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「福耳」の人がお金持ちになるとなぜいわれているの?「福耳」とはどんな耳?

  • 2023.1.19

「福耳」は、耳たぶが大きく肉の厚い耳のこと。 この福耳をした人はお金持ちになると古くからいわれています。

では、なぜ「福耳」の人がお金持ちになれるとされるのか、ここでは「福耳」について見ていきましょう。

そもそも福耳ってどんな耳?

 

まずは、「福耳」がどのような耳を指すのかを見ていきましょう。

福耳とは

「福耳」とは耳たぶが大きく分厚い耳のことです。 耳そのものが大きいことを「福耳」とは言いません。

耳たぶが大きかったり長かったりする耳を指します。

福耳にも理想的な形がある?

実は「福耳」といっても、いくつか種類があるとされています。

主に上向きタイプと下向きタイプに分けられます。 その中でも、特に米粒が乗せられそうなくらい上向きなのが理想的な福耳とされています。

福耳がお金持ちになる縁起物とされる理由

ここからは「福耳」が縁起物とされる理由について見ていきましょう。

神様の姿から

「福耳」が縁起物とされるのは、神様の姿と共通するものを持つことになるからとされています。

日本でも古くから信仰されている七福神のうち、「大黒天」「恵比寿」「布袋尊」は、いずれも福耳姿で描かれることが多いです。 大黒天は「財や運の神」であり「商売繁昌の神」、恵比寿は「漁の神」や「商売繁盛の神」、布袋尊は「富貴繁栄」の神として信仰されてきました。

いずれも富にまつわる神であり、庶民にも親しまれてきた神々ですので、「福耳」という外見的特徴に共通したものを有している人物もお金持ちになるとされてきました。

お釈迦様も福耳だったことも影響している?

七福神だけではなく、お釈迦様も一種の「福耳」とされています。

お釈迦様には、「三十二相八十種好」といわれる特徴があります。 その八十種好のひとつに、耳が肩まで届く程垂れ下がっているという特徴があげられています。 この特徴は、福耳と解釈されます。

そこから、お釈迦様の特徴と共通している「福耳」を持っている人は成功する縁起のいい特徴にされた・・・のかもしれません。

あの英雄も福耳だった?

 

日本でもよく知られる三国志に登場する英雄も「福耳」だったとされています。

三国志の劉備も福耳だった・・・かもしれない

三国志を語るなら絶対に欠かせない人物の1人「劉備」。 この劉備の外見として、腕は膝に届くまで長く、自分の耳を見ることができるほど大きな耳をしていた、とされます。

この大きな耳という特徴を福耳だったと解釈されることがあります。 そのため、絵に書かれたり像が作られる際も福耳にされることもあります。

劉備とはどんな英雄?

劉備は字を玄徳といい、いわずとしてた古代中国・三国時代に活躍した人物です。

黄巾の乱の折に立ち上がるものの、領地を持っていなかったため勢力としては弱く、曹操や袁紹といったこの時代の英雄でもある各地の豪族に付き従う事も多くありました。 しかし、後に三国のうちのひとつ「蜀」の皇帝として活躍し、死後は昭烈帝と称されました。

義兄弟であり将軍として劉備に仕えた「関羽」や「張飛」、軍師である「諸葛孔明」といった親しい人物もよく知られています。

まとめ

「福耳」は、大きな耳たぶのことです。 この「福耳」は、古くからお金持ちになれると言われてきた相でもあります。

それには、福の神として知られる七福神の大黒天・恵比寿・布袋尊や、お釈迦様も関係しているとされます。

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