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「3万もあれば十分だろっ お前が無能なだけじゃない?」。生活費の相談をしたらブチギレた夫<信じた夫は嘘だらけ 浮気・ワンオペ・DV...地獄の結婚生活を終わらせます>

  • 2023.1.17

この人となら大丈夫。そう思ったのに――。
信じた夫は、虚言癖・浮気性・浪費家のモラハラDV男だった!?

KADOKAWAから発売された『信じた夫は嘘だらけ 浮気・ワンオペ・DV...地獄の結婚生活を終わらせます』(著者:3cha)は、信じて結婚した夫からの地獄のような仕打ちに耐え、2人の子どもを守ろうとする元シングルマザー・えりの闘いを描くヒューマンドラマ漫画だ。

シングルマザーを救った希望の光

シングルマザー・えりは、娘・ひまりと暮らしていた。ひまりは元夫との子供。懸命に働き、大変ながらも2人で穏やかな生活を送っていた――。

えりは社会人3年目で元夫と結婚し、すぐに子供を授かって専業主婦になった。そこまではよかったのだが、子供が産まれると夫婦関係は一変。夫は家事どころか育児も手伝わず、毎晩飲み歩いて朝帰りをくり返すようになった。

慣れない子育てで、精神的に不安定になっていく。愛し合って結婚したはずが、顔をあわせればケンカばかり。それでも、えりは必死に良い妻・母であろうと頑張っていた。そんなある日、夫が離婚届を一方的に突き付けてきて、結婚生活は2年もたたずに終わりを迎えた。

子供の養育費を払ってもらうことを約束し、離婚。後から、元夫は同僚の女と不倫していたらしいことを知ったが、もはやどうしようもなかった。その後、えりはひまりを保育園へ預けて就職。2人の生活が落ちついた頃、男友達から紹介されたのが現在の夫・ゆうきだった。

ゆうきは明るく、一緒にいると楽しい。えりにもひまりにも優しく接してくれる。服や家具の趣味、物事への考え方、外食やほしい物へのお金の使い道など、どれも驚くほどえりと似ていた。

ゆうきは元夫とは違う。この人となら、幸せな生活が送れるかもしれない――。付き合って半年後、えりはゆうきからプロポーズされた。

「俺と結婚してください」
「あの...すごく嬉しいんだけど 私...バツイチで子供もいるんだよ? 私なんかでいいのかな...」
「俺がいいって言ってるんだから いいに決まっているだろ? 俺だってそんなに稼げているわけじゃないし 迷惑かけるかもしれないけどさ えりとひまりがいてくれたら それだけで幸せなんだ」

そして2人は結婚。えりはすぐに妊娠し、育児に専念するために会社を退職した。

信じていたのに...最悪の夫の本性

ところが、えりが仕事を辞めたら、ゆうきは豹変した。

妊娠中のダルさがきつくて横になっていると、辛辣な言葉をぶつけてくる。「ひまりを放っておいて なんでソファーなんかで寝てるの? 毎日毎日よくそんなに寝てられるね 仕事もせずゴロゴロできて うらやましいかぎりだよ」。会社を辞めることには賛成してくれたのに...。

妊娠中、なかなか家事ができないえりを見て、ゆうきはあからさまにイライラするようになった。「お前なんのために家にいるの? 役立たず」と罵倒してくる。こんな人じゃなかったのに...。

家計はゆうきが管理するようになり、生活費は3万円しか渡されなくなった。ひまりも大きくなって食べる量が増え、出産に向けて通院も増えていくのに......。このままじゃダメだと、えりはゆうきに相談する。

「あのね 月3万円じゃやりくりが厳しくなってきたの... ひまりも2歳になってよく食べるようになったし この子ももうすぐ生まれるから 病院代もバカにならなくて... 少しだけ生活費を増やしてもらえないかな?」
「は? なんで?」
「えっ...今説明した通りなんだけど...」
「3万もあれば十分だろっ やりくりできないお前が 無能なだけじゃない?」

必要最低限のお金がほしいと言っただけで、怒鳴りだしたゆうき。こんなはずじゃなかった。結婚前に、いい人だって見きわめたはずなのに...。

しかし、えりはまだ諦めていなかった。お腹の子が生まれたら、ゆうきは変わってくれるはず...。ひまりは元夫との子だから、ゆうきの実の子が生まれたら...きっと...。

家計のやりくりについてモラハラし、削った家族の生活費で元カノと不倫する最悪の夫。えりが願ったとおり、自分の子供が生まれたら、変わってくれるのか。クズ夫との地獄の結婚生活。えりと子供たちの未来は、どうなってしまうのか――?

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