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男女500人に聞いた「親が亡くなったときに不安なこと」ランキング 3位「自分のメンタル」2位「不動産の処分・管理」…1位は?

  • 2023.1.13
親の死に対する“不安”は…
親の死に対する“不安”は…

いつか必ず訪れる、親との永遠の別れ。親が亡くなった際に各種手続きが必要になること、生活に変化が生じ得ることなどに対し、不安を感じている人も少なくないと思います。そんな「親が亡くなったときに不安なこと」について、AlbaLink(東京都江東区)が運営する“訳あり不動産”情報メディア「訳あり物件買取プロ」が調査を実施。その結果をランキング形式で発表しました。

「実家をどう扱ったらいいか…」との声も

調査は2022年12月、親が健在の人を対象に、インターネットリサーチで実施。計500人(男性224人、女性276人)から有効回答を得たものです。なお、回答者の年代は、10代1.0%、20代19.2%、30代33.6%、40代28.8%、50代15.4%、60代2.0%となっています。

3位は「自分のメンタル」(75人)です。「親と仲がいい」「親が唯一の身内」という人の場合、親が亡くなったときの喪失感はより大きいもの。「心のよりどころがなくなること(25歳男性)」「独身のため、家族がいなくなる(37歳女性)」「精神的に、親の死を乗り越えられるか心配です(42歳女性)」といったリアルな不安の声が寄せられました。また、「相談できる人がいなくなること」に不安を感じる人も多いようです。

2位には「不動産の処分・管理」(158人)がランクイン。「家の処分。田舎で不便な場所にあり、建物も古くなっているので売れないと思うから(34歳女性)」「地方に住んでいるので、家の処分に困ると思う。不便な場所で古い家なので、わざわざリフォームして住もうとは思わない(50歳男性)」など、「実家をどう扱ったらいいか分からない」という声が多数集まる結果に。地元以外に生活拠点がある場合、親の死をきっかけとして実家に戻るのが難しいケースもあるでしょう。売却を検討する際も、「郊外にあって古いから売れない」などの状態で困ることも考えられます。

そして、1位となったのは「相続・金銭面の手続き」(230人)でした。「相続について、きょうだいが多いのでどんな感じになるのかと思う(23歳男性)」「親が住んでいる家と土地が亡くなった曽祖父名義で、同じ敷地内に親戚宅も建っているために、土地の分割などの話し合いが必要になりそうで不安(39歳女性)」など、避けて通れないであろう「話し合い」や、それに伴って「親族間でモメそう」なことに不安を抱く人が多い結果に。また、「親の持ち家(貸している)と今、同居している家(夫と父の名義)があるので、相続税がいくらかかるのか不安(52歳女性)」など、税金に対する不安を持つ人が多いことも分かりました。

調査結果を受けて、同社は「死亡時の各種手続きをスムーズに進めるためには、『資産』『各種連絡先』『親の希望』などの把握が欠かせません」「終活でこれらを整理しておけば、親の死亡後に残された家族がやるべき『具体的なタスク』が把握しやすくなり、親子ともども不安が軽くなるはずです」とコメントを寄せています。

オトナンサー編集部

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