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香り高くサクサクおいしい"せりと桜海老のかき揚げ"

  • 2023.1.14

香りをいただくサクサクのかき揚げ。揚げ方のコツを覚えたら、お酒を準備してからいざ調理。熱々のうちに召し上がれ!日本酒好きに愛される鎌倉の居酒屋「おおはま」店主に、ちびちびやるのに最適なつまみを教えてもらいました。

香り高くサクサクおいしい"せりと桜海老のかき揚げ"

■“せりと桜海老のかき揚げ”のつくり方

桜海老の香りの中から時折、せりの根の歯ごたえと土っぽい力強さの香りが顔を出す。個性的な食材の香りを壊さない素直な旨辛口タイプの日本酒が合う。

おいしく飲むコツ!
具材を油に浮かべたら、中心を箸で軽く刺して空洞をあける。そうすると中心部までサクサクに仕上がる。塩は全体に薄くふりかけて。「うまからまんさく純米」とあわせるのがお薦め。


◇材料 (2人分)

せり:20g(根付き)
桜海老:4g(乾燥)
天ぷら粉:適量
塩:少々
揚げ油:適量


(1)せりをカットする
せりは長さ3~4cmに切ってボウルに入れる。根もそのまま混ぜる。

(2)桜海老を加える
1に桜海老と天ぷら粉少々を入れ、全体によくまぶす。

(3)衣をつくる
別のボウルに天ぷら粉と水を入れて薄めの衣をつくる。2に少量加えてさっくり和える。

衣をつくる
衣をつくる

(4)揚げる
鍋に3をお玉でそっとすくい入れ、中心を箸で軽く刺して空洞をつくりながら185~190℃の油で揚げる。

揚げる
揚げる

(5)仕上げ
よく油をきってから皿に盛り、塩をふる。

完成
完成

――教える人

「大濱幸恵さん「旬の菜と旨い酒おおはま」店主」

日本酒好きのオアシス「おおはま」を一人で切り盛り。全9席の小体な店ながら、その居心地のよさに阿佐ヶ谷から2014年に鎌倉に移転した今でも当時の客が通ってくるという。酒との相性を考えたさまざまな料理を出すため、仕込みからオペレーションまで日夜工夫を絶やさない。


※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ 豆皿つまみと小鍋つまみ」に掲載したものです。

取材:田中鮎美 撮影:鈴木泰介

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