体調に異変。それでも自分勝手な彼氏にはっきりとした嫌悪感を抱く｜束縛×モラハラ彼氏

パートナーと別れようと決断するタイミングはどんなときですか。人によりさまざまだと思いますが、ぜひ自分が大事にされていないと感じたら、決別を視野に入れてほしいと思います。自分を否定したり認めてくれないパートナーでは、どんどん自分がつらい思いをします。自己肯定感とは、生きる上でとても大切で、それは自分が意識しないと高めにくいと言います。ニシ・ケイ(@nishikei_hetamanga)さんの描くエッセイ『束縛×モラハラ彼氏』。今回は主人公がモラハラ彼氏との決別を決意するエピソードを紹介します。

彼氏が好きかどうか…。自問自答の結果は果たして？

この物語りの主人公はキキさん。知り合いの代理のために入ったアルバイト先でバッキーと言う男性と親しくなります。後に二人は付き合うことに。

しかし、付き合い初めてからキキさんは、バッキーの異常な束縛や理不尽な要求に息がつまるようになっていきます。

ある日、友人に本当に彼氏が好きなのか聞かれたキキさん、果たしてどんな答えがでてくるのでしょうか。

友人に指摘された共依存、このままでいいの？

友人の問いかけにようやくどれほど自分が追いつめられていたのか実感できたようですね…。気が付いたら「自分なんか」という思想に陥っていたキキさんは、バッキーのことをどう思ってるのか自問自答を始めます。

ようやく自分の気持ちに気が付きはじめたころ、キキさんの体に異変が…、もしかしたら、今までのストレスが体に出たのかもしれません。

弱った心では、冷静な判断もしにくくなります。最後の一コマは、バッキーの異常な執着心がキキさんにとって間違った心の拠り所になってしまっているというとても印象的なシーンですね。

自分勝手な行動にはっきりとした嫌悪感を抱く

相手の体調を気にするようにして、自分の欲を満たすことしか考えられないバッキーに、キキさんははっきりとした嫌悪感を抱きます。

大切なパートナーなら、相手のつらいときに自分勝手に欲を満たすことはしないはずですよね。ようやくキキさんは、今まで自分は大切にされていたのではないと自覚をしたようです。

キキさんの体調はとても心配ですが、これをきっかけにバッキーをどう思っているのか、これからどうしていきたいのかをしっかりと自覚することができそうです。

著者：ゆずプー