ついに白無垢姿で登場！ 『恋せよキモノ乙女』最新刊のおでかけスポットは？

2023年1月7日、恋とキモノに心ときめく物語『恋せよキモノ乙女』第10巻（新潮社）が発売された。

本作は、日本画家でもある山崎零さん作、着物スタイリストのコバヤシクミさんが監修を務めるマンガで、「着物でおでかけ」がテーマ。主人公の野々村ももが、亡くなった祖母から受け継いだ着物を着て、関西の名所やお店などを訪れる。

ストーリーの面白さだけでなく、東京国立博物館で開催された特別展「きもの KIMONO」や、きもの友禅が運営するオンラインおけいこ「tashinami」とのコラボ企画など、たびたび話題となってきた。

最新刊では、ももの結婚式が描かれる。今回も、素敵なおでかけスポットが満載だ。

■あらすじ

大阪で家族と暮らす、野々村もも。椎名さんとの結婚が決まり準備を進める一方、着物屋「猫の目」の三十五周年イベントも任されることに。初めての大きな仕事と結婚式の準備を張りきるももだったが、中々うまくいかず落ち込む日々。そんな彼女に椎名さんがかけた言葉は......。大阪・あべのたこやき、住吉大社、奈良・奈良公園、兵庫・SAKURAGUMIなど、関西の素敵なおでかけスポットが登場!! 人生の節目を迎えたももを描く、想い高まる第10巻!!

ももの結婚式を記念して、「着物でおでかけVlog」が京都きもの友禅のYouTubeチャンネルにて2023年1月6日より順次投稿される。

また、電子版には1～10巻に登場した全てのおでかけ先を紹介する最新版おでかけMAPを収録。なんと、その数60か所。

ゆかりの地がたくさんあるので、着物でお出かけしたくなるような作品だ。1月20日までは「くらげバンチ」にて、1～3巻までが無料で読める。聖地巡礼の前に、ぜひ。

■山崎 零さんプロフィール
やまざき・ぜろ／漫画家・日本画家。京都の芸術系の大学で日本画を学び、日展入選多数。