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「メイクよりもオーラルケア」。50代セレクトショップディレクターがすすめる"等身大"のおしゃれ

  • 2023.1.16

島根県松江市のセレクトショップ「Daja(ダジャ)」のディレクターを務める、板倉直子さん。雑誌『大人になったら、着たい服』やWebサイト「暮らしとおしゃれの編集室」などで披露しているベーシックな着こなしが、人気を集めている。

板倉さんは「Daja」で働き始めて33年、現在50代。"今"のおしゃれと暮らしの楽しみ方を、3冊目の著書『明日、ちょっといい私に出会えたら』(主婦と生活社)に詰め込んだ。

以前はモーレツな"働きマン"だったという板倉さん。近年のライフスタイルの変化と、年齢からくる体調や体型の変化で、着たい服や日々のルーティンが大きく変わったという。

板倉さんが大事にしている持ち味は、「おしゃれすぎない暮らしになじむ"等身大"の着こなし」だ。

たくさんの洋服はいらないけれど、自分なりのおしゃれを楽しめたら。
若作りをしようとは思わないけれど、いつまでもフレッシュな気持ちでいたい。
心地よさは何より大切だけれど、颯爽とした佇まいや、つや感も必要。

シャツ一枚でも、これまでとは違う雰囲気のものを取り入れて、気分を変えてみる。メイクを頑張るよりも、オーラルケアを大切に。そんな、無理なく小さな幸せを楽しむ日々の考え方が、本書でたっぷりと語られている。さらに、山陰地方の美しい自然を背景にとらえた写真も見どころだ。

板倉さんは読者に、「めぐる季節を楽しむように、この本のページをめくっていただけたら」とメッセージをつづっている。

〈目次より〉
Chapter 1
今の"身の丈"に合った服選びって?

おしゃれの"骨格"白シャツが変わった
"バンドカラー"は新たな暮らしの必需品
これさえあれば、3種のパンツ
お気に入りのザ・王道セーター
コートで備えよ
Tシャツをブラウスのように ほか

Chapter 2
季節を味わわないと
あっという間に1年が過ぎてしまう

冬 春 夏 秋
暮らしの中に花を
器選びは洋服を選ぶ感覚で
モヤシ炒めだって器次第 ほか

Chapter 3
無理なく自分を整える

メイクよりもオーラルケア
運動は"ながら"で無理せず
音楽で気分をスイッチする
センスを磨くためにあえて絶望を ほか

■板倉直子さんプロフィール
いたくら・なおこ/島根県松江市のセレクトショップ「Daja」のディレクター。『大人になったら、着たい服』でトラッドを基本にした私服コーディネートが紹介されると、マニッシュな中に大人の女性らしさがあると大評判に。日々の着こなしや暮らしぶりを紹介しているインスタグラムも人気。著書に『大人のための かしこい衣服計画』『頑張らないおしゃれ』(ともに主婦と生活社)がある。

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