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そっとバッグに忍ばせたい…品格あるレディの必需品“ハンカチ&手鏡”

  • 2023.1.16

小物は持ち主の価値観やセンスを映す鏡。普段からいいものを使うことで、品格は磨かれていきます。大人としての小物選びの極意を、審美眼を持つエッセイスト・柳沢小実さんに教わりました。

ハンカチ

色や柄に統一感を持たせてさりげなく自分を印象づけたい。
お気に入りの色や柄で揃えると、自分を表現するツールにもなるというハンカチ。「何気ないけれど、なぜか印象に残るアイテムだと思うんです。私は白に統一して、イニシャル入りやリネンなどいろいろ収集。清楚な雰囲気で、フォーマルなシーンでも使えます」

1、厚みのある高品質なリネン素材に、イニシャル刺繍をワンポイントで入れて品よく。自分のイニシャルを選べば愛着もひとしお。イニシャルハンカチーフ¥3,300(和光/和光 本店 TEL:03・3562・2111)

2、やわらかい薄手のコットンリネン素材。縁を6重の細いステッチで囲み、ほんのりエッジを利かせた優美さが絶妙。エッジステッチ¥2,750(クラシクス・ザ・スモールラグジュアリ/クラシクス・ザ・スモールラグジュアリ 日本橋人形町店 TEL:03・5623・9171)

3、折り返し幅を広めにとり、贅沢に生地を使ったフレンチヘムのリネンハンカチ。シンプルなデザインだからこそ、フレンチリネンの美しさが際立つ。フレンチヘムリネンハンカチ¥3,080(エイチ トーキョー/エイチ トーキョー 三宿店 TEL:03・3487・4883)

4、リトアニア産の上質なリネンに、華やかなギュピールレースをあしらったフェミニンな一枚。ミニヨンレース麻ハンカチ¥1,320(近沢レース店/近沢レース店 元町本店 TEL:045・641・3222)

手鏡

バッグからさっと取り出し使う仕草がエレガント。
リップの塗り直しや、ちょっと身だしなみを整える時に、使用感たっぷりのファンデの鏡を覗き込むのは少し優雅さに欠ける気が。「バッグからさっと取り出したいのが小さな手鏡。使う仕草もスマートですし、わざわざ持っていること自体も素敵ですよね」

1、ミラーに閉じ込められているのは、フラワーショップの日々の営業で出る花や葉を捨てずに、独自のドライシステムで丁寧に加工した押し花。一点一点表情が違い、自分だけの特別感が楽しめる。ミラー各¥2,420(イーダブリュー.ノート/イーダブリュー.ノート ニュウマン新宿 TEL:03・5315・0444)

2、ステンドグラス作家・山﨑まどかさんの作品。美しい曲線と細く繊細なフレームが生み出す意匠がシック。手鏡¥8,580(アトリエ マド/リンファ )

3、手のひらサイズの丸い手鏡は、日本の伝統を取り入れながらのモダンな佇まいが新鮮。表面には傷がつきにくい独自の蒔地技法・ベンガラ色が塗られている。蒔地漆手鏡¥13,200(輪島キリモト/輪島工房 TEL:0768・22・0842)

柳沢小実さん エッセイスト、整理収納アドバイザー。モノ選びの審美眼に定評があり、衣食住、収納、旅、台湾にまつわる著書も多数。最近はタイのカルチャーにハマり中。Instagramは@tokyo_taipei

※『anan』2023年1月18日号より。写真・市原慶子 スタイリスト・野崎未菜美 構成、文・野尻和代

(by anan編集部)

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