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丈夫だから長く着れて、かつオシャレ!ワークウェアの魅力

  • 2023.1.12

ゴールドハンターの泥除けウエアとして誕生した“オーバーオール” と、パラシュート用のユニフォームとして用いられた“ジャンプスーツ”。ルーツは違えど、徐々に増えた女性労働者たちによってファッショナブルさが加わったとされる、ちょっとした共通点が……!

オーバーオールにジャケットをオン!ちょっぴりラフなマニッシュスタイル

程よいハリ感と柔らかさが特徴の、チノクロスを使ったオーバーオール。フロントのエプロンポケットをはじめ、前後にたくさん収納箇所が付いたワーク感満載の仕立て。ジャケットやシャツを合わせたら、程よいカジュアルさが加わったマニッシュな装いの完成。

丈夫だから長く着れて、かつオシャレ!ワークウェアの魅力
出典 FUDGE.jp

オーバーオール¥42900 / MASTER&Co.(マッハ55 リミテッド)、ジャケット¥64900 / ts(s)(ティーエスエス 代官山ストア)、シャツ¥31900 /INDIVIDUALIZED SHIRTS(メイデン・カンパニー)、時計¥137500 / SEIKO(セイコーウオッチ お客様相談室)、ブーツ¥63800 / BEAUTIFUL SHOES(ギャラリー・オブ・オーセンティック)

オールカーキでミリタリー感を高めたら足元は黒いブーツで引き締めよう

身体のシルエットを拾わないルーズなシルエットが《ティーエスエス》らしいオールインワン。肉厚な生地で仕立てられた重厚感を、細かいストライプ柄が軽やかな印象へ導く。アイテムはカーキで統一した、ミリタリーライクなスタイリングが今の気分。オールカーキでミリタリー感を高めたら足元は黒いブーツで引き締めよう。

丈夫だから長く着れて、かつオシャレ!ワークウェアの魅力
出典 FUDGE.jp

ジャンプスーツ¥74800/ts(s)(ティーエスエス 代官山ストア)、フーディ¥12980 / BRING(ブリング エビス)、ハット¥27500 / TOUJOURS(トゥジュー 代官山ストア)、バッグ¥25300 / beautiful people(ビューティフルピープル 青山店)、ブーツ¥77000 /Paraboot(パラブーツ青山店)

 

優れた強度と軽さが特徴的なミリタリー生地を再現したライトジャーマンクロスのオーバーオール。サイドにあしらわれた大きなポケットと裾ボタンがワーク感を漂わせる。トップスにボーダーカットソーを組み合わせると、たちまちマリンな表情に大変身。

丈夫だから長く着れて、かつオシャレ!ワークウェアの魅力
出典 FUDGE.jp

オーバーオール¥37400、ニットキャップ¥7700 /ともにBLUE BLUE(ハリウッド ランチ マーケット)、カットソー¥20900 / CURRENTAGE(メルローズ)、シューズ¥28600 / Marbot(ギャラリー・オブ・オーセンティック)、メガネ/スタイリスト私物

 

軽量かつタフなコットン素材のオーバーオールは、胸元のジップ付きポケットと裾に向かって窄まるテーパードシルエットがポイント。「M-43ブルゾン」の生地を再現したハリのあるコットンオックス素材のブラウスを合わせて、ちょっぴりミリタリーがいい塩梅。

丈夫だから長く着れて、かつオシャレ!ワークウェアの魅力
出典 FUDGE.jp

オーバーオール¥42900/MHL.(エムエイチエル. 代官山店)、シャツ¥23100 / Nigel Cabourn(アウターリミッツ)、キャップ¥9350 / BLUE BLUE(ハリウッド ランチ マーケット)、シューズ¥6380 /CONVERSE(コンバースインフォメーションセンター)、メガネ/スタイリスト私物

 

ロンドンのスミスフィールド市場で働くブッチャー(肉屋)のためにつくられた、伝統的な“ブッチャーストライプ” が目を引く1 着。冬仕様の厚手な生地はまだ暑い! そんな時は必殺腰巻きの術。シルエットにメリハリができるし、こなれ感が出て一石二鳥……いや三鳥かも。

丈夫だから長く着れて、かつオシャレ!ワークウェアの魅力
出典 FUDGE.jp

ジャンプスーツ¥50820 / Yarmo(グラストンベリーショールーム)、ブラウス¥17600 / nicholson &nicholson(ニコルソンアンドニコルソン)、ハンチング¥9900 /(THE H.W. DOG&CO.)、ボストンバッグ¥5800 / OUTDOOR PRODUCTS(アウトドアプロダクツ カスタマーセンター)、シューズ¥15400 / MHL.(エムエイチエル. 代官山店)、メガネ/スタイリスト私物

 

1940 年代のアメリカ軍が着用していたデニムオールインワンがデザインモチーフ。開襟と比翼仕立てのシャープなつくりのおかげで、カジュアルになりすぎずスタイリッシュな着こなしが可能。ブルーのグラデーションを楽しめるよう、アウターにはデニムジャケットをチョイス。

丈夫だから長く着れて、かつオシャレ!ワークウェアの魅力
出典 FUDGE.jp

ジャンプスーツ¥39600 /JOHNBULL(ジョンブルカスタマーセンター)、デニムジャケット¥52800 /Another Aspeet(メイデン・カンパニー)、T シャツ¥6490 / çaqü(サキュウ ルームストア)、シューズ¥6380 / CONVERSE(コンバースインフォメーションセンター)、メガネ/スタイリスト私物

 

今や、ウィンターファッションの定番アイテムとされる“フィッシャーマンセーター”。元々はアイルランドやスコットランドに住む漁師たちが、冬の海の寒さを凌ぐために着用していた作業着がルーツ。アランセーターにガンジーセーター、フェアアイルセーター……それぞれの違いとよさをもっともっと知りたい。

今もなお、ハンドメイド仕上げにこだわる元祖フィッシャーマンセーター

英国産の羊毛を使用し、丁寧な生産工程を経て生み出される《ル トリコチュール》のセーターは、手触りのよさと保温性に長けている。今も変わらず、機械に頼ることなく手作業でつくられているというから驚き。そんな1 枚には、ニット素材合わせのワッチキャップを被って季節感を先取り!

丈夫だから長く着れて、かつオシャレ!ワークウェアの魅力
出典 FUDGE.jp

セーター(ビッグサイズ)¥34100/Le Tricoteur(ビショップ)、パンツ¥20900 /çaqü(サキュウ ルームストア)、バッグ¥20900 / SLOW(スロウ 自由が丘店)、ニットキャップ¥7700 / BLUE BLUE(ハリウッド ランチ マーケット)

 

ちら見せするだけでアクセントに!ポップでキュートなフェアアイル柄のベスト

1 年中冷たい風が吹き荒れる、シェトランド諸島で誕生したフェアアイルセーター。素材に使われているシェットランドウールは、厳しい環境下で育てられたことから、とてもあたたかく高い弾力性が特徴。首の詰まったクルーネックや手間がかかるシームレスの製法など、昔から変わらないディテールが愛らしい。

丈夫だから長く着れて、かつオシャレ!ワークウェアの魅力
出典 FUDGE.jp

ベスト¥26400 / LAURENCE J. SMITH(ビショップ)、ジャケット¥39380 / BEAMS BOY(ビームボーイ 原宿)、シャツ¥26400 / INDIVIDUALIZEDSHIRTS(メイデン・カンパニー)、パンツ¥19800/ BRING(ブリングエビス)、エプロン¥8690 /SETOUT(ヒマラヤ お客様相談室)、時計¥148500/ SEIKO(セイコーウオッチ お客様相談室)、シューズ¥77000 / Paraboot(パラブーツ青山店)、その他/スタイリスト私物

 

ケーブル編みのボリューム感を存分に味わえるアランカーディガン

その昔、漁業が盛んに行われていたアラン諸島が発祥地。縄柄やダイヤ柄などを組み合わせたデザインが特徴で、その模様は家によって異なり、家紋のような役割を果たしていたそう。そんなアランセーターがもととなった、リラックス感がちょうどいい《ハーベスティ》らしい1 着。T シャツの上にさらっと羽織って、アウターのように着こなしてみた。

丈夫だから長く着れて、かつオシャレ!ワークウェアの魅力
出典 FUDGE.jp

カーディガン¥30800 / HARVESTY(ハーベストムーン)、T シャツ¥4730 / BRING(ブリング エビス)、パンツ(ベルト付き)¥25300/MASTER&Co.(マッハ55 リミテッド)

 

 

photograph_Kojima Yohei(model),Suganuma Shotaro(item)
styling_Nakako Nao
hair & make-up_Ohgimoto Naoyuki 〈POIL〉
model_Kiki
edit_Nozaki Nanami 〈KIP Inc.〉
design_Yamamoto Katsura

 

FUDGE vol.231 2022年10月号より

 

 

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