1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 「妻を本当に誇りに思う」モナコのアルベール2世、「大変だった一年」とシャルレーヌ公妃について語る。

「妻を本当に誇りに思う」モナコのアルベール2世、「大変だった一年」とシャルレーヌ公妃について語る。

  • 2023.1.17

12月20日の米「ピープル」誌のインタビューで、モナコの大公は各方面で活躍する妻を絶賛した。

aflo_204225357.jpg
モナコのナショナルデーのイベントに姿を見せたモナコ公一家。(2022年11月19日)photography: AP/Aflo

モナコのシャルレーヌ公妃が公務に復帰してから数ヶ月経った。2021年は耳鼻咽喉科領域の感染症にずっと悩まされていた。2022年の初めはまだ体調が安定しなかったものの、その後公務に復帰することができた。そんな妻を夫は手放しで誉めた。「妻を本当に誇りに思う」とアルベール2世は12月20日の「ピープル」誌に語った。

公務復帰

振り返ると、シャルレーヌ公妃は耳鼻咽喉科領域の感染症にかかり、何度も手術となり、最終的には2021年10月に全身麻酔を伴う手術を受けた。生まれ育った出身国の南アフリカに長期滞在後、11月初旬にモナコに戻ったものの、療養生活は2022年4月まで続いた。

とても「大変だった一年」の間、ほとんど姿を見せなかった公妃はいま公務に復帰し、チャリティー活動も再開している。夫によれば赤十字などいろいろな団体を訪れているそうだ。南アフリカで幼少期を過ごした公妃は子どもの貧困問題に関心を寄せている。プロスイマー時代には貧しい子どもたちを集めて水泳教室を開くなど、長年にわたって慈善活動に取り組んできた。

「妻はとてもよくやっている 」と夫は言うと、「彼女はみんなで、子供たちも一緒に、なにかするのが大好きで、今年はとてもいい感じに終わりそうだ。こういう展開になってみんなとても喜んでいる」と続けた。

管理能力

また、アルベール2世は妻の管理能力を高く評価した。モナコ近郊の広大な私有地に加え、公妃は宮殿内の維持管理も担当している。700年の歴史と862室を持つ宮殿の維持はたやすいことではない。

子どもたちの教育

さらに公妃は双子のジャック公子とガブリエラ公女に将来の立場を教える重要な役目を担っていると夫は言う。「それは日々の過ごし方や週単位での話ではなく、折々のことだ。行事を控えて妻と話し合い、子どもたちも出席した方がいいとなれば、ふたりで子どもたちにその意義を説明する。つまり、“どんな行事で、なぜそれが重要なのか”といったことだ」とグレース・ケリーの息子は言った。

忙しい8歳

双子については「とても元気なすごい子たち。もうちょっと勉強に集中してくれればというのはどんな親も言うことだろう。8歳になったばかりの子どもなら誰だって、ちょっと気が散ることはある」とアルベール2世は語った。

さらに「2人ともスポーツが大好きだ。教室で授業を受けるよりも友だちと校庭で遊ぶほうが楽しい年頃らしい。いつもとても活発で、好奇心旺盛だ」とも教えてくれた。

ガブリエラ公女とジャック公子は習い事にも忙しい。演劇を習っているのは、祖母がオスカー女優のグレース・ケリー、大叔父はピューリッツァー賞を受賞した劇作家という血筋だからだろうか。スポーツも「テコンドー、テニス、そしてもちろん水泳」と、公妃がオリンピック選手だったことを思いださせながらモナコ大公はつけくわえた。

元記事で読む
の記事をもっとみる