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干支のごとくぴょんぴょん飛躍するために!働く人が今高めたい4つの能力

  • 2023.1.17
出典:シティリビングWeb

今回は今年の干支、ウサギ年にちなんで、ぴょんぴょんと飛び跳ねるように職場で一層の飛躍をしていただくことを願って、働く人が高めたい「4つの能力」について紹介します。

1.ワーキングメモリー

聞いたことを忘れがち、ミスが多いとお悩みの人。それは、もしかすると、前頭前野がうまく働いていないのかもしれません。オフィスワークではパソコンが作業の主体ですので、手書きと比べて情報を一時的に保持して処理するワーキングメモリを司る前頭前野が使われにくくなっている可能性があります。

「漢字が書けなくなったなぁ」と心当たりのある人は、あえて日記は手書きにするなど、意識的に前頭前野を使う「機会」を取り戻すことが必要かもしれません。

2.集中力

仕事で作業に集中したいのに、気が散ってしまう、そんなお悩みがある人は、「帯状回(たいじょうかい)」という周囲の異常をキャッチする脳の部位が、働きすぎているのかもしれません。メールやSNSの通知を完全にオフにしたり、スマートフォンを切ったり、人の声が入らない静かな場所で短時間だとしても集中して仕事をする等、脳が散漫にならない環境を整えるようにしましょう。

3.対話能力

文字や数字に向きあい続け対人的な仕事が減ると、左脳の機能は高まるけれど右脳が弱ってしまい、他人との対話を通じて培われる共感力が高まりません。データ分析の仕事など、普段あまり人と接しないなと感じている人は、今年こそは!と、新しい体験をしてみてください。入ったことのないお店で店員さんと会話する、行ったことのない場所に行って初めての景色をみる、歩いたことの無い道を歩くなどで構いません。昨年までとは違った自分に出会うつもりで新しい体験にチャレンジしましょう。右脳が刺激され、自ずと対話力と共に共感力が増してきます。

2.発想力

脳機能の分析は各研究機関で進んでいますが、最新のMRIを使って「ひらめいた瞬間」の脳を調べた結果、脳の広い領域が一斉に活動していたそうです。人間の脳には様々な機能がありますが、より広い領域が一斉に活動すればするほど脳にはよい状態となるのです。

これをデフォルト・モード・ネットワーク(DMN)といいますが、このDMNの状態を創り出すには、「ぼーっとする」ことが近道です。ぼーっとしている時は、実は脳は活動を続けてくれていて、無意識のうちに記憶の断片をつなぎ合わせ、ひらめきをもたらしてくれるのです。

企画職などに就かれている方や、アイディアを出すクリエイターの方には欠かしてはいけない「ぼーっとする」時間。休み明けにぼーっとしている同僚も、もしかしたらものすごいアイディアを職場にもたらしてくれる頼もしいパートナーかもしれません。

以上、4つの能力の高め方をお伝えしました。人間には、多種多様な能力が秘められています。2023年、これまでに身につけてこなかった新しい職務遂行能力の向上に、是非取り組んでみてください。資格を取ろうとするよりもお手軽に、今すぐに始められるのでおすすめです。読者の皆様にとって、ますますHAPPYな一年になりますように!

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