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運動してもキレイに痩せない原因は? ヨガインストラクターが教える「NGダイエット」

  • 2023.1.15

ダイエットのために運動やエクササイズに励んでいる人も多いでしょう。しかし、姿勢が悪いまま体を動かしても、うまく効果に結びつかないことも。今回はヨガインストラクターの筆者が、姿勢でわかる「NGダイエット」の特徴をお伝えします。

ダイエットの前に姿勢をチェック

食事制限や筋トレなどで頑張って痩せても「お尻が垂れてしまった」「下半身だけ太いまま」「バストが落ちてしまった」など、理想の体型とは程遠い状態に…。そんな経験がある人もいるのではないでしょうか。なかなか理想の体型に近づかないのは、“姿勢”が原因かもしれません。

こんな姿勢になっていませんか?

首が突き出て背中が丸まっている

長時間のスマホ使用やデスクワークの影響などにより、首を前に突き出して背中を丸める姿勢がクセになっていませんか? 常にこのような姿勢でいると、首や背中、肩がガチガチに固まり、胸も縮まって呼吸が浅くなりやすい傾向があります。

呼吸が浅くなると体の循環が悪くなり、基礎代謝にも影響を及ぼす可能性も。また、体が凝り固まることで全身のバランスが悪くなり、ダイエットをしても効果が出づらくなってしまうことが考えられます。

反り腰でお腹がぽっこり出ている

腰を反らせて下腹を突き出すような姿勢は、腰に負担がかかり腰痛になる可能性があるうえに、胸の張りがなくなって垂れた印象になってしまうことも。

さらにお腹がポッコリと突き出て、ダイエットをしてもお腹だけが痩せにくい状態になってしまう可能性もあります。

まずは姿勢を整えよう

理想の体型を目指すために、まずは縮んでしまっている背骨を伸ばしてあげることが大切。また、圧迫されているお腹をすっきりさせるために、同時に肋骨周りも整えていきましょう。

すっきり気持ちよく伸ばすだけ! 背骨を伸ばすストレッチ

1.膝立ちの姿勢になります。
2.両脚は腰幅程度に開き、腰は床に対してまっすぐに立てるようにし、反り腰にならないよう注意します。
3.両腕を鎖骨の位置で伸ばし、右手首を左手でつかみます。

4.腰が反らないように意識しながら、両腕を頭上に伸ばします。
5.腕や肩の力を抜いて、リラックスしたまま持ち上げましょう。
6.息を吸いながら左手で右腕をひっぱり、右側の肋骨を上に向かって伸ばします。

7.息を吐きながら、右側の肋骨から上半身を左に倒し、肋骨が気持ちよく伸びるところまで引っ張ります。
8.ゆっくりと5回ほど呼吸をしながら、肋骨周辺が呼吸によって伸びたり縮んだりするのを感じましょう。
9.このとき、上げた腕は耳よりも手前の位置でOK。腰や胸を反らないようにするためです。
10.腕を下ろして楽な姿勢に戻します。
11.反対側も同様に行います。

ビフォーアフターをチェックしよう

ストレッチを行う前に、自分の呼吸の状態や体の感覚をチェックしておきましょう。ひと通りストレッチをやり終えた後に、体がどのように変化したか比べてみてください。

背骨や肋骨周りが伸びて呼吸がしやすかったり、体が軽くなったり、という感覚があればバッチリです。無理をせず、心地よいと思える範囲で続けてみてくださいね。

©︎swissmediavision/gettyimages

文 / 上村由夏

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