1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 寝つきの悪さや疲労感は「冷え」のせい?温活による体温アップで不調を予防!【体験談】

寝つきの悪さや疲労感は「冷え」のせい?温活による体温アップで不調を予防!【体験談】

  • 2023.1.9
  • 3738 views

私はこれまで、体が冷えるとか温めることについてまったく意識していませんでした。しかし、最近学び始めた薬膳で中医学に触れたことで「冷えは万病のもと」という言葉の意味を知ったのです。また冷えは、加齢によっても進むことも学びました。40代になり自分の体の疲れや凝りを敏感に感じるようになった今、その予防策として「温活」を始めました。これは私が日々の生活の中で、なぜ「冷え」を意識するようになったのか、そして「温活」を始めようと思ったきっかけについてのお話です。

平熱は35度台、不調を感じたことはなかったけれど

今でこそ平熱が36度以上ある私ですが、1年前は平均35度台でした。平熱が低いと36度後半でも体がダルくなって微熱状態に感じていたことを除けば、特に不調と感じたことはありませんでした。

ただ体温が低かったせいか常に手足が冷たく、布団に入っても足先が冷えて、なかなか寝付けないことがよくありました。そして冬になると、よく指先にしもやけを作っていたのです。

「冷え」について学び、すべてはそれが原因だったのではないかと考えるようになりました。「冷え」は肩凝りや疲れの原因にもなるそうです。40代という自身の体を見返したとき、やっぱり予防しなければと思い、意識して体を温める「温活」を半年前から始めることにしました。

ゆったりとした時間で湯船につかる

体が冷えないよう気を配ることもそうなのですが、まず見直したのはお風呂です。毎日湯船に入って温まっている……そう思っていたのですが、体の芯から温めるには入り方が問題でした。お風呂から出た直後は温かいものの、すぐに冷えてしまうのです。

湯船には入っていましたが、ゆっくり時間を取るのが苦手で、熱めのお湯にサッとつかることが多いからかもしれません。忙しかったこともあり、知らず知らずのうちに短時間で済ませるようになっていったのだと思います。

そこでとにかく長めに湯船につかることを意識しようと、まずは今までの湯船温度より1度〜2度ほど下げてみました。ゆっくり入ることで芯まで温まろうと考えたのです。「湯舟でゆっくり時間を過ごす」のがうまくできなかったので、スマホを持って入りYouTubeを見ながら湯船につかります。好きな動画を見ながらの時間はあっという間に過ぎてとても有効でした。

岩盤浴で温活!デトックス効果もバツグン

また温泉好きだったこともあり、よく行く温泉に併設されている岩盤浴へも行くようになりました。岩盤浴は50度前後で湿度の高い岩盤房で温められた石の上に寝転がって汗をかきます。ただゴロゴロしているだけで汗が出るのでとてもラクちんです。

始めたばかりのころは暑さに慣れずすぐに出てしまったり、汗もなかなか出なかったりと、これで効果が得られるのかなと思っていましたが、続けているうちに徐々に入る時間も長くなり、汗もかくようになりました。

温活を始めて思うこと

「温活」を意識し始めてまだ半年ですが、気付いたら平熱が36度台まで上昇していました。

夏はエアコンや冷たい食べ物で体を冷やしがちですが、それでもこの半年で平熱が上昇したということは、湯船にゆっくり浸かったり、体を温めることを意識するようになったおかげかな、と自負しています。

また、平熱が上昇したためか、足先の冷えは改善され寝つきが良くなるなどちょっとずつ効果を感じています。

まとめ

冷たいものではなく、温かいものを意識して食べたり、体を温める食材のしょうがや辛い物を使った料理を増やしてみたり、「温活」はちょっとした意識で始められます。

その効果が目に見えてわかる訳ではありませんが、「冷えは万病のもと」という言葉を教訓に、不調にならないよう備えのつもりで続けていきます。ゆっくりではありますが、体を温めることを意識してこれからも「温活」に励んでいきたいと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!


著者:くらげ

23歳社会人、専門2年、高2の娘を持つシングルマザー。本業の他に収入を増やそうと始めたWEBライターだが、時間の使い方がつかめず悪戦苦闘している。【自由と安定】を求めて絶賛精進中。


監修者:医師 こまがた医院院長 駒形依子 先生

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

元記事で読む
の記事をもっとみる