初売りセールでつい買いすぎた…「物が増えたとき」に実践したい整理術3選

年末年始のバーゲンは割引率の高さが魅力。つい買いすぎて「物が増えてしまった！」「家の中が片付かない……」とお困りの方もいらっしゃるのでは？
今回は、札幌在住・整理収納アドバイザーの筆者が、バーゲンでよくある失敗例と、物を買いすぎたときにおすすめの整理術をご紹介します。

失敗例1：手持ちの服に似たようなものを買ってしまった

好きな服は決まっていることが多く、気づかぬうちに色や形が似ている服を買っていませんか？ クローゼットにしまうとき、同じような服があることに気づくことも。

解決策：買った服と似たような形・色の服を手放す

新しい服を買うと、そればかり着てしまいがち。白ニットを購入したのなら、同じような白ニットを手放すのも一つの手です。

失敗例2：2点で10％オフのときは必ず買う

2点買うことが悪いのではなく、安くなるからと絶対に2点買っているのであればちょっと待って！ 1点目はすごくほしい服だけど、2点目はこれでいい服を買いがちです。タンスの肥やしになる確率が高くなります。

解決策：本当にお得か考える！

「2点買うと10％安くなる！」と思っていらないものまで買ってしまう気持ち、すごくわかります。筆者も必ず2点買っていました。

でも、あるとき気がついたんです。服は増えるのに、着たい服がないことに……。よく考えてみると、2点目は安くするために妥協して買っていることが多かったんです。いくら値引きされるからといって、着ないのであればお得ではないですよね。このことに気づいてからは、2点目も本当にほしいときだけ買うようになりました。

失敗例3：安さに惹かれて買ってしまう

「最大70％オフ！」と見るとほしくなりますよね。安いし、いつか使えそうだから買いたくなります。しかし実際には「いつか」「そのうち」では、着る機会がこないことが多いです。

解決策：家にある服に合う？コーディネートを考える

安いという理由だけで買ってしまうと、家にある服に合わずタンスの肥やしになりがちです。
「ほしい！」と思ったら、家にある服とのコーディネートが、3パターンは考えられる物だけにするなどマイルールを決めてみましょう。

まとめ

バーゲン中はどこのお店を見ても魅力的で、つい買いたくなります。でもタンスの肥やしを増やすことになってはもったいない！ 本当に必要か見極めて買うことで、クローゼットの中を自分の好きな服でいっぱいにできたら嬉しいですよね。そして、もちろん物を減らさず買い足せば、クローゼットはパンパンになります。バーゲンで服が増えたときこそ、見直しのチャンスです。ぜひご自身に合った方法を試してみてくださいね。

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文：佐藤ゆきこ（整理収納アドバイザー）
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【ライター：佐藤ゆきこ PROFILE】
元ストック大好き、超ズボラだった整理収納アドバイザー。第2子出産4か月後の夫の転勤で、子どもが増えたのに以前より小さいお家お引越し。そこで片付けを学び、モヤモヤが晴れていく。「片付けでお悩みの方にも、この気持ちを体感してもらいたい」という思いから活動中。

【画像】IYO、きまま、mstjahanara、momo、webweb / PIXTA（ピクスタ）