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冬のくすみ老け肌に!朝やるべき血色UPケア

  • 2023.1.20

朝起きて、鏡を見て自分の顔色の悪さにおどろくことはありませんか? 40・50代は寝ている間に血行が悪くなりやすく、よく寝たはずなのに顔が疲れて見えるということが多くなります。

肌育美容家の筆者が、時間のない朝でも簡単に顔色の血色をアップさせる方法をご紹介します。

■なぜ、朝は顔の血色が悪く見える?

40・50代の顔悩みに多いのが、土気色(つちけいろ)になるタイプ。

もともとの肌よりも1〜2トーンダウンして、少し日焼けしたように見える顔色です。血色不良だけが原因ではなく、巡りが悪くなり滞っている場合もあります。

朝は時間がないので、ヨガやストレッチ、スチーマーで優雅にケアはしていられません。洗面所だけで簡単に済む方法を試してみてください。

■時間のない朝にも◎!顔色の血色をアップさせる方法

筆者のサロンでは、フェイシャルマッサージの後の仕上げに、冷やしたタオルを顔に乗せクールダウンをしていました。トリートメントで熱をもった肌を鎮静する役割と、毛細血管を冷やしてその後の血流を促す効果が期待できるからです。

同じように顔を温めてから冷やすと、バラ色の肌に導きます。簡単なので、ぜひ試してみてください。

「ホットタオル&冷タオル」のやり方
(1)いつもと同じように洗顔をする

洗顔料を使っている人は、普段と同じように洗顔をしてください。ぬるま湯洗顔のみの人は、(2)から始めてください。

(2)お湯を40度ほどにして、タオルを温める

ホットタオルはレンジでも作れますが、キッチンとの往復は面倒です。お湯を高温にしてフェイスタオルを温め、しっかり絞ります(火傷に注意してください)。

(3)タオルを1分ほど顔にのせる

温度が冷めるまで、顔全体にタオルをのせます。

(4)冷タオルで顔を冷やす

同じタオルを冷水で冷やして、再度顔全体にのせてください。

熱いお湯や冷水で洗い流して必要な皮脂を取りすぎないよう、タオルを使ってくださいね。

■頭皮と鎖骨周りのマッサージ

血行不良だけが原因ではない場合は、頭皮と鎖骨周りをもみほぐすことがおすすめです。

指でピースサインを作って鎖骨を挟み、“イタ気持ちいい”くらいの圧で撫でます。首中心から、肩に向かって3回ほど流すだけでも顔のリンパが流れるでしょう。

洗面所に小さめのカッサやローラーを置いておくと、歯を磨きながら鎖骨周辺のケアができます。その後、指の腹を使って頭皮のマッサージをしてみてください。先に鎖骨のリンパを流しておくと、頭皮マッサージをするだけで血色感がアップします。

ポイントローラー/ハリフト

小さめサイズのポイントローラー。美容鍼発想でローラーに突起がついています

肌あたりは痛くないので、スキマ時間にコロコロできてとても便利です。
(税込価格3,960円)

■時間がない場合は、下地で血色作り

何もかも面倒という時は、ケアではなくメイク下地で血色作りをしましょう。

ブルベにはピンク系、イエベにはアプリコット系の下地がおすすめ。自分のパーソナルカラーがわからない時は、アプリコット系を使ってください。

最近は、“トーンアップ下地”と呼ばれるベースが流行しています。この下地には、「酸化チタン」という成分が入っている場合が多いです。これは、40・50代の血色のない肌にはかえって、白さだけを悪目立ちさせてしまう可能性があるので注意してください。

ほんのりと紅潮したような肌作りには、色付きのメイク下地でごまかすのも大人のかしこい方法です。

ミネラルインナートリートメントベース/エトヴォス

写真左のアイテムは、クリアベージュとラベンダーベージュの全2色展開。血色を作るためには、ラベンダーベージュがおすすめです。血管が透けたときのようなラベンダー色で、顔がほんのりと明るくなります

やりすぎ感のない色味と高保湿が叶う下地なので、40・50代にぴったりでしょう。
(全2色 25ml SPF31 PA+++ 税込価格4,950円)

N by ONLY MINERALS ミネラルコンプリートベース 01 YES!/オンリーミネラル

写真右のアイテムは、40・50代の肌に自然な血色感を与える優秀下地です。

アプリコット系の色味が沈んだ顔色を持ち上げてくれます
(30g SPF15 PA++ 税込価格3,850円)

時間のない朝の血色ケアは、簡単にすむ方法が一番。自分に合ったやり方で、若々しい血色肌を作ってください。

(肌育美容家 今泉 まいこ)

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