興行収入の分配として20%を受け取るほか、ボーナスとして300万ドル(約3億8,000万円)を受け取る契約を結んだという。

画像2: ジョニー・デップがジャック・スパロウ役で稼いだ金額

結果として、シリーズの大ヒットに伴ってジョニーが分配として受け取る報酬も増加。米The Hollywood Reporterによれば、ジョニーは2作目から5作目のそれぞれで、前金として受け取った2,000万ドルに加えて、少なくとも4,000万ドル(約51億6,000万円)を受け取ったという。

最終的に、ジョニーはシリーズの5作品を通して少なくとも2億5,000万ドル(約322億円)以上を稼ぎ出したと見積もられている。この頃にはハリウッドでも有数の稼ぎ手となり、2016年には米Forbesによる「最も稼いだ俳優」のリストで5位にランクインした。

ジョニー・デップが『パイレーツ・オブ・カリビアン』6作目で稼ぐはずだったギャラ

同シリーズは現在、6作目となる新作の制作が進められているものの、ジョニーは元妻であるアンバー・ハードとのを名誉毀損で訴えた一連の裁判がきっかけで、ジャック・スパロウ役を事実上降板に。ジョニーは以前、2018年にアンバーが米Washington Postに発表した論説がきっかけとなり、自身が同役を降板したことを知ったと主張している(※)。

※アンバーは米Washington Postに発表した論説のなかで、ジョニーの名前こそ出さなかったものの、自身がドメスティック・バイオレンス/家庭内暴力のサバイバーであると主張。この論説がきっかけとなってジョニーはジャック・スパロウ役を降板になったとされているが、ディズニーが正式発表したことはない。

画像: ジョニー・デップが『パイレーツ・オブ・カリビアン』6作目で稼ぐはずだったギャラ

元妻アンバーを訴えた裁判のなかで、当初はシリーズ6作目の脚本に参加してほしいと打診されていたことを明かしていたジョニー。もし予定通り6作目でも同役を演じることになった場合は、2,250万ドル(約29億円)を受け取ることで製作陣と口約束を交わしていたという。事実上、ジャック・スパロウを続投するという話は立ち消えになったと見られているが、5作目までの前払い金2,000万ドルから金額がアップしていることを考えれば、5作目までのジョニーの仕事ぶりはかなり高く評価されていたよう。

(フロントロウ編集部)

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