【南九州市頴娃】日本唯一の養殖！ 幸せのシンボルに会える「タツノオトシゴハウス」

みなさんは、“ひとり時間”を過ごしていますか？ わたしはライターという仕事柄もあり、割りと一人でどこそこ行けてしまいます。

もちろん、友人たちと過ごす時間もかけがえのないもの。 それと同じくらい、自分ひとりの時間はわたしにとってはなくてはならないものなのです。

１月21日号「リビングかごしま」の、“ひとり時間”の過ごし方という特集企画で、わたしがひとりでよく行くお店が掲載されることに決まりました！お店は、頴娃町にあるタツノオトシゴを養殖している、「タツノオトシゴハウス」。今回はその魅力に迫るとともに、わたしのタツノオトシゴハウスでの過ごし方もご紹介します!!

タツノオトシゴハウスとは

海中で出会った一匹のタツノオトシゴに魅入られて、加藤紳さん（タツノオトシゴハウス代表）が2008年に養殖を始めました。なんと日本で唯一の場所なんですよ。

２年後の2010年に、タツノオトシゴ観光養殖場として「タツノオトシゴハウス」をオープン。 かれこれ13年近くも続いているのです。

店内の光景。入り口には、たくさんのタツノオトシゴグッズが並べられています。 最近面白いグッズが仲間入りしたとか！？ 後ほど詳しくご紹介をしますね。

タツノオトシゴの魅力

タツノオトシゴの性格は、この写真が物語っています 笑 見ての通り、とっても穏やかな性格。ナワバリ争いなどはしません。 加藤さんは、この穏やかな性格に惹かれたそうですよ！

館内にはいくつもの水槽があるのですが、どの水槽のタツノオトシゴを見ても平和な空気が流れています。見るとほっこりしますよね。

実は、タツノオトシゴには少し変わった一面があります。 普通はメスが卵を産むと思うのですが、タツノオトシゴはオスが出産をします！ 卵をメスから受けとり、オスがポケットで育てるのです。 卵を受けとるとき、ハートの形に似ていることから「良縁」のご利益があると言われています。そして、オスが出産をすることから「安産」のご利益も！

こちらの写真の中に、元旦生まれの赤ちゃんがいます。 是非見つけてみてください〜。

御朱印ならぬ「魚朱印」が登場！

館内入り口にはグッズがたくさんありますよ〜と書いたのですが、わたしが個人的にオススメのグッズをご紹介しますね。

自分に買っても良し！ 誰かにプレゼントしても良し！ 本物のタツノオトシゴが入っているお守りです。

たくさんのタツノオトシゴが生まれるのですが、残念ながらすべてが生き残れるわけではありません。途中で命尽きてしまった子を、お守りとして身につける。 昔、浜にあがったタツノオトシゴは、お守りとして持っていると良いことがあると言われていました。その名残りですね。

2023年バージョンもあるんですよ！ うさぎとタツノオトシゴって、可愛い。

もう一つご紹介！ こちらは昨年末から登場した「魚朱印」です。御朱印ならぬ、魚朱印とは考えましたね 笑 こういうのを見ると買いたくなる性のわたし。なんと、リビングかごしまの取材の日が発売初日だったので、第一号として買ってしまいました。 （わたしが買ったのは左端の昇り竜です）

これは「売れるでしょう！ 」とお店の人に言い、買ったという逸話があります。 ３種セットで買われる方も多いとか。これはご利益あるよ〜！是非買ってね。

ひとり時間の楽しみ方

私は、月に１回は必ず行くのです 笑 なのでスタッフ全員と、とっても仲良しです。

こんな演出もしてくれるんですよ。写真に写っているのは、加藤さんです。 タツノオトシゴについて、いろいろなことを教えてくれるし、時にはエサをあげているところも見せてくれる。加藤さんのおかげで、わたしもタツノオトシゴについて詳しくなりました。

居心地が良くて、ついつい３時間以上はいます 笑 タツノオトシゴたちを見たり、海や開聞岳をボーッと眺めていると、あっという間に時間が過ぎてしまうんですよね。不思議なものです。 （もちろんスタッフとの会話も楽しんでいます）

加藤さんが一匹のタツノオトシゴに魅了された気持ち、分かるんですよね。 穏やかな性格だからこそ、見ているだけで心が癒される。 忙しい日々に疲れたときは、ここに来てリセットをする。わたしにとっては、大事な大事な空間です。

是非、ひとり時間にタツノオトシゴハウスへ行かれてください。

タツノオトシゴハウス 住所：南九州市頴娃町別府5202-2 TEL：0993-38-1883 営業時間：10:00~16:30 定休日：火曜日（祝日は営業） 駐車場：有り（番所鼻自然公園P） Instagramhttps://www.instagram.com/seahorsehouse_jp/