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FIND YOUR SELF 私を育む美容 Theme#7

  • 2023.1.14

ヘア&メイクアップアーティストの草場妙子による「FIND YOUR SELF 私を育む美容」。それは画一的な美しさにとらわれず、ほかの誰でもない自分の心を豊かにするための美容。何が自分をよろこばせるか。考え、見極めることは人生をきっと豊かにする。この連載ではそんな想いを届けたいと思っています。

目の下にクマがあると、隠したいという気持ちから、コンシーラーでしっかりとカバーしなくては、と思いがち。ですが、濃いメイクをするよりも、もっと自然で、かつ崩れにくくする方法があります。

1. アイベースで土台作り。

まずは、メイクアップの前に、〈ボビイ ブラウン〉の「ビタエンリッチド アイ ベース」を、目の下にごく少量を薄くのばし、ひと呼吸置いて。このひと手間で、コンシーラーを繋ぎ留める土台が出来上がり、密着度がアップします。

2. コンシーラーで色調整。

次のステップは、〈ボビイ ブラウン〉の「スキン コレクター スティック」で部分的に色調整をします。茶系や濃いクマにはオレンジ系の「ピーチ」、肌色が明るく、青みのクマにはピンク系の「ビスク」を。この色調整のステップを踏むと、コンシーラーでクマがグレーっぽくくすんで悪目立ちするのを防ぐことができます。塗り方にはコツがあり、クマの色が気になる部分だけにジャストでなじませて。
その後は、自分の肌色に合うコンシーラーで整えます。みずみずしいテクスチャーで、薄づきなのにちゃんと色味がのり、目元にフィットする〈アディクション〉の「パーフェクト モバイルタッチアップ」がおすすめ。色展開が豊富で肌の色に合うカラーが見つかります。色調整した面積よりもオーバーさせて塗り、全体をなじませて。

3. パウダーで仕上げ。

あとは、最後の仕上げにパウダーを使います。〈ローラ メルシエ〉の「シークレット ブラーリング パウダー フォー アンダー アイズ」は超微粒子で粉っぽさを感じさせず、コンシーラーのフィット感をキープしてくれるアイテム。〈ローラ メルシエ〉の「カモフラージュパウダー ブラシ」を使い、コンシーラーを塗ったところに上から優しく置くようにのせたら、クマのカモフラージュが完了です。 こうして緻密なクマカバーをすることで、薄く崩れにくい仕上がりに。結果、厚ぼったさを感じさせない、いきいきとしたフレッシュな印象を与えます。

草場妙子 ヘア&メイクアップアーティスト

くさば・たえこ/ヘア&メイクアップアーティスト。雑誌や広告、CMなどでヘアメイクを手がける。著書に『TODAY’S MAKE-UP 今日のメイクは?』(アノニマ・スタジオ)。

カーディガン27,500円、パンツ19,800円(共にランバン オン ブルー︱レリアン 03-6834-7224 photo : Eri Kawamura hair &; make : Taeko Kusaba model : Ikumi Matsuki text : Seika Yajima

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