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訪問先で部下の方が先に名刺を渡された…「格下の烙印を押される」リスクが高い"羽織りもの"素材

  • 2023.1.20

役職が上がると、ファッションも見直したほうがいいのか。「よく部下と間違われる」「名刺交換した後にびっくりされる」そんなリスクが高まる服の素材とは。管理職女性が見落としがちな服装のポイントを、『プレジデント ウーマン』編集部が実施してきたキャリア女性たちへのアンケート調査や、座談会で挙がった経験談からひも解いた――。

ノートパソコンを手に窓際で会話するチーム
※写真はイメージです
外見をコントロールするのは管理職の必須条件

編集部では創刊以来、働く女性の「印象管理」を提唱し、身に着けるファッションなどで「外見をマネジメント」する大切さを発信してきた。自分のイメージを整えることは、自分のポジションに見合うよう、外見をコントロールすることでもある。

コロナ禍でリモートワークが一気に浸透したことで、対面で人と会う機会が減り、ビジネスファッションにも変化の波が押し寄せている。

「仕事で何を着ても問題ないと思う。大切なのはその人自身だから」(20代・一般職)と、考える人も増えてきた。同じように、これまで「お堅い業種」といわれ、厳しい服装規定に縛られていた金融系でも、時代とともに規定が弱まり、徐々にドレスコードがフリー化してきているという。

金融機関に勤めるある女性は、「ビジネスで“浮かないデザイン”と考えること自体、もはや形骸化しつつある」(30代・課長職)と言うが、それでも、ビジネスにおいて何よりも大切なのは「シーンに合った服装」そして「相手に与える印象」だと、多くのキャリア女性たちは考えている。

ビジネスファッションで重視していることは?

(複数回答)
1位 相手への印象……732人
2位 シーンにふさわしいこと……712人
3位 見た目の質感……618人
出典=「働く女性たちのファッション意識調査」(実施期間:2022年6月30〜7月7日 有効回答数:1017)

特に管理職ともなれば、役職者同士の対面機会も多くなることから、自身の印象が会社全体の印象にもなりかねない。そうした意味でも、管理職には、“重責を担っている”という意識が必要と考える人は多い。

服装次第で部下か上司か判断されることも

初めての面会には、ことさら自分の役職に見合った服装、会社を代表しているという意識を持ち、身に着けるものを工夫することが大切なようだ。

「部下と初めての営業先へ出向いた際、部下のほうが先に名刺交換された。私自身、童顔でよく年齢より若めに見られるけれど、よく考えると、部下はスーツ、私はトレンド感のある服装だったから間違われたのだと思う」(30代・課長職)

この管理職女性が自己分析するように、見た目とポジションのギャップが生じるのは、往々にして着るものに原因がありそう。

人の第一印象は「見た目が9割」といわれることからも、メイクや髪型はもちろん、最終的には服装を中心に、その人の第一印象が左右されるのは紛れもない事実のようだ。

「トレンドを追いすぎると、若づくりしていると思われ、イメージが固定しかねない」(50代・部長職)
「トレンドは取り入れたいけれど、業種的にも、トレンドを追いすぎたファッションはNG」(30代・リーダー職)

上のコメントのように、「自分の好み」だけで着る服を選定するのは、ビジネスにおいてはNG行為。会社を代表しているという意識の下、業種に合ったイメージ+自分のポジションに見合った素材とデザインのものを身に着けることが必要だという。

オフィスカジュアルな装いで業務にあたる女性
※写真はイメージです

たった1日の気の緩みが、一生の不覚として残っているというキャリア女性もいる。

「特に外出予定のない日、靴も含めてオフのようなファッションで出社。代役で急に会合に出席しなければならなくなったが、到底ビジネスシーンにふさわしいファッションではなく、恥ずかしさでその会の記憶が飛んでいる」(40代・課長職)

ビジネスデーでは、基本的に常にオンのスタイルを心掛けることも必要なようだ。

服装で恥ずかしい思いをするキャリア女性をひとりでも減らせるよう、『プレジデント ウーマン』編集部では、キャリア女性のためのビジネスファッションの掟5つを導き出してみた。

キャリア女性のファッションの掟5

1.自分の好み=会社のイメージではないと心得る
2.ビジネスでは、自身の質も見た目も大事
3.「とりあえず」で選ぶのは失敗のもと
4.ビジネスファッションに、オフはない
5.トレンドを追うほど、部下に見られる

この掟を頭に入れながら、毎日の服装を考えてみてはいかがだろうか。

中途半端な時季だからこそ、中途半端ではいられない

スーツやジャケットで見た目を整えることには慣れていても「どうせ脱ぐから」とコートなどのアウターを適当に選んでいないだろうか。特に、春先や梅雨寒、秋口などの中途半端な時季に羽織るものには、あまり意識が及んでいないキャリア女性も多いよう。

「春先などは軽めのコートが必要だけれど、出番が少ないのでファストファッションブランドでチョイスしている」(40代・課長職)
「薄手のナイロンコートなら軽いし、会社に着けば脱ぐので気にしたことがない」(40代・次長職)

春先などの中途半端な時季、冬の重いコートでは季節外れ感丸出しだし、雨だからといってペラペラのナイロンコートでは、チープ感が漂いがち。キャリア女性であればこそ、ビジネスシーンでは、チープ感漂うものはできる限り着用すべきではないだろう。

「レインコートはダサいから、雨の日も着たことがない」(30代・主任職)という人も多いが、コートなしでは、「突然の風雨に、スーツがびしょ濡れ。そのまま取引先に行ったら、担当者にドン引きされた」(20代・一般職)ということにもなりかねない。

こうした状況を避けるために、「とりあえず」や「安いから」と、この時季のアウターを安易に選ぶのは避けたいもの。

「単に、寒さや雨風がしのげればいいのではない。自分自身をワンランク上に高めてくれるものでないと」(50代・部長職)

「SOÉJU」×PRESIDENT WOMANライトコート

機能性だけを追求するならば、雨を防げる防水仕様のナイロンコートで十分だろう。けれど、会社での自分自身のポジションを振り返ったときに、それではダメなのだと、キャリア女性たちは考えている。

アウターに求めることは何ですか?

1位 上質な素材……67.8%
2位 軽さ……66.1%
3位 防水・防汚機能……64.4%
4位 合わせやすい……61.5%
出典=「ビジネスコートに関する調査」プレジデント ウーマン編集部(実施期間:2021年1月26日〜2月2日:オンラインアンケート)

もちろん、上記5つの条件には、ビジネスシーンだけではなく、プライベートでも着回せることがベースにある。

キャリア女性に必須の理想のライトコートを考える

多くのキャリア女性たちへの取材や、読者へのアンケート調査でわかったのは、ビジネスでもプライベートでも、彼女たちが愛用するジャケットやコートなどのアウターは「どんなファッションにも合わせやすい、普遍的なデザイン」だということ。トレンドよりも、むしろベーシックな色や形で、シンプルなデザイン。けれど、チープな見た目はNG。素材はあくまでも上質で、かつ機能性に優れているものを求めていることがわかった。

単に「上質」といっても、ハイブランドであればいいわけではない。上質かつ、機能性と普遍性を両立したアウターは、あるようでないのが現実。デザインを追求すれば、重く、価格も高くなり、軽さや価格を追求すれば、チープな素材が多くなる。

雨除けを目的としたナイロンの「レインコート」では、ビジネスに不可欠の上質さは望めず、上質さを求めれば“重い”“高い”“シワになる”“機能性が望めない”……という、自分自身ではなかなか解決できないジレンマ。

こうした、キャリア女性たちのジレンマを解決すべく、『プレジデント ウーマン』編集部では、「ないならばつくってしまおう」と、理想のアウターの条件を5つ導き出し、新たなプロジェクトを密かに稼働。決して部下に間違われることのない見た目の上質さに加え、軽さと機能性を併せ持つ理想の「ライトコート」を製作した。

理想のアウターに必須の5つのポイント!

1 軽さ
2 上質な素材
3 ベーシック&シンプル、かつオシャレ
4 防水・防汚などの機能性
5 不測(気象等)の事態にも対応可能

「SOÉJU」×PRESIDENT WOMANライトコート

コラボブランドは、シンプルでベーシックな着回しやすい服づくりをモットーとする「SOÉJU(ソージュ)」。シンプルだからこそ、あえて上質な素材をセレクトし、流行や年齢にとらわれない、ライフスタイルのベース(基)となる装いを届けることで、多くのキャリア女性から支持されている。

そんなブランドと共につくり出したライトコートは、通勤はもちろん、フォーマルなビジネスシーンでも引けを取らない上質感とエレガントさを併せ持つ。外出が多いキャリア女性のマストアイテムとなることだろう。

「SOÉJU」×PRESIDENT WOMANライトコート

コラボコートの受注は、1月20日(金)12:00よりスタート中

ご購入はこちらから(プレジデントウーマンストア)

これを機に、働く会社の業種、さらには自分のポジションや業務に見合う服装とは何かを十分考え、ワードローブを一新してみてはいかがだろうか。

販売期間は、2月28日(火)まで。お見逃しなく!

商品の詳細は、こちらから

構成=プレジデント ウーマン編集部

プレジデント ウーマン編集部

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