モラハラ夫と15年の結婚生活を送ったのち、離婚したRINさん。モラハラ夫との苦悩と忍耐の結婚生活とは……?当時、プロポーズと同時にバツイチであることを彼から告白されたRINさん。戸惑いはありましたが、彼を気に入った両親の後押しもあり、やがて入籍します。すると、夫となった彼は、穏やかな人だと思っていたのに、RINさんをバカにしたり、優位に立とうとしたりするように。さらに、仕事を突然退職し、のらりくらり過ごしている夫。結婚する前に仕事を辞めているRINさんは、家計が不安でたまりません。仕事を辞めて1カ月たった今日、通帳の残高は0円。RINさんは夫に仕事を選んでいる場合ではないと詰め寄りました。すると夫は……。
毎日、お昼まで寝ている夫に、職安へ行くよう促すと、夫は新聞の求人広告を待っているのだと主張しました。RINさんは、以前夫が職安に行きやすくなるから退職すると言っていた話はなんだったのかと呆れました。そして夫が退職してから1カ月。RINさんは生活できなくなるから早く働いてほしいと訴えました。
すると夫からまさかの返答が返ってきたのです――。
夫のコロコロ変わる主張
夫の退職から1カ月が過ぎました。通帳の残高は0円。RINさんは早く働かないと生活ができないと夫に訴えました。
すると夫から返ってきたのは、
「失業手当もらうから、まだ働かない」
という答えでした。
RINさんは
「失業手当って、あなた自己都合なんだから3カ月間はもらえないのよ。その間収入ないのよ?」
と言いました。夫は自ら退職しているなどの条件によって、制度上、退職後の3カ月間は給付されないのです。
夫は高い税金を払ってるんだからもらわないと損だとのんきな主張。さらにバイトをするからバイト代で、節約しながら乗り切ろうと提案してきました。
RINさんは節約にも限界があると反論しました。
◇ ◇ ◇
モラハラ夫さんは、職安にも通わず、仕事を選んでばかりいると思ったら、失業手当をもらうから当分は働くつもりがないと主張してきました。退職するときは「次をすぐに見つけるから大丈夫」だと言ってRINさんを安心させようとしていました。いろいろな考え方があるとは思いますが、その都度、言っていることが違うようです。ただでさえ夫が無職になって不安なのに、主張がコロコロ変わっていては、RINさんの不安も増してしまうばかりですね。
著者:マンガ家・イラストレーター RIN
2児男の子ママ。モラハラ夫と15年の結婚生活を経て離婚→18歳年下夫と子連れ再婚。モラハラ元夫との過去話や、現在の年下夫と子どもたちとの毎日をマンガ化しています。
ベビーカレンダー編集部