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「年収1000万円だけど激務」vs「年収500万円で普通の業務量」…どちらかを選ぶなら?働く男女の“リアルな選択”

  • 2023.1.16
究極の2択、あなたはどっち?
究極の2択、あなたはどっち?

あなたは「年収1000万円だけど激務」か「年収500万円で普通の業務量」なら、どちらの働き方がいいですか。結婚相談所や婚活サービスを提供するQ.E.D.パートナーズ(川崎市)が、「出世・給与」に関する調査を実施。その結果を発表しました。

「出世に興味がない」人は4割超

調査は2022年12月、企業で社員として働く男女を対象に、インターネットで実施。200人から有効回答を得ています。回答者の性別は、男性が49.0%、女性が51.0%。年代は、20代が22.0%、30代が44.5%、40代が33.5%です。

まず、「自分の出世欲」について聞いたところ、「出世に興味がない」と回答した人が42.5%でトップとなりました。「出世したくない」(15%)と合わせると、出世を望んでいない人、出世に興味がない人が全体の57%を占める結果となっています。一方、「多少は出世したい」人は36.5%、「出世したい気持ちが強い」人はわずか6.0%でした。

回答の理由を見ると、「出世に興味がない」と回答した人からは、「上司を見ていると今の会社では出世はしたくないと思ってしまいます」「出世したらプライベートの時間が減るから」「役職に憧れが一切なく、尊敬する上司と今まで出会ったことがないため、『役職=人望がない』というイメージ」といったコメントが。「出世したくない」と回答した人からも、「出世した後の待遇と今の待遇を比べたときに、全くメリットを感じることができないから」「給料も変わらないのに仕事量ばかりが増えるから」といったネガティブな声が多く上がっています。

一方、「多少は出世したい」と回答した人からは、「出世しないと給料が上がっていかないから」「出世した方が責任もあるが権限が増える」、「出世したい気持ちが強い」と回答した人からは「会社員の収入、給与を上げるには昇進するのが手っ取り早いから」「出世することで社会的に信用される、または自分の市場価値が上がると考えているからです」といったコメントが寄せられました。

また、「『年収1000万円だけど激務』と『年収500万円で普通の業務量』ならどちらがいいか」について聞くと、「年収1000万円だけど激務」を選んだ人は16%にとどまる結果に。バブルを経験している世代の中には、「激務で高年収」が当然という価値観の人もいるかもしれませんが、今の20〜40代は「高年収でも、激務ならNO」と考える人が圧倒的に多いことがうかがえる結果となっています。

オトナンサー編集部

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