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ジェームズ・キャメロン監督、「世界中で映画館に人が戻った」

  • 2023.1.13
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James Cameron attends the world premiere of James Cameron's "Avatar: The Way of Water" at the Odeon Luxe Leicester Square on December 06, 2022 in London, England.

ジェームズ・キャメロン監督が、ストリーミング全盛期にあっても映画ファンは劇場での体験を望んでいることがわかったと明かした。このほど『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の世界興行収入が17億ドルに達し、歴代世界興行収入ランキング7位に浮上した。アメリカ国外でみると、興行収入は11億9000万ドルに及び、『アバター』(2009)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)、『タイタニック』(1997)、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)に続く歴代第4位につけた。キャメロン監督の3作品が、トップ5に入っていることになる。

ゴールデン・グローブ賞に来場したキャメロン監督は、『ヴァラエティ』のインタビューでこれを指摘されると「その視点では考えていなかった」とコメントし、こう続けた。「僕はこれを世界中で映画館が復活したと捉えました。コロナが大変な中国ですら映画館に人が戻った。社会全体が、『我々にはこれが必要だ! 映画館に行く必要があるんだ!』と叫んでいるのです。ストリーミングはもううんざりだ。座っているのに疲れた、とね」

なお、巨額の制作費がかかっている『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』だが、大ヒットを受けて収益化したとキャメロン監督は先日、テレビ番組「Who’s Talking to Chris Wallace?(原題)」の出演時に明かしている。「この後すぐに『アバター3』の戦略について、ディズニーの首脳陣と協議することになるはずだ。すでに全編の撮影が終わり、CGでマジックをかけるための編集作業に入っているところです。『アバター4』と『アバター5』はもう脚本があって、『アバター4』はいくつかのシーンの撮影も終えています。全シリーズが始まっている。これで、僕らの準備したサーガを全部作ることが可能になりました」

Text: Tae Terai

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