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冷蔵庫のスタメン!じゃがいもと卵|細川芙美のおうちレシピ、よそいきレシピ

  • 2023.1.20

フードデザイナー・細川芙美さんの連載がリニューアル!今日は自分のために作る日、今日は誰かのために作る日…。「誰が食べる」をテーマに、同じ食材を使って2パターンのレシピを紹介します。

今回のテーマ食材:じゃがいもと卵

冷蔵庫にあることの多いじゃがいもと卵は、特に日持ちする便利食材。レシピのレパートリーがあれば、より一層救世主になること間違いなし。今回のうちよそレシピは、「ご飯がすすむおうちごはん」「取り分けて食べるよそいきごはん」を作っていきます。

【おうちレシピ】3STEPで完成!目玉焼きごままみれ、タレじゃが丼

材料(1人分)
じゃがいも…1個
きび砂糖…大さじ2
醤油…大さじ1
酒…大さじ2
サラダ油…適量
ご飯…どんぶり1杯
白いりごま…ひとつまみ
卵…1個

STEP1:まずは下準備

塩水で茹でる。
お湯は沸きすぎ注意!
優しくぎゅっと力をかけて。

【1】鍋にたっぷりの水(分量外)を入れ、沸騰直前の状態になったら、よく洗ったじゃがいもを中火で茹でる。20分ほど経ったら竹串をさし、すっと串が通ったら茹で上がりなので取り出す。まな板に置き、ボウルなどの底でゆっくりと押しつぶす。

STEP2:ごはんがすすむ味付け

調味料を沸かす。
ほぐさず、固めて焼くとよし。

【2】小さなフライパンにきび砂糖、醤油、酒を入れたら中火にかける。1のじゃがいもを入れ、押さえつけながらタレがなくなるまで両面を焼く。サラダ油小さじ1を加え、角がカリッとなるまで焼いて。

STEP3:仕上げ

ご飯の上にのせておいて…。
胡麻の香りがする油へON。
卵はお好みの固さで。

【3】どんぶりにご飯を盛り、2のじゃがいもをのせる。フライパンにサラダ油大さじ1を引いてから白胡麻を入れ、強火で香りが出るまで炒めたら、卵を割り入れ目玉焼きに。

「目玉焼きごままみれ、タレじゃが丼」の完成

お好みで目玉焼きに醤油をたらして。ごはんが汚れてしまえばしまうほどおいしくなります。胡麻油ではなく“白いりごまと油”のMy胡麻油で焼く目玉焼きは、他の食材の邪魔をせず、風味が楽しめる。ほかの食材でもお試しあれ。

【よそいきレシピ】4STEPで完成!じゃがいものオーブン焼き、ゆで卵を添えて

材料(2〜3人分)
じゃがいも…3個
塩…適量
卵…2個
玉ねぎ…1/2個
薄切りベーコン…65g
オリーブオイル…適量
ブラックペッパー…適量
パルミジャーノチーズ…お好みの量
クレソン…10本前後

※細川MEMO
クレソンが手に入らなければ、ルッコラやイタリアンパセリなどで代用OK。チーズは粉チーズでもOKですが、塊をおろすことで「よそいき感」がUPしますよ!

STEP1:まずは下準備

竹串で力を入れてさせるくらい。
じゃがいもを取り出した茹で汁で。

【1】じゃがいもは皮をむき、塩をひとつまみ入れたたっぷりの湯で15分ほど沸騰直前まで茹でたら取り出し、粗熱をとる。鍋は再度加熱し、沸騰したら卵を入れて7分茹でる。火を止め、1分余熱で火を入れたら冷水に浸し、殻をむく。

STEP2:丁寧に切り揃えていく

形をキープしながら。
玉ねぎのサイズに合わせる。
薄くなりすぎないように。

【2】玉ねぎは5mmの輪切りにしたら、扇型になるよう4等分にする。薄切りベーコンは玉ねぎと同様の幅に。1のじゃがいもは5mmの輪切りにする。オーブンを200度に余熱しておく。

STEP3:具材を重ねて並べる

乾燥とひっつきを防止。
好きな組み合わせで重ねて。
卵ポケットを空けておく。
ホイルで蒸し焼き。

【3】耐熱の器にオリーブオイルをまんべんなく塗ったら、じゃがいも、たまねぎ、ベーコンを重ねて並べる。このとき、ゆで卵のスペースは空けておく。全体に塩を振り、オリーブオイル小さじ1〜2程度をまんべんなくまわしかけたら、アルミホイルをかぶせ、200度のオーブンで25分焼く。

STEP4:最後に、よそいきのひと手間を

ホイルをとって表面をカリッと焼く。
黄身が見えるように。
チーズを削るプレゼンは直前に。
おしゃれに仕上げるサラダトッピング。

【4】オーブンから取り出したらアルミホイルを取り外し、230度でさらに5分焼く。ゆで卵を半分に切って盛りつけ、ブラックペッパーを振って。おろし金でパルミジャーノチーズを削り、クレソンをトッピングして完成。

「じゃがいものオーブン焼き、ゆで卵を添えて」の完成

3人なら一皿でも十分ですが、4人以上なら2つに分けて盛り付けると、取り分けやすくてよそいきポイントUP。完成後すぐに食べない場合、チーズとクレソンは食べる直前に盛り付けて。熱々はもちろん、冷めてもおいしいので、メインが出来上がる前のおつまみとしても。

ロケ弁ブランドをはじめ、レシピ提供やメニューのプロデュースも手がける。著書『#ひとりじめ飯』(光文社)が発売中。Instagram:@humihosokawa

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