1. トップ
  2. スキンケア
  3. 実は唇を乾燥させてしまうNG習慣3つ

実は唇を乾燥させてしまうNG習慣3つ

  • 2023.1.15

毎年この時期になると悩む「唇の乾燥」。40・50代になると、顔や身体だけではなく指先、唇など細かいパーツの乾燥が特に気になり始めますよね。

唇がカサカサと荒れていると見栄えが悪いだけではなく、清潔感のなさや老けた印象を与えることも。みずみずしい唇を保つために普段の習慣を見直してみましょう。

肌育美容家の筆者が、唇の乾燥を招く3つのNG習慣をご紹介します。

■唇が乾燥する原因は?

唇のターンオーバーは、1週間から10日といわれています。上唇は主に「皮膚」に由来し、下唇は「粘膜」に由来するといわれるとても不思議な存在です。皮脂腺や汗腺がほぼ存在せず表面が非常に薄いため、こまめなケアはマストです。

また、毎日のちょっとした習慣が乾燥を招くこともあります。傷ついた場合の治りは早いですが、乾燥しにくい唇作りも必要です。

■クレンジングの見直しを

マスク生活が続くなか、大流行のティントリップ。唇の表面を染めて色を落ちにくくする仕組みは、とても便利ですよね。

そこでチェックしたいのは、きちんとクレンジングができているかということ。時間がたちリップ自体がすでに落ちているように見えても、色素が残っていることが多いのです。

特に40・50代は、縦ジワに色素が入り込みやすくなります。ポイントメイクリムーバーを使って、しっかりとオフしましょう

ピュアブルエ アイメイクリムーバー/イヴ・ロシェ

アイメイク用のリムーバーですが、落ちにくいティントリップを落とす際にも使えます。

フランス産の「ヤグルマギクエキス」をたっぷり使った保湿成分と、「マカデミアナッツ油」の2層式です。

筆者は、顔全体のクレンジングの前に、目元と口元のメイクを落とす際に使用しています。保湿されながらティントリップもスルスルと落ちるので、3本目のリピート中です。
(100ml 税込価格880円)

■油分の多いリップクリームだけの乾燥対策はNG

すでに乾ききってガサガサの唇に、油分だけを与えてもうるおいは持続しません。リップクリームの多くは、「ワセリン」「ミツロウ」「シアバター」などの脂分を多く含む原料で作られています。

スキンケアでは、まず化粧水で水分を補給し、その後フタの役割としてクリームや乳液を使いますよね。唇も同じで、乾燥が気になったら、まずは水分補給から始めてみてください。

コットンを低刺激の化粧水で湿らせてパックしてから、リップクリームを塗ってみてください。毎日のスキンケアに一工夫加えるだけでも、習慣性の乾燥が和らぐはずです。

メディコル スキンリピッド for リップ/ナノエッグ

「リピッド」は、脂質という意味なのだそう。ヒトの皮脂と細胞間脂質に似せて作られた成分のみで作られています。

はじめは固いテクスチャーですが、指にのせると体温でじわりと溶け出し透明に変わります。

唇につけると、ピタリと密着。ベタつかないので、メイク前や日中も使いやすいアイテムです。

筆者は、敏感肌用の化粧水で唇パックをした後に、水分を逃がさないよう必ず使っています。
(3g 税込価格660円/6g 税込価格1,200円)

■マスクの中での口呼吸が唇の乾燥の原因に

長く続くマスク生活。息苦しさのせいで、つい口呼吸をしがちです。口の中が乾くのと同時にマスク内の湿気が上昇し、マスクを外した時に一気に湿気が奪われ、唇の乾燥を招きます

些細なことの積み重ねで起こる唇の乾燥にも注意し、普段から鼻呼吸を心がけてください。

快眠鼻呼吸マスク/アルファックス

寝ている間に口で呼吸をしていると、唇と口の中が乾燥してしまいます。

こちらは、筆者が就寝中に鼻呼吸の習慣をつけたいと購入した愛用品です。途中で覚醒することも少なくなり、朝起きた時の唇の乾燥が気にならなくなりました
(全2色 税込価格1,078円(筆者購入価格))

唇の乾燥を招く、NG習慣を3つご紹介しました。40・50代でも、ふっくらとしたうるおいのある唇を目指したいもの。普段の心がけが見た目年齢を下げてくれます。

唇のチクチクした痛みや口角が切れてただれる場合は、乾燥が原因ではなく口角炎や口唇炎の可能性も考えられます。違和感をおぼえたり皮むけが長く続いたりする場合には、自己判断せずに皮膚科を受診してください。

(肌育美容家 今泉 まいこ)

元記事で読む
の記事をもっとみる