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「私の心配はしてくれないの?」デート中の言動にチクリ…彼の地雷を踏んでしまい!?

  • 2023.1.20

私が婚活中に知り合い、交際した男性の中に、アクティブな趣味をとても楽しんでいる男性がいました。彼は、私とも楽しさを共有しようとよく写真を送ってくれたり、思い出話をしてくれたりしていたのですが、あるとき、私のひと言で彼の怒りのスイッチが入ってしまって……!?

彼の趣味は危険!?

当時私が付き合っていた彼は、一人旅とドリフト走行(車のタイヤを横滑りさせながら走行する走行テクニック)が趣味のとてもアクティブな人でした。「月に2回の頻度で、仲間とドリフトをしに行っているんだ」と、目をキラキラさせながら話す彼が微笑ましく、私も楽しく話を聞いていました。

しかしある日、彼からドリフト中の動画を見せてもらってびっくり。タイヤが地面を擦り「キーッ!」と大きな音を立てながら車が激しく走行、そして背後にはモクモクと白い煙がたっていたのです。その動画は私にとって、とても衝撃的だったのですが、そんな私とは対照的に彼はとても楽しそう。私は「こんな危ないことやめておきなよ…」と否定したくなる気持ちをグッと抑えました。

彼が心配だった私

また、一人旅も趣味だった彼は、よく有名な温泉地に行ったり山登りをしに行ったりしていました。この日も、彼は長野県の山に一人で向かっていたのですが、冬真っ只中で雪が降っていたこともあり、私はとても心配していました。そして、そんな私の心配は的中。しばらくして、彼から「山を登ったものの、雪が激しく降ってきて小屋のようなところで待機している」というメッセージと共に、あたり一面雪が積もっている写真が送られてきたのです。
このときも、危ないなぁと思いましたが、彼の趣味に水を差すのもな……という思いから、口を出すことはありませんでした。しかし、あるデートの日、思いがけず彼に自分の想いをぶつけることになってしまったのです。

想いをぶつけると…

この日、彼とデートをしていた私は、出かけている最中に生理痛で体調が悪くなってしまいました。彼に「ごめん。生理痛がつらいから今日は帰らせてもらってもいいかな」と聞くと、快く受け入れてくれ、彼が車で家まで送ってくれることに。

そこまではよかったのですが、彼が車の中で「今日はこの後どこに行こうかな……ちょっと遠いけど、愛知まで行こうかな〜」と言ったのです。それを聞いた私は「生理痛でつらくてデートができなかったのに、彼は楽しそうにこの後の予定を考えてる……」と悲しくなり、思わず「私の心配はしてくれないんだね」と言ってしまいました。
すると、彼はこの言葉にカチンときたようで「今家まで送っているじゃん!」と怒り始め、私もまた怒りのままに今まで抱いていた、彼の趣味に対する気持ちをぶちまけました。すると、彼は自分の趣味を否定されたと感じたのか「俺の大好きな趣味を否定するような彼女はいらない」と言い、その場で私に別れを告げたのです。

私が彼に伝えたかったのは「ドリフトや雪山での登山経験がない私からすると、あなたの安全が心配だし、私の体調が悪いときには彼氏としてもっと心配をしてほしい」ということでした。しかし、趣味を否定されたと感じた彼は、私への気持ちが一気に冷めてしまったようで、私たちの仲は修復することなく、そのまま別れることになりました。相手への気持ちは誤解のないよう伝え、趣味を尊重することも大事だと学んだ出来事です。

著者/マツノミユ
イラスト/かたくりこ

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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