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『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』ショート役のキー・ホイ・クァン、恩師スピルバーグ監督への「感謝の言葉」が泣ける【ゴールデン・グローブ賞】

  • 2023.1.11

映画『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』のショート役で知られる俳優のキー・ホイ・クァンが、ゴールデン・グローブ賞を初受賞。受賞スピーチで恩師スティーヴン・スピルバーグ監督に感謝する場面も。(フロントロウ編集部)

子役出身キー・ホイ・クァンが受賞スピーチで感極まる

大旋風を巻き起こしている映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(略称:『エブエブ』)で、主人公エヴリン(ミシェル・ヨー)の優柔不断な夫ウェイモンドを演じた俳優のキー・ホイ・クァンが、第80回ゴールデン・グローブ賞で映画部門の助演男優賞を初受賞した。

画像1: 子役出身キー・ホイ・クァンが受賞スピーチで感極まる

ご存じの方も多いと思うが、キーは子役出身で、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』や『グーニーズ』などの代表作で知られる。しばらくのあいだ表舞台から姿を消し、裏方として活動していたが、2018年に公開されたオール・アジア系キャストの異色のハリウッド映画『クレイジー・リッチ!』が異例の大ヒットを記録したことに感化されて、俳優業への復帰を決めた。

キーは受賞スピーチの際、まず最初に『インディ・ジョーンズ』と『グーニーズ』で一緒に仕事をしたスティーヴン・スピルバーグ監督に「私は、自分がどこからやって来たのか、そして最初のチャンスを与えてくれたのは誰なのか、決して忘れないように育てられました。今夜、ここでスティーヴン・スピルバーグ監督にお会いできてとてもうれしいです。スティーヴン、ありがとう」と感謝。それに対して、スピルバーグ監督は大きな拍手と投げキスで応じた。

続けて、子役として「選ばれたことをとても幸運に思っている」と語ったキー。うっすらと目に涙を浮かべながら、「大人になるにつれて、これでよかったのだろうかと思うようになりました。あれは運が良かっただけなのだろうかと。長いあいだ、自分にはもう何もないと思っていたのです。何をやっても、子供の頃の自分を超えることはできないと。ありがたいことに、30年以上経った今も、あなた方(『エブエブ』の監督であるダニエル・クワン氏とダニエル・シャイナート氏)は私のことを考えてくれていたのです。彼らはあの子のことを覚えていて、私に再挑戦の機会を与えてくれたのです。それから起きたことは、どれもすべて信じがたいことです」と話す姿を見て、会場にいた人たちも心を動かされている様子だった。

最後にキーとスピルバーグ監督のなつかしいツーショット写真(1985年撮影)を。

画像2: 子役出身キー・ホイ・クァンが受賞スピーチで感極まる

(フロントロウ編集部)

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